診療をしない火曜午前 | TEAM BLUE(チームブルー)~新しい医療のカタチを創る~
TEAM BLUEストーリー記事「診療をしない火曜午前 」です。
https://teamblue.jp/content/stories/111/
私たちの創業はいつかと問われれば、2013年に東京都板橋区の高島平で開業した「やまと在宅診療所」に遡ります。
医師と看護師と事務員の3人ではじめたこの診療所は、10年の時を経て約400名のチームになりました。
そう、今年は私たちの10周年という節目の年なのです。
現在は在宅診療チームも拠点を広げ、更には病院に歯科に法人本部にと、すっかり大所帯になった私たちの仕事は、24時間365日止まることはありません。
それでも、「チームであるために、意識的に足を止めて、目線を合わせること」を大切にしてきた文化があります。 だからこそ、「何かしら周年イベントをした方がいいんじゃないか?」そんな会話をはじめたのが、今年の春頃でした。
当時の企画書より(抜粋)
10年と言っても、組織が急成長したのはここ数年の話で、実際のところは在籍3年以上のメンバーは全体の3割程度。
多くのメンバーはまだこのTEAM BLUEというバスに乗ったばかりの人たちなのだという現状を踏まえ、だったら、とにかくTEAM BLUEを感じてもらう事を第一目標に、更にはこれまでの歴史共有や、沢山の患者さんご家族の物語(ナラティブ)に触れる機会を作ってみよう。
そこから、本当に沢山の人の力を借りて、まずはこんなポスターとスローガンが出来上がったのです。
少し前の私たちであれば、私たちの「青」を結構厳密に規定していたと思います。いわゆるCIとしてのコーポレートカラーCMYK、みたいな。
けれども、今回はグラデーションがあっても良い。多様な青が集まったチームなんだと、そんなコンセプトの合意があったからこそ、実現できたアイデアだと思います。
私たちにはそもそも、診療をしない火曜日の午前中「TB会」という時間があります。
人づくりのための時間を戦略的に持つこと。
チームであるために、職種を超えてコミュニケーションを取るための時間を、ずっと積み重ねてきました。
今回の10周年イベントって、つまりは火曜日午前の拡大版だよね。
ということで「TB会」は「TB-DAY」となり、10月の最終週の火曜日の午後の時間を使い、会場は「おうちにかえろう。病院」を使うこと。
そして、参加者は職員全員である事(つまりはインナーイベントとして実施すること)が一気に決まっていったのです。
まずは会の様子をご覧ください。
いつものチームとでも、久しぶりの仲間とでも、
偶然でも、待ち合わせでも何でも良いから、青空の下で美味しいごはんを食べながら、色んな話をして欲しい。
そんなテーマの場所を皆とても楽しんでいました。
メイン会場は1Fと5Fとし、1Fのリハビリスペースとカフェスペースでは、
ライブにトークイベント、アートワークショップにビンゴ大会まで、
沢山の社内タレント達の本領発揮。
多様なメンバーの以外な特技が炸裂する、そんな会でした。
病院5Fは普段はワークスペースと会議室。
その空間を使って、私たちのヒストリーと、患者さんのエピソードを展示。
じっくりと読み込む姿は真剣そのものでした。
これは、TEAM BLUE DAY全体で出会ったメンバーと「出会って」
「つながる」事を楽しんでもらうための企画として、実行委員メンバーが発案したもの。
医療機関である私たちは、多くの時間をまだマスク着用で過ごしているため、なかなか顔と名前が一致しないという課題がありました。
なので、今日の日をきっかけにつながって、更にはビンゴで豪華賞品ももらっちゃおうという企画に、メンバーもしっかり乗っかってくれました!
最後は我らがTEAM BLUE 安井代表からの熱い締めの言葉。
そして、今日からまた共に未来を作っていく事を、仲間たちと誓い合いました。
私たちは間違いなく、企業は「人」であり、ブランドは「カルチャー」だと答えます。
だからこそ、少し遠回りしながら着実な歩みを一歩一歩進んできました。
10年という短くない歳月の中で試行錯誤を重ねながら、揺るぎない大切なものだけが残りました。
それが「人を想う人」をつくるという戦略の要と、「チーム」というカルチャーです。
新しい世の中を作ることは、一朝一夕にはいきません。
けれども、着実に前に進んでいる11年目の私たちは、多くの仲間の数だけ、その推進力を増していることは間違いありません。
私たちはこれから大きな成長フェーズに突入します。
そのために、次の10年を共につくる仲間を絶賛募集中です!
2040年※まであと17年です。
※2040年には日本の高齢者人口が最大化。
社会インフラへの影響のみならず、多死社会における看取り難民の問題もまた、この国の医療の大きな課題となっています