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インターンメンバーが「仕事が楽しいものだ」と気づくためにやった3つのこと 〜37歳の創業日記❸〜

(7月20日投稿文転載 http://corp.yourmystar.jp/blog/28

創業からもう少しで1年。

社員が10人を超えるまでになってきました。
インターンのメンバーを加えると40名近いチームです。

サービス自体は理想の曲線とまではいかないですが、
着実に成長をして、誰かのお役に立てる機会も増えてきました。

チームユアマイスターとしての1年間を振り返ると
「インターン」というキーワードはどうしても外せません。

この1年間のユアマイスターの成長そのものは
「仕事を楽しむ大学生の成長」によって作られた。
それがまぎれも無い事実です。


もっともっと仕事が楽しくなる人が増えたらいいなという願いを込めて

まだまだ未完成ながら、
やりながらこれをやってみてよかったというの
を少しここに備忘録的に記しておきます。

「インターン」ということにとらわれず
僕が仕事で大切にしていることも一緒に伝わったら幸いです。

1.正直な気持ちを紙に書く

まず最初にやった1つ目のことは

チームに入ってくれる人への自分の正直な気持ちを
紙に書くことでした。


この気持ちを、押し付けがましさも多少ありますが
入ってくれた人に必ず渡します。

僕たちはこういうことをやりたいチームですよ。

それをしっかり伝えることは大事だと思ってるからです。

「そのチームが作りたい世界」
「入るその人が選んでここにいること」

この2つの擦り合わせはとても大事だと考えてます。

僕は会社員をやってたわけですが、

その時から大事にしてたことは
会社との正しい関係は「対等」であることだと考えていました。

成長させていただく機会をもらい、
協力してくれるたくさんの仲間と働けて、
その会社が作った信頼の元で、

「働かせていただいている」

そして、

無限の可能性を持った自分のその大切な時間を費やして、
会社の成長に貢献するために、

「働いてあげてる」

「働かせていただいてる50%、働いてあげてる50%」
これが楽しく働くための唯一の配合なんです。

これが少しでもずれるとなんだかモヤモヤするし、
働くことのトレードオフになっているものがお金ではなく
自分の可能性(時間)だということも大切です。

そう思えると、ネットで簡単に検索すれば無数に出てくるお仕事の中から
「自分で選んでその会社で働く選択をしている」ことが理解できるし

インターンをすることはもちろん、自分が費やしてる時間は全て自分の選択だと思えて楽しくなっちゃいます。

今でも毎月の月末締会で、既存のメンバーから新しく入ったメンバーへ
このメッセージを声に出して読み上げるということまでやってます。

せっかく自分で選んだ時間の使い方なんだから
自分のやりたいこととチームのやりたいことが一致してると
やっぱりそれが幸せだなと思うわけなんです。

2.要求を伝え合える場所を作る

そして、その次にやった2つ目のことは
ダイアリーを書くということ。

ユアマイスターではダイアリーと呼んでいますが、
他の言い方をすると日報とかなんかそういう名前になるんだと思います。

これは今日どんな仕事をしたか、どんなことを考えているか
そんなことを自由に書くだけのものです。

小学校の時の「せんせいあのね」
あれとあんまり変わらない感じです。

ユアマイスターの場合、
インターンメンバーは自分の好きな時間をシフトとして
好きなスケジュールで出社します。

リアルなフレックスタイム勤務です。

インターンのメンバーは来る時間や頻度が不定期なので
お願いした仕事がどんな進捗なのかの確認をするために
今日の振り返りを書くというものでした。

たまに気になったコメントに返信を貼り付けていたら、
いつの間にかインターンメンバーが返信欄を勝手に加工してつけて
今では全てのダイアリーに何かしら僕たち大人が返信を行うようになりました。


※ ↑実物はこんな感じです。みんなけっこうぎっしり書いてくれます。

スプレッドシートを使っているので、
チーム全員が見えるところに自分の思ったことを書ける。

そのこともコミュニケーションがオープンで、
自分が感じてることを言える「伝える場」であり
みんなの情報を取りにいける「知れる場」になっています。

コミュニケーションがチームを強くしていくと信じている僕にとって
この場所はとても大切な場所です。

本当にここまで書くか?と思う正直な意見や想いを書いてくれたりして
チームを作るにあたってとても有効な場所になっています。

40人くらいなのでできることではありますが、
このやりたいことの本来の狙いを大事にしながら、
形を変えながら続けていければなと思います。

3.強みを活かすチーム風土を作る

最後のもう1つは、
ストレングスファインダーという強み発見ツールの導入です。

インターンのメンバーの仕事の能力は、
残念ながら本気のオトナに比べたらやっぱり未熟です。

なので普通に仕事をしてても正直な話、戦力にもならないし、
小学校の時行った「パン工場の見学」で終わってしまいます。

そこでその人の「強み」を最大に生かすために
このツールが欠かせないというわけです。

可能性の塊みたいな若い力に
「自分の強みを知って、それを活かすこと」を教えていくわけです。

強みを活かした仕事ができれば、
大人の世界に風穴くらいは開けれます。

これは楽天大学の仲山進也学長のチームビルディング講座で
出会った画期的なツールなのですが百聞は一見にしかずということで
買ってみるのが一番早いです。


http://books.rakuten.co.jp/rb/14755398/
お買い物は「Shopping is Entertainment!」な楽天市場で!

それっぽく3つにしたかったので3つに分けて話しましたが、
正直なお話をするとあと72つくらいは工夫を凝らしている取り組みはあります。

72つ全て紹介できなかったので、
共通点だけお話しすると

「自分自身が仕事を全力で楽しむためにやる」

ということです。

本気で仕事を楽しんでいるオトナがたくさんいることが
ユアマイスターの最大の強みです。

成長したくてたまらない可能性の塊のような人は
やっぱりたくさんいるんだなと。

「やらせるではなく、やりたいと思わせる」

ユアマイスターを通じて
仕事を楽しむ人がたくさん増える。

そんなことに身の丈にはまだまだ合ってはいないかもしれませんが
チャレンジしていきます。

ここからギアもう一段上げていきます。

変化しながら、そして、大切にしながら。

高山武佐士37歳

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