飯田グループホールディングス株式会社 / 代表取締役社長
【研究開発】I.D.S工法
当社オリジナルの2×4工法を開発しました。 2×4工法とは、世界共通規格である断面サイズ2インチ×4インチの木材を使用した工法です。世界的に見ると、材料の加工が長さ方向の切断のみで済むことからこの工法が普及していますが、壁や床の施工に関して現場で行う工程が多く、組み上げに時間がかかります。一方、我が国において主流の木造軸組工法は、短期間での組み上げが可能である反面、柱と梁、梁と梁の接合部を「刺さる」「噛み合う」ように加工する必要があり、海外においては調達が難しいという課題がありました。 当社が開発したI.D.S工法は、海外での調達が容易な2×4工法の規格材を使い、長さカットのみのシンプルな加工でありながら、木材を重ねることで木造軸組工法のような「刺さる」「噛み合う」形状をつくり、短期間での組み上げを可能にしました。