日本調剤株式会社 / 薬剤師、店舗責任者
スタッフ教育
他店舗から異動してきた50代のベテラン薬剤師に、未経験だった処方箋入力業務の指導を行いました。 【なぜ入力業務が必要か】 本来は医療事務が行う業務ですが、私の店舗では医療事務が不在の時間が多くあり、入力業務を含めて、薬剤師1人で店舗を運営する必要があるからです。 【工夫したこと】 ・入力業務に専念する時間を確保し、他の業務は別のスタッフが担当することで、経験を積む機会を与えました。また、「入力業務ができるようになること」の重要性をスタッフ全員で共有し、全員で協力し合うサポート体制を整えました。具体的な指導は一対一で行いました。 ・継続的なコミュニケーションを通じて、不明な点や将来の成長に向けたアドバイスを行いました。また、不明点があったとき、1人で悩み作業が止まっている様子が見られたので、「随時疑問点を聞いてください」と伝えました。「なぜできないのか」「何がわからないのか」を明確にするために、実際の作業を確認した上で、フィードバックを行いました。 【結果】 まだスピードは遅いですが、一人で入力業務をこなせるレベルに成長しました。今後は、正確かつ迅速な入力方法について指導を続ける予定です。 【学び】 年齢や経歴に関係なく、共通の目標を持ち、コミュニケーションを重視することがチームの成長に不可欠であるということです。時間のかかることでも、必要な時は人員と時間をかけてチームとして進めることが重要だと学びました。