大阪大学大学院 / 人文学研究科芸術学専攻博士後期課程
「⽯内都の写真における「⾝体性」と「親密さ」——〈Chromosome XY〉(一九九一—九五年)を起点として」
美学会誌『美学』に投稿、査読を経て採択され、著者校を待機している段階。2026年6月の78巻1号に掲載予定。 概要:修士論文の内容及び第75回美学会全国大会での発表をもとに執筆。石内都《Chromosome XY》が石内の他作品に比べほとんど注目されてこなかった事実を指摘し、本作を石内作品の「身体性」と「親密さ」という特性の起点として位置付け再評価を試みた。また、本作の評価がこれまで不十分であったことの背景についても考察し、男性の身体表象に内在する社会的制約を示すフェミニスト的達成としても捉え直した。