株式会社エー・ピーホールディングス / 営業部・店長
ノルマの本質を落とし込む|施策実行力
会社員である以上は、本社から降りてきた施策をやらなければいけません。 目標獲得数が決まっていて、それを追いかける。いわゆる「ノルマ」です。 ただ、「やらされごと」ではアルバイトは取り組んでくれませんし、私も気持ちよく営業ができません。 お客様に売りつけてしまうという罪悪感もあります。 そこで施策が「何のためにやるのか」「これをやることによってどのような影響があるか」「これをやらないとどうなるか」を考え、それをアルバイトに落とし込むようにしました。 結果施策実行力の高さが評価され、事業部の好事例として他事業部で紹介されました。 【例】 施策:アプリの獲得数を増やす 何のために:お客様にまた来てもらうため。お客様がスマホを見るたびにお店に来たことを思い出してもらう。次回来店の特典を使ってもらうための再来を促す。 これをやる影響:【アルバイト】どのタイミングでお客様に声をかければアプリを入れてもらえるか、見極めるようになる。アプリを入れたい、と思わせる接客をするようになる。アプリを入れてくれたお客様がまた来たときに嬉しい。 【お客様】スマホを見るたびにお店を思い出す。来店特典を使おうとまた来てくれる。 【自分】獲得数=接客の質、であるため、どこに店の課題があるのかわかる。課題を修正して、売上が上がる。 これをやらない影響:お客様が次回の特典を使えず損をする。お客様が違う塚田農場に行ってアプリの紹介を受けたとき、「あの店では紹介してくれなかった」と自店の評判が落ちる。いい接客を目指さなくなるので、接客の質が落ちて結果売上が下がる。