新型コロナウィルス感染抑止のため、弊社でも当面7月までオフィス閉鎖・リモートワークを実施しております。
トップの画像は2月11日全社員を対象に実施した株式会社アプランドル様によるロジカルシンキング研修の模様。
まだこの頃はオフィスにも人が溢れていますね。
一日も早く収束し、また活気のあるオフィスになることを切に願う次第です。
さて、今回はこのロジカルシンキング研修について振り返っていきたいと思います。
ロジカルシンキングは業種や業務問わず基礎となる考え方のため、全員が身に着けておく必要がある。
というのが弊社の方針。
今回は総務担当者やインターン生も含めて、大和株式会社のメンバー全員で受講しました。
タイトルの「ロジカルシンキング研修を受講すると、ロジカルに考えられるようになる?」
この問いに対し、結論はズバリ「YES」です。
ではこの結論の根拠は?
「なったかのか?、ならなかったのか?」
という問いに対して、「YES(なった)」と答えを出していることです。
え?なんだ根拠なんてそんなこと?Yes/Noで答えるなんて誰でも出来るよ。ロジカルシンキングなんて必要ないよ。。そう思いますか?
そうですね、これはとてもシンプルな質問。
それではこんな答えだったらどうでしょう?
「ロジカルシンキング研修は非常に有意義でした」
「なったかのか?、ならなかったのか?」という問いの答えとしては曖昧です。
有意義だったからどうだったのでしょう?
ロジカルに考えることができるようになったのでしょうか?ならなかったのでしょうか?
相手の求める答えにはなっていませんね。
普段無意識に、こんな答え方をしていることが多いようです。
ロジカルシンキングの基本は正確に論点(問い)を理解し、結論(答え)を出すことだそうです。
実際の業務では、もっと複雑な「論点」に対して「結論」を求められ、結論に至る「根拠」を示さなければなりませんね。この3つのキーワードをどのように処理していけばいいのか、グループワークを通してトレーニングをするのが今回の内容でした。
グループワークの詳しい内容については有料トレーニングのため割愛しますが、
同じ課題を与えられているはずなのにグループごとにこんなにも論点の理解が違うのかと、内心驚いたりしました。
自分のグループも含めて、正確に論点をつかめるグループは意外に少ないようです。
論点の理解→要素分解→結論という作業をお題目を変えながら進めていく中で、
相手の問いを正確に理解すると共に、自分が「正しい問いを立てる」ということも大切であるということを学びました。
先述のように、同じ問いに対してそれぞれ捉え方が違うということが分かったからです。
物事が複雑になればなるほど、正しい問いを立てることがスキルとして重要なんですね。
相手から芳しい答えが返ってこないのは、もしかすると、自分の問いの立て方が悪いのかもしれません。
丸一日使って複数のグループワークを行った結果、
翌日のオフィスや会議室で「論点は?」という声が聞こえてくるようになりました。
かくいう私もその一人です。
研修から約4か月経ちましたが、ミーティングや資料作成の際、必ず論点を明確にする癖がつきました。
結論に至るまでの要素分解もグループワークで実施した方法を取り入れて、考えやすくなったと感じています。
業務を効率よく進めるために、基礎となるスキルは大切ですね。
大和はまだまだ小さな会社ですが、従業員一人一人に対して教育の目が行き届くのはメリットのひとつだと思います。
<ご協力企業様>
株式会社アプランドル
http://www.apprendre.co.jp/