マッチングプラットフォームのゼヒトモ、11億円のシリーズCの資金調達を完了
株式会社Zehitomoのプレスリリース(2024年4月17日 09時00分)マッチングプラットフォームのゼヒトモ、11億円のシリーズCの資金調達を完了
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000026982.html
4月17日のゼヒトモプレスリリースをご紹介いたします。
(このコンテンツはPRTIMESにて初出、Wantedlyに転記したものです。)
マッチングプラットフォーム「ゼヒトモ」を提供する株式会社Zehitomo(本社:東京都千代田区、代表 取締役:三浦雄一郎、以下「当社」)は、Darwin Venture Management、株式会社Kakao Investment、 株式会社DG Daiwa Ventures、株式会社環境エネルギー投資、りそなキャピタル株式会社、および複数 の投資家を引受先として、第三者割当増資ならびに他金融機関の融資を含めて、総額11億円の資金調達 を完了したことをお知らせします。
株式会社Zehitomoは、2015年よりマッチングプラットフォーム「ゼヒトモ」を開発・運営しています 。リフォームを中心とし、その他、ヨガレッスン・出張カメラマン・雪かき代行・ペットのお世話等の 、地域の暮らしに密着したローカルサービス市場のオンライン化を推進し、中小事業者やフリーランス の課題解決に努めてまいりました。 ※ローカルサービスとは、地域密着型でサービスを提供するビジネス全般のことを指し、日本での市場 は約30兆円にものぼります。
地域で開業した事業者の大きな課題として、集客・販路の開拓が挙げられます。リフォーム業界を例に すると、事業者情報のオンライン化を促進する余地が未だ大きく、「技術を持っている事業者でも集客 ・販路が開拓できない」「依頼者は良い事業者を探せない」という状態が継続しています。
Zehitomoはこの問題に向き合い、「ゼヒトモ」プラットフォームを利用する事業者数は延べ10万人・登録ユーザー数100万人にまで成長致しました。2023年においては、UI/UXを大幅に見直し、事業者と依頼者のコミュニケーション開始率を1.5倍に改善。また、ホーム領域の依頼数拡大にも注力し、依頼数は前年比2倍に拡大しています。今回の資金調達によりZehitomoプラットフォームのUI/UXを更に進化させ、統合的なマッチングサービスとして、これからもローカルサービス市場全体の改善に取り組んでまいります。
下記の投資家および他金融機関より、総額約11億円の資金調達を行いました。今回、リード投資家として台湾のDarwin Venture Managementに参画いただき、韓国のKakao investment、りそなキャピタルとともに新規の引受先となりました。また、シリーズBに続いて、DGDVと環境エネルギー投資に参画いただいています。
・新規投資家
Darwin Venture Management
株式会社Kakao Investment
りそなキャピタル株式会社
・既存投資家
株式会社DG Daiwa Ventures
環境エネルギー投資
達盈管理顧問股份有限公司 (Darwin Venture Management)
Founding Partner, Simon Fang 氏、Japan Representative, Kazuaki Konno 氏
達盈管理顧問股份有限公司 (Darwin Venture Management)は、株式会社Zehitomoに対してリード投資家として初めての出資を行いました。
我々が創業者のジョーダンとジェームズに出会ったのは、2019年のことでした。彼らは日本の金融業界でキャリアを積んだ後、生まれながらの起業家精神、日本の社会と文化への深い理解、そして日本市場への洞察、それらをもって、日本の需要にマッチしたプラットフォームを立ち上げました。また、CEOである三浦氏は、国内外有数の大手企業で取締役を担ってきた、経営改革のスペシャリストです。
この経営陣に率いられた強力なチームにより、Zehitomoは、10万人以上のプロと、100万人以上の依頼者をもつプラットフォームへと成長を遂げています。Zehitomoがターゲットとしているローカルサービス市場は、デジタル化が進んできたもののまだ途上であり、大きなビジネスチャンスが存在しています。我々は、今後Zehitomoが、「やりたいことを当たり前にできる」生活を人々に提供し、業界を牽引するリーディングカンパニーへ成長すると確信しております。
日本国内のみならず将来の海外展開も含めて、Zehitomoの成長を、DG Daiwa Venturesや環境エネルギー投資、りそなキャピタル、Kakao Investmentといった、国内外を代表するVCの皆様と一緒に、Darwin Venture Management一丸となってサポートしていけることに今からワクワクしております。
Kakao Investment
Team Lead Hyochan Choi (Mike) 氏
今回、ゼヒトモに株主として参加でき大変嬉しく思っております。ゼヒトモのMissionは「やりたいことを当たり前にできる社会の実現」です。どんどん加速してくAI技術の発展により、あらゆる分野でアナログ社会のデジタル化を実現させることが重視されてきました。その最前線でゼヒトモは、日本を代表するバーティカルプラットフォーマーへの挑戦を始めようとしています。
Kakao investmentは、世界中でAI、PlatformやContents領域等のスタートアップを支援しており、これまでのグローバル投資から得たKnowledgeやNetworkをフル活用し、ゼヒトモの挑戦を応援していきます。今回が日本国内での初投資であり、今後も日本のスタートアップシーンにも進出いたします。これからの日本スタートアップシーンにおけるKakao Investmentの活躍も、是非ともご期待ください。
DG Daiwa Ventures
シニアプリンシパル 眞田 雄太 氏、プリンシパル 大久保 未紀 氏
DGDVはローカルサービス市場のマッチングプラットフォームであるZehitomoに対して通算4度目の出資を行いました。Zehitomoチームは、圧倒的なスピード感を持ったサービス開発やマーケティングのPDCAにチャレンジし続け、前回投資対比でも大きな事業成長を達成しております。巨大なローカルサービス市場は複数の国でユニコーンを産んでおり、日本でも競争が激化する注目市場です。Zehitomoは黎明期からの参入プレイヤーの1社であることに加え、同市場を牽引するホーム領域において最大規模のプロ数を有している等の強みを活かし、独自のビジネスモデルを以て、No.1のプラットフォームに成長することを目指しております。
本ラウンドでもDGDVがネットワークしている複数の海外投資家にご評価頂き、応援団としてご参画を頂きました。頼もしい皆さまと一緒にZehitomoをご支援させて頂けることを大変嬉しく思います。DGDVはこれからもチーム一丸でZehitomoの成長支援を応援してまいります。
環境エネルギー投資
パートナー 小林 孝宏 氏
少子化および人口減少とともに、国内における地方都市産業の需要は大都市圏以上に減少が顕著となっています。そんな中、住宅建築業界をはじめとした技術を保有している専門家のマーケティング環境も大きく変化しており、従来の地域内口コミベースからスマホ検索へとシフトしています。
ゼヒトモはこの大きな環境変化において、国内産業全体の雇用の創出、さらには技術の継承・保存に寄与するプラットフォームへ成長する可能性を期待しており、今回ラウンドでの追加投資を致しました。
りそなキャピタル
代表取締役社長 相原 直也 氏
りそなキャピタルは社会の課題解決に取り組み、より良い未来を作るベンチャー企業等へ投資をしています。Zehitomoは高いクオリティのプロ技術者と高難度の工事・作業を行いたい依頼者を繋ぐプラットフォームを提供しています。応募課金型の仕組みにより、プロ技術者と依頼者の双方にとってコスト面や提案内容において満足度の高いマッチングを提供しており、日本の労働環境の改善にも貢献しています。今後もりそなグループのネットワークを活かし、Zehitomoのプラットフォーム活用と展開のサポートを積極的に行い「日本の働き方をより自由で豊かに」というZehitomoの想いをともに実現していきます。
私たちが掲げるのは「やりたいことを当たり前に出来る社会の実現」です。今回のラウンドでは、国内・海外の強力な投資家の皆様に参画いただきました。我々のビジョンに共感してくださった皆さまの期待に応えられるよう、圧倒的な速度で成⻑してまいります。
小さなプラットフォームから始まった「ゼヒトモ」のサービスは大きく成長し、依頼数は前年比2倍にも拡大しました。しかし、地域の事業者が抱える課題は根深く、それを解決するためには、私たちがこの市場を牽引するNo1のプラットフォームになることが必要です。ローカルサービス市場において、従来の口コミなどの人的ネットワークを介したマッチングだけではなく、オンラインを介したマッチングの広がりが、事業者・依頼者の課題を解決するために必要であると強く信じています。今後もZehitomoは、「暮らしに不可欠なインフラ」となるべく取り組んで参ります。
【Zehitomo CEO 三浦雄一郎 プロフィール】
株式会社リクルートすまいカンパニーなど、リクルートのグループ企業の取締役を歴任。事業戦略の中核を担い、数々の事業を成功へ導く。2020年にCSOとしてZehitomoに参画し、2022年に取締役CEO、2023年に代表取締役CEOに就任。
ゼヒトモについて
「やりたい」を実現するプロと出会う。
ゼヒトモは、仕事をお願いしたい依頼者と、カメラマン、ヨガ講師、リフォームや工事事業者などさまざまな「プロ」をつなぐプラットフォームです。プロの仕事の幅や可能性を広げ、日本のローカルサービス、そして働き方を変えていきます。仕事をお願いしたい依頼者が条件を指定すると、AIがオーダーに合った事業者とマッチング。ゼヒトモのプラットフォーム上でのチャットだけでなく、事業者と直接電話やEメールなどを使って連絡を取ることもできます。
(1) 従来の決済手数料がかからない!日本初の応募課金モデルで、依頼者もプロもお得
依頼者もプロも、手数料はゼロ。プロは報酬の全額を受け取ることができ、依頼者も余計な手数料を負担する必要はありません。Zehitomoのビジネスモデルは従来の決済手数料モデルではなく、プロが依頼に対して見積もりを送る際に応募課金する仕組みです。 応募費用は職種によって決められており、プロにとって最小限のコストで新規顧客を獲得できます。
(2) AIを使った『スピードマッチ』
AIがZehitomoのデータベースの中から依頼条件(地域や納期、予算や頻度など)にぴったり合う事業者を判断し、依頼主に最適な提案を送る機能(スピードマッチ)を2019年に開発しました。事業者と依頼者の双方からご好評いただいている機能のひとつです。
(3)データ・ドリブンな顧客獲得支援
8年間の蓄積されたデータをもとにプロのブランディングから顧客獲得を専属でサポートします。初めてWeb集客・営業をするプロに真摯に寄り添いながらも、データ・ドリブンなコンサルティングを行い、顧客獲得の成功まで導きます。
■ 会社概要
会社名:株式会社Zehitomo
URL:https://www.zehitomo.com/
事業内容:顧客獲得プラットフォーム「ゼヒトモ」の企画・開発・運営
所在地:東京都千代田区丸の内3丁目1−1 国際ビル 4階
代表者名:三浦 雄一郎
設立:2015年8月