日研トータルソーシング株式会社 / 保全事業部
IoT化により工数削減に貢献
工場ロボットのIoT化に伴い、ロボットの動作制御プログラムの追加・調整・テストを担当しました。対象となったのは、工場内に約400台以上あるロボットが、自ら減速機の劣化状態を診断するための動作制御プログラムです。 IoT化の結果、これまで人が対応していた点検・診断作業が不要となり、年間で約630人日分の工数削減に貢献しました。作業負担の軽減だけでなく、点検の抜け漏れ防止や、安定した設備保全にもつながっています。 この取り組みでは、単にプログラムを追加するだけでなく、既存の動作に影響を与えないことが重要でした。ロボット同士の動作が干渉したり、想定外の動きを起こしたりすると、生産停止や事故につながる可能性があるためです。そのため、制御プログラムを細かく観察しながら、動作の順序やタイミングを調整し、問題が起きないよう慎重に設計しました。 また、ロボットごとの特性や動きの違いを理解する必要があったため、日々の業務を通じてロボットの構造や挙動への理解を深めることを意識しました。テスト工程では、実機での動作確認を繰り返し行い、異常が発生しないことを確認した上で現場への展開を進めました。 この経験を通じて、大規模な設備を前提とした制御ロジックの調整力や、現場の安全性と安定稼働を最優先に考える姿勢を身につけることができました。システム全体への影響を考慮しながら改善を行う力は、エンジニアとしての基礎力につながっていると考えています。