大阪芸術大学 / 芸術学部アートサイエンス学科
個展「Good Morning」
個展を開催。筐体制作、衣装制作、システム設計、会場選び空間構成を行った。 【作品概要】 死後の復活のために肉体を保存されたエジプトのミイラが、博物館の展示物になっている一方で、現実世界においても冷凍保存やコールドスリープを望む人々がいる。 本作品は、冷凍保存された人間が展示物として消費される未来を「鑑賞側」と「展示側」の双方向から擬似体験する作品である。スペキュラティブデザイン的な側面から、冷凍保存された人間が生きたまま美術館に展示されるという起ってしまう可能性のある未来を現代で作りだし疑似体験することで、仮死状態の人間の人権、死生観、科学技術への新しい価値観に思いめぐらせる。