ケニア滞在、ボランティアツアーとして
国際協力・支援の現場をこの目で見て体感したいと思い、渡航を決意しました。2019年、大学2年の夏でした。 3週間の滞在で、一番の学びは、日本とケニアの「豊かさ」の価値観の違いです。 ケニアの街、特にマーケットを歩いていると、人々の表情や雰囲気が朗らかで暖かい印象を持ちました。日本の方が産業的には発展していると思いますが、それだけでは測れない、豊かな印象が残っています。 マサイマラ国立公園のサファリも訪れました。一面のサバンナに、今まで動物園でしか見たことが無かったシマウマや、ゾウ、キリンら野生ありのままの姿を見ることが出来ました。 写真には撮れていないのですが、もう一つ、印象的な出来事が街で見た薬物中毒のストリートチルドレンです。その場で、薬物を取り上げるだけでは何の解決にもならない社会構造的な問題。自分の無力さに痛感し、当時共に滞在していた日本の友人と議論を交わしたことは今でも覚えています。