株式会社クレオ / フリーランス
プレイングマネージャ(契約社員)
- プログラマー(RonR)、コードレビュー、開発チームのマネージメント、他部署からの問い合わせ窓口、外注管理 - スクラム・8名、ほか営業、SE、サポートなど約30名 - 開発チームのプレイングマネージャとして、プロダクト全体を左右する職責で従事した(2011年5月までフリーランスのプログラマーとして参画していた) ▼目的を達成する上での課題 自社製品とは言え、収益の大半をカスタマイズ案件が占めるため受託開発に似たプロダクト。ユーザー企業ごとに個別の機能追加・変更、オリジナルデザインの適用などがあり、ソースコードのバージョン管理が複雑さを極めた。また、従来からある仕様の複雑さも併せて、Q&Aを受けたサポートチームとのやりとりもスムーズではなかった ▼課題に対して取り組んだこと 各カスタマイズ案件で実装したスペシャルな機能の中から、masterに入れても良い機能を選別して取り込むことを継続的に行った。これに際し、あるユーザー企業からお金を頂いて実装した機能が、別の企業も利用できるようになることの問題と、masterのデグレーション問題とがあったが、これらを地道に解決しながら進めた。 また、開発メンバーが交代で島根県松江市の某社に出張を繰り返し、Rubyコミッターとのペアプログラミングを通じてRSpecを習得。ブラウザテストも習得して、自身の経歴上初となる継続的インテグレーションを実現。仕様を共有するため、E2Eテストのシナリオを非開発者にも読んでもらうよう働きかけた ▼成果 問い合わせ対応、バグの原因調査と修正、バージョン管理の煩雑さ、リリース用branchを作る際のヒューマンミスなどが軽減できたため、機能追加に割く工数が増加しプレスリリースにもリズムが生まれ、予定通りに新機能をどんどん提供できる体制が構築できた。ユーザー向けイベントも定期的に開催できるようになり、プロダクトがどんどん健全化されていった