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よびもりと斜里町ほか4者が、「日本で一番、救助が早い海を作る!」協定を締結

株式会社よびもり(北海道札幌市、代表取締役 千葉佳祐、以下「当社」)は、 斜里町、ウトロ漁業協同組合、斜里第一漁業協同組合、知床小型観光船協議会、道東観光開発株式会社の6者で、「日本で一番、救助が早い海を作る!」協定(以下「本協定」)を、2024年4月19日(金)に締結しました。これにより、2023年4月に同協定を締結した羅臼に加え、斜里、ウトロを含む知床エリア全体で、助け合い海難救助サービス『よびもり(yobimori)』等を活用した最速の海難救助の実現に向けた連携が実現します。

本協定における連携により、海難事故発生時に、漁業者や観光船乗船者が持つ『よびもり』端末からのSOS発信を周囲の漁船や観光船が直接受信し、即座に捜索開始できる救助体制が構築されていきます。また、知床エリアにおける観光船の今シーズンの運航開始日である4月28日(日)から、対応する観光船で、乗船者への『よびもり』端末の貸与が開始されます。これにより、海難事故時に乗船者の位置情報を個別に把握でき、捜索時間の短縮と安心、安全なクルーズ体験の提供に繋がることが期待されます。
また、当社では、過去2回、羅臼町と斜里町ウトロの沖合で実証実験を行いました。本年度も運航開始前の同月26日(金)に斜里町ウトロ沖合で、『よびもり』を活用した救助訓練を予定しており、関係者とともに、実際に海難事故が起こった際の救助の流れや動きを確認します。

代表 千葉の原体験(※)の地として知床、羅臼町には強い思いがある当社は、2022年4月に発生した知床観光船事故を機に、知床エリアの各自治体や漁業、観光業界関係者と議論を重ねながら、悲惨な海難事故から大切な人の「ただいま」を守るための取り組みを行って来ました。2023年には本社を北海道に移し、『よびもり』を通じた連携体制の強化が安心、安全な海を実現し、知床エリアが再び賑わいを取り戻すための一助となればと活動しています。

当社は今後も、知床エリアの全市町村や漁業協同組合、観光船などの団体との連携を強めることを通じて、海難事故による要救助者を最速で発見し、家族の「いってきます」と「ただいま」の数が同じになる社会を目指していきます。

※羅臼の漁師だった当社代表の祖父が海難事故で行方不明となり、現在も見つかっていません。詳しくは、こちらの『よびもりの思い』をご覧ください。


https://yobimori.com/news/20240419_yobimori_announcement

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