早稲田大学 / 国際教養学部
室内水耕栽培システムの設計
日本を訪れた時、食べ物の鮮度の良さに衝撃を受けました。シンガポールの土地は狭いため、畑や農場、牧場などはありません。私は、遠い国から届いた輸入品の食料をいつも食べていました。新鮮な生鮮食品を口にする機会は少ないでした。 そこで昨年、どうすれば狭い室内でも野菜を育てることができるのか、真剣に考え始めました。いつか母国でも自由に野菜を栽培するために、私は様々な研究論文を熟読し、水耕栽培の技術を学びました。そして、水耕栽培と最新のLED技術を駆使すれば、限られた空間でも大量の野菜を栽培できると分かりました。バジルをはじめとした様々な野菜やハーブの室内での水耕栽培に成功しました。それだけでなく、水耕栽培システムも自分でデザインしました。昨年の夏、シンガポール国立大学から授与された同システムは、商品化か決定しました。今夏に発売予定です(詳しくは highrise-habitat.com まで)。