1
/
5

「ごはんがたべたい。歯科」だからできる歯科衛生士の枠組みを超えた働き方

こんにちは!
TEAM BLUE 広報担当の由井です。

今回は「ごはんがたべたい。歯科」で活躍する歯科衛生士のK.Tさんにインタビューしました。

歯科衛生士として働く日々をつまらないと感じていたK.Tさんが、いま、楽しく働いている理由や、かつて持っていた悩みについて、お話ししていただきました!

▼T.K
「一人ひとりの患者さんと向き合いたい」という気持ちから、2020年6月に「ごはんがたべたい。歯科」に入職。歯科衛生士以外に、飲食店の店員、山小屋スタッフの経歴を持つ。冬期はスキー教室に通ったり、バックカントリーをしたりするほどのスキー好き。

1. 訪問歯科の道に進んだキッカケを教えてください。

最初は、障がい児と関わりたいという気持ちがあり、障がい児歯科を行っている訪問歯科クリニックのアルバイトに応募したのがキッカケです。

歯科衛生士の仕事をしていて、何となく『毎日同じことの繰り返しでつまんないな〜』と思っていた時期があり、そんな時にとても楽しそうに働く母の姿が目に留まりました。

母は、障害を持った子が通う養護学校に勤めていて、楽しそうに働く理由を訊くと、「意思疎通ができなくても、その子がニコッと笑った時に幸せを感じるの」と話してくれたのです。

その母の話を聞いてから、私も歯科衛生士として障がい児と関わってみたい、と思い、応募した先が、高齢者の施設訪問も行っている歯科クリニックでした。
最初に配属された先が、高齢者施設を担当する場所だったのですが、そこでの仕事が凄く面白かったのです。
患者さんから拒否反応があったり、「口を開けてください」と声をかけても、中々口を開けなかったり、意思疎通ができず、思うように進まないところが面白いな、と。

どうすれば口を開けてくれるかな? と考えて、先輩や母に相談して、答えは出なかったのですが、とりあえず色々とやってみよう! と試行錯誤するのが楽しかったですね。

気がつけば、障がい児を診たいという気持ちは薄れていて、次の職場も高齢者を診る歯科クリニックにしていました。


2. 「ごはんがたべたい。歯科」に入職した理由を教えてください。

すごく尊敬していた先輩から「ごはんがたべたい。歯科」の紹介を受けて、ここでなら私のやりたかったことができるのかな、と思ったからです。

先輩とは、前の職場で出会ったのですが、以前から、前職の連携先だったやまと診療所(※1)の話をして下さって「やまと診療所って医科歯科連携をとってくれるところがあって、すごく患者さんと向き合ってくれるの」「在宅診療って楽しいんだよ」とよく仰ってました。
そのやまと診療所が「ごはんがたべたい。歯科」を作ってすぐに、先輩は転職していきました。

※1 やまと診療所:当医療グループTEAM BLUEが提供する板橋区・練馬区を中心に在宅医療を行う診療所。

先輩からお誘いがあった時は、歯科衛生士職を辞めていたのですが、ふと、やまと診療所の話を思い出して、そこでなら歯科衛生士として働いていた時に抱えていた「もう少しゆっくり患者さんと向き合いたかったなぁ」という悩みを解消できるのかも、と考えました。

正直、大きな医療法人だな、と感じて不安もあったのですが、先輩からの後押しもあり、施設だけでなく、患者さんのご自宅に訪問する『ごはんがたべたい。歯科』でなら患者さん一人ひとりと向き合えるかもしれない! と挑戦する気持ちで入職しました。


3. 「ごはんがたべたい。歯科」で働く方の雰囲気を教えてください。

皆さん、人見知りだと自称しながらも、いつもニコニコして、おしゃべり好きな方が多い印象です。

今までは歯科医師あっての歯科衛生士、と両者の間に壁があるイメージだったのですが、「ごはんがたべたい。歯科」で働く先生、歯科衛生士、事務スタッフは、皆さん話しかけやすく、色々な持ち味があって面白い人たちばかりです。

診療車内や診療後の送りでは、患者さんについて話すだけでなく、プライベートでの話や取り留めのない雑談もしています。

※写真撮影時のみ、マスクを外しております。「普段の送りの感じで!」とリクエストしました。

4. 「ごはんがたべたい。歯科」の魅力を教えてください。

ここは、患者さんの「大切にしているもの」や「したいこと」について、自然と話せる環境があります。

それも「ごはんがたべたい。歯科」内だけの話ではありません。
私がいる医療グループTEAM BLUEには、「ごはんがたべたい。歯科」だけでなく、在宅医療を行うやまと診療所や、地域包括ケア病棟、訪問看護やリハビリテーションの事業所があります。
TEAM BLUEのスタッフ全員で毎朝の患者共有や火曜午前の交流会に参加しているので、普段から、雑談や患者さんのキャラクターや私生活について話す機会が自然と作られています。

職種隔てなく交流があるおかげで、診察中に気づいた患者さんの異変を医科チームに相談できますし、患者さんの「したいこと」に対して「ごはんがたべたい。歯科」だけではアプローチが足りない部分を、他のチームと一緒に考えて、患者さんを支えていけるのが魅力だと思います!


5. 「ごはんがたべたい。歯科」に来て、感じた変化はありますか。

以前は「もう少しゆっくり患者さんと向き合いたかったなぁ」という漠然とした悩みがあったのですが、それは、歯科衛生士として、ではなく、人として患者と向き合いたいという悩みだったんだな、と気がつきました。

TEAM BLUEでは、歯科も医科も看護やリハビリテーションも、患者さんの「生活」をみています
どうすれば、その人が自分らしく生きて、温かい死を迎えられるのか。
それを皆で考えることが、私にとっての「患者と向き合う」だったんだ、と考えています。

6.「ごはんがたべたい。歯科」には、どんな研修が用意されてますか。

「ごはんがたべたい。歯科」では、様々な研修が用意されています。

まず、最初の研修として受けるのは、TEAM BLUE全職種合同で受ける入職者オリエンテーションです。

タイミングにもよりますが、TEAM BLUEの理念や事業への理解を深めたり、日常業務を行うために必要な機器・申請などのレクチャーや同期の方々といつでも相談できる関係を築けるようなレクリエーションが用意されています。

「ごはんがたべたい。歯科」に入職してからも、すぐに診察にいくのではなく、運転練習や介護保険の勉強、診療機材の使い方をゆっくり学んでいきます。

初めての訪問も、歯科衛生士の先輩が一緒についてまわるので、先生や先輩たちの動き方を観察して、一緒に患者さんと関わりながら、少しずつ業務に慣れていくイメージです。

TEAM BLUEの言語聴覚士や歯科衛生士による嚥下リハビリや口腔ケアなどの勉強会も用意されてるので、しっかり知識を身につけてから診察に挑めますよ。


7. 最後に、入職者の方にメッセージを!

ここでは、歯を治療するだけでなく、患者さんの生活に目を向けて、今まで知らなかった一面を見つけながら、患者さんの人生を知ることができます。
「ごはんがたべたい。歯科」には、患者さんの「困ってること」にどうアプローチするか、「やりたい」をどう後押しするか、皆で考える環境があります。
それを、一緒に考えてくれる方と働きたいです!


まとめ

いかがでしたか。
「ごはんがたべたい。歯科」は、患者さんと向き合うために、チームと一緒に考えて話し合う、をとても大切にしていました。

人と話すのが好きな方
患者さん・ご家族ともっと向き合いたい方
歯科衛生士の枠組みを超えた働き方がしたい方
「歯」だけではなく、患者さんの「自分らしい生活」について考えたい方は、


ぜひ「ごはんがたべたい。歯科」をのぞいてみてください!

Invitation from 医療法人社団焔
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
医療法人社団焔's job postings
4 Likes
4 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like 由井's Story
Let 由井's company know you're interested in their content