視覚障がい者セーリング支援アプリの開発・運用
視覚障がいをお持ちの方がセーリング(ヨット競技)を行うのを支援するスマートフォンアプリを開発しました。競技中、指定されたマークまでヨットで向かうとき、音声で方向ナビゲーションを行うことで、走行を支援します。マークは風や波の影響で位置が変わるため、最新の位置情報をリアルタイムに選手スマートフォンに送信します。実際に大会で使用していただき、競技をサポートすることができました。 〈開発人数〉 7名 - 実装: 1人(私) - プロジェクト管理: 1人 - テスト: 他の方(6名) 〈私の担当〉 全ての実装 〈使用技術〉 モバイルアプリ(Android): Dart / Flutter / Riverpod / Firebase Crashlytics フロントエンド(Webアプリ): TypeScript / Next.js(React) / Tailwind CSS / Cloudflare Pages バックエンド: Go / Gorilla WebSocket / Gin / Cloud Run / BigQuery ツール: Git / GitHub / Figma 〈意識していること〉 ・説明書を見なくても使用できるデザイン設計(トップページからワンクリックで操作完了できるように) ・ネットワークが途絶えても、レースを続行できるような実装 〈学んだこと〉 ・早期にプロトタイプを作り、現地テストを行うべき ・使用者(視覚障がい者)と積極的に意見交流すべき ・急な仕様変更に備えて、シンプルな実装を心掛けるべき