脱成長(ダウンシフト)のとき
私たちのスローガンはむしろ、「より良く生きるために、働く量を減らそう」ということなのです。(本文より) より豊かな生活を求めて「経済成長」を続けてきた現代社会。しかし、行き過ぎた経済開発は自然環境を破壊し、より多く働くことを強制づける資本主義によって人びとの生活時間も労働に圧迫されつつある。 このまま「経済成長」を維持することはできるのだろうか。仮に続けられるとして、それが未来のためになるのだろうか。 人間としての豊かな生活とは何か。「脱成長」の旗手ラトゥーシュとアルパジェスが「脱成長」のエッセンスを解説し、「成長」からの決別を説く。