立命館大学 / 国際関係学部 国際関係学科 グローバルスタディーズ専攻
みらいゼミ:日本の学校の‘窮屈さ’を分析する
この自主ゼミでは日本のライフコースの狭さを問題として捉えた上で大学教育にどの様な問題点があるかを議論した。結果、この問題は学校だけにとどまらず、社会における「自由」に関する議論と近代社会におけるネットワークの衰退へと焦点があてられた。つまり、強い地域や友人関係のサポートネットワークがあれば多少は自由に自分の夢を追い求めても失敗した時のリスクが小さいが、弱いサポートネットワークを持つ若い世代にとっては就職が出来なかったときのリスクが「職も友達も無い絶望的な状況」であり、学びの主軸が「やりたい」ではなく「就職(安定した収入)の為」となってしまう。