若手が成長するために最適な環境がある!コンサルタントの役職とは? | 社員インタビュー
今回はZEINに新卒入社された3年目コンサルタントの濵岡さんにインタビューしました。参画されたプロジェクト内容や、業務内容、今後についてなど、さまざまなお話を伺いました。ぜひ最後までご覧ください...
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今回は、コンサルタントとして活躍されている濱岡さんにインタビューしました。
社会貢献に関心をもったきっかけ、コンサルタントの視点から見た社会貢献など、さまざまなお話を伺いました。
ぜひ最後までご覧ください。
・きっかけはIT格差への関心
・直接的にも間接的にも社会貢献ができる
・コンサルタントの強みが活きる瞬間
・生活のなかの社会貢献
濵岡聖朗(はまおかまさあき)
中央大学商学部経営学科を2021年3月に卒業。
2019年8月よりZEINへインターン生として参画し、インターンチームのリーダーとして新卒採用業務に従事したのち、2021年4月に新卒入社。
大学でジビエ産業の未来に関する講演を受けたことがきっかけです。講演を通して、ジビエ産業は着々と成長している産業である一方で、衛生管理がアナログで行われていることをはじめ、ITの導入に課題があることを知りました。
私は以前から、「都市部と地方のIT格差を是正したい」という想いを抱いていたため、この課題を自分の手で解決したいと考えました。そこで、ゼミ活動の一環として、ジビエ処理加工施設の衛生管理システムの開発・導入を行いました。
主に2つありました。
1つ目は、IT導入の価値を理解してもらうことです。
ITを活用せずとも業務を遂行することができていたため、あえてITを導入することの価値を理解してもらうことは非常に困難でした。そこで、現地に足を運び、直接的なヒヤリングを通して、現状の課題やニーズを突き止めました。そして、ヒヤリングの結果を考慮しながら、具体例や成功事例を提示することで、ITを導入することの価値を理解してもらいました。
2つ目は、ユーザーの視点を持つことです。
従来のジビエ処理加工施設では、紙を用いての衛生管理が行われていました。そこにシステムを導入し、データを一元管理をすることで、業務の効率化が図られると想定していました。しかし、実際には、ユーザーが慣れないシステムを扱うことに苦戦したため、業務が効率化されるまでに、想定以上の手間と時間を要することになりました。
この経験から、たとえ導入するシステムが優れていても、ユーザーにとって必ずしも有効な手段になるとは限らないことを学びました。また、システムを「誰が使うのか」、「どのように利用してもらうのか」までを考えること、言い換えると「ユーザーの視点に立つこと」の重要性を認識するきっかけになりました。
コンサルタントは、公共向けと民間向けのプロジェクトにおいて、社会貢献に携わることが可能だと考えています。
公共向けのプロジェクトは、目的が「社会全体の利益追求」であるため、社会への貢献を直接的に実感することができます。
例えば、私が参画していた「スマートシティプロジェクト」では、持続可能な都市の構築や市民の生活の質の向上を目指していました。プロジェクトを通じて、社会課題に取り組む自治体と事業者を支援することで、その先に暮らす住民の価値創出にも貢献することができたと感じています。
一方、民間向けプロジェクトでは、顧客企業の成長と競争力強化を支援することで、間接的に社会へ貢献しています。
一見、企業への貢献と社会貢献にはつながりがないように見えますが、プロジェクトの末に、業績向上や競争力強化が実現される場合、新たな雇用の創出や経済の活性化など、長い目でみると社会貢献につながっています。
以上のことから、コンサルタントは、顧客企業のビジネスの成長と同時に、社会貢献にも携わることができると考えています。
濱岡さんが参画されたプロジェクトの内容について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
社会に対してポジティブな影響を与えられることに強いやりがいを感じます。
前述の通り、コンサルタントは、顧客企業や組織の発展に貢献するだけでなく、地域や社会全体の発展にも関与することができます。コンサルタントとしてクライアントに提供する付加価値が、結果的に社会貢献につながる、その貢献度合いの大きさや意義を感じることが、そのままやりがいに直結しています。
また、複雑な問題に取り組むことにもやりがいを感じました。
公共向けのプロジェクトに関しては、複雑な社会課題の解決を目的とすることから、多くのステークホルダーが存在します。さまざまな立場のステークホルダーの関係性を理解・考慮したうえで、提案にむけたアプローチをすることに難しさを感じましたが、同時にコンサルタントとしての大きなやりがいを感じることができました。
1つ目は、本質的な課題を見極めることの重要性です。
組織や社会における課題は、高度かつ複雑に絡み合っています。そうした課題を解決していくためにも、本質的な課題は何かを見極め、効果的な解決策を見出すことが重要であるということを学びました。
2つ目は、課題を多角的に捉えることの重要性です。
先ほどお話ししたように、特に公共向けのプロジェクトでは多くのステークホルダーが存在しますが、立場によって意見や価値観はさまざまです。そのため、関わるステークホルダーそれぞれの視点から、課題を多角的に捉えることが重要です。例えば、先ほどのスマートシティプロジェクトでいえば、プロジェクトを推進する自治体とその都市に住む住民、プロジェクトに参画するベンダーの視点から、都市の抱える課題に対して、どのようにアプローチしていくかを検討していきました。
学生時代は、コンサルタントはクライアントだけに寄与する存在だと考えており、社会貢献できる職業だとはあまり思っていませんでした。しかし、コンサルタントとして公共・民間プロジェクトを経験することで、直接的にも間接的にも社会に寄与できるというイメージに変わりました。
またプロジェクトを通して、社会貢献のためにコンサルタントの強みを活かせる瞬間が多くあることも実感しました。例えば、コンサルタントとしての幅広い経験から得た豊富な知識や高い専門性、課題解決力といった強みです。さらに、継続的なパートナーシップを確立し、長期的な戦略や計画策定の支援、社会課題の根本的な解決に向けた取り組みを推進できる点もコンサルタントだからこそできる強みであると感じます。
コンサルタントとして取り組める社会貢献の範囲は、所属するコンサルティングファームの特徴に左右されると思います。
例えば、民間企業向けのプロジェクトにフォーカスしている場合、直接的に社会貢献に取り組むことは難しいかもしれません。
また、企業の規模によっても、携われる社会問題の規模が異なる場合があります。
このように、働くうえで社会貢献を重視するのであれば、強みや規模を、十分に調べてから会社を選ぶことが必要だと思います。
スマートシティの取り組みにチャレンジしたいです。
スマートシティは、日本国内のみならず、世界的に注目されている取り組みであり、今後のまちづくりの基本となる重要なテーマです。そのような社会的意義の大きいテーマにコンサルタントとして携わっていきたいです。
またその際には、スマートシティに携わった経験を活かしていきたいと考えています。もちろん、地域や自治体によって解決すべき課題は異なるため、以前の経験がどれほど活きてくるのかはわかりません。しかし、課題を抽出するアプローチの手法や課題解決のプロセスなどを応用することは可能だと思いますので、こういった横展開が可能な経験・手法を活かしていきたいです。
「社会貢献」というと、社会全体の利益のために企業や組織が行う大規模な活動を指すことがあるため、多くの方が壮大なものを想像すると思います。しかし実際には、社会貢献はハードルが高いものではありません。なぜなら、社会の利益に役立てる行為であれば、すべて社会貢献と捉えることができるからです。例えば、ゴミをリサイクルすることは、環境保護という社会貢献の一環になりますし、アルバイトをすることは、アルバイト先企業の利益に貢献し、経済活性化の一因になります。
企業や組織が行っている社会貢献は、貢献の規模が大きくなっただけで、「社会にとってポジティブな影響をもたらす行為」という最も本質的部分は、みなさんが生活のなかでしている貢献活動と共通しています。
このように、生活の一場面を切り取ってみると、社会貢献をしている瞬間は必ずあります。そのため、社会貢献に関心を持ったならば、まずは社会に少しでもポジティブな影響を与えられるようなアクションをしてみてください。その上で、働くなかでも社会貢献を経験したいと思ったならば、直接的にも間接的にも社会貢献に携われるコンサルタントを、ぜひ将来の選択肢に加えてみてください。
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