環境機器株式会社 / 代表取締役
「虫オタク」が躍動 20年間増収増益し続ける究極の組織とは | 環境機器 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
FORBES JAPAN主催、2023年のSMALL GIANTSの一社に選んで頂きました。
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環境機器株式会社 / 代表取締役
これ、真面目に思っています。小学生の時に担任の先生から「片山くんは良くできるのだから、他人のためになりなさい」と言われて腑に落ちました。家業を営んでいた父親には「継ぐなら孫にして。僕は世界平和を実現するから」と言い放っていた、生意気な子どもでした。紆余曲折あって家業を2000年に継ぐことになりましたが、やっぱり僕のフィロソフィは利他主義。社員を幸せにし世界に貢献することしか興味ない。
地域の水球発展のため、一般社団法人茨木ウォーターポロクラブを立ち上げ、理事長を務めています。全ては水球から学べます。
たまたま関わることになった防虫業界。どうせならやれるところまでやりたいと思います。防虫のDX化や、防虫業に関わる人を幸せにしたい。世界を見れば昆虫媒介の感染症で命を落とす人も沢山いる。防虫と世界平和というライフワークが近い将来接点を持ちそうで楽しみです。自然の流れで?上場も目指すと思います。
二代目社長として2000年から社長を務めています。利他の心の経営で、20年以上増収を続けており、ニッチな業界ではありますが市場シェア50%となっています。
仕入れ先のマレーシア企業を買収しました。初めての海外企業買収でしたが、製品もスタッフも長年の付き合いなので心配なし。
後継者がいない、取引先の社長から頼まれてお引き受けしました。やるべきことをやり、改善した成果は社員に還元すると宣言して会社はだいぶんと風通しも業績も良くなりました。
防虫DXの極め付け技術であるペストビジョンを開発し、世界の防虫企業の生産性を上げるため、大手メーカーと合弁会社を設立しました。世界にこの技術を広めていきます。
一戸建て木造住宅の長期修繕計画の実行を行う、約100社からなる全国ネットワークを立ち上げました。「住まいを資産に。」がキーワードです。
途上国を中心に国際支援活動を行っています。現在は、ルーマニア拠点でのウクライナ支援、ヨルダンでの青少年更生施設への支援、アフガニスタン支援などを実施中。東日本大震災の時には、当社がリーダーシップを取り、日本ペストコントロール協会と連携して大規模な防疫プロジェクトを行いました。
ルーマニア拠点で、戦禍のウクライナへ物資支援を開始。
イギリスの大学院修士課程で念願の開発経済学を学びました。各国から留学してきた学生たちとの付き合いを通じ、様々な考え方に触れることが出来ました。研究も頑張り、博士課程位もこの後2年在籍することになります。(途中で辞めましたが。)
発展途上国の開発問題に関わりたいという気持ちを抑えられずに銀行は退職、途上国の経済発展を研究するために、通産省(当時)の外郭研究機関が開設していたコースに入学しました。開発の基礎を学んで翌年からの留学資金を得ることになりました。
京都支店に配属され、個人金融、法人融資など金融の基礎を学びました。毎日黒塗りのハイヤーに乗せられ、融資先の中堅企業を訪問する毎日。何も分かっていない若造に、取引先の社長や担当者は丁寧に対応して頂けました。これも大銀行の力。自分の力で世の中を良くしたいという気持ちが沸々と湧いてきました。
子どもの頃から世界平和に関わりたいと考えていたので、将来は外交官になって国連などの機関でアフリカなどの途上国で働きたいと考えていました。1年間の予備校生活を終え、受験が終わった帰り道に国際政治の本を買いに行くなど、大学でやっと本当の勉強が出来ると思いました。3回生の時から外交官試験(当時)の勉強会に入って、志を同じくする友人たちと切磋琢磨の毎日。この経験は楽しかったし、今でも付き合いは続いています。
大して泳げないのに水球部に入部し、毎日地獄のような生活を送りました。3年かけてチームの底辺から頼りされる選手へ成長し、ゲームメーク、限られた人材で戦うチームワークなど、人生の全てのレッスンはこの時の強烈な水球でのゼロイチ体験から学んだと思っています。
環境機器株式会社 / 代表取締役
FORBES JAPAN主催、2023年のSMALL GIANTSの一社に選んで頂きました。