「これまで大切にしていた会社の面白みや文化的な側面を失うことなく、売上げや利益を大切にして上場を目指していきたい」採用面談の際の共同代表の上杉のこの言葉に、とてもワクワクしたことを覚えています。
社会人になって数年、不動産や建築に関わる仕事を続け、前職の設計事務所では企業の上場を経験しました。上場によって会社の制度や環境が整う一方で、売上や利益など数値的な面に重心が置かれ、もともと社内にあった「何か新しいことをしよう」、「面白いことをしよう」という雰囲気がそぎ落とされていくことに寂しさを感じました。
そんな中、ライフスタイルの変化を機に、転職活動を始めた中で出会ったのがYADOKARIです。上場した会社や上場を目指している会社では働きたくないという思いも当時はありましたが、上杉との面談はすごく盛り上がり「ここでなら、自分が経験したものとは違う形の上場を目指せるかもしれない」と思いました。その後、街を歩いていた際に、偶然YADOKARIの広告を見かけ「これは何かの啓示?」なんて背中を押されるような瞬間もあって(笑)。とても前向きな気持ちで入社を決めました。
楽に売り続けられる仕組みをつくり、会社のカルチャーをより強いものに。
現在は、セールスチームのリーダーとしてトレーラーハウスの営業や、メンバーのマネジメントにも携わっています。商品の企画に携わるのは初めての経験です。商品を営業する中で得られたフィードバックを、プロダクトの企画に活かし、生産現場と調整をしながら実際にプロダクトを作る体制を自ら作っていく。自分が考えたものが、売れるのかどうかをお客さん直々にフィードバックをもらいながら試行錯誤することができ、すごく楽しいです。
リーダーとして今後目指していきたいことは、なるべくみんなが80%くらいの力で楽にトレーラーハウスを売り続けることができる持続可能な体制をつくること。トレーラーハウスの企画や販売を強いものにしてしっかりと市場で勝ち、そこで得られた源泉で文化的な側面を強くしていきたい。その先に、YADOKARIらしい上場が実現できると思っています。そんな状況を作れるように、まずは良いトレーラーハウスを企画していきたい。欲しい機能がしっかりと揃い、外観も美しく、且つ多くの人に手の届きやすい価格設定。そんなプロダクトを作りたいです。
YADOKARIが、個々の疑問や課題を受け止め、個々の力を引きだす場に。
私自身、仕事に100%の力を注ぎがちなところがありますが、そんな働き方を続けていると将来後悔してしまうような気がして。売上のために力を注ぎ続けることよりも、仕事や日々の活動の中で良い仲間に会えたり、自分自身の成長があったり、生活が豊かになっていくことを実感できたり、家族との関係性が良くなったりすることのほうが大切なんじゃないかと最近よく考えているんです。
YADOKARIって、働くことに対してみんな何かしらの同じような疑問や課題を抱えて集まってくる仲間が多いように思います。これまでの働き方に疑問を抱えている人や、他の会社で思うように活躍できなかった人が、YADOKARIに来て活躍できたり、今まで発揮されなかった力が発揮されることがあれば嬉しいですし、自分自身もそうでありたい。YADOKARIという場が、今社会で悩みを抱えてる人たちの、受け皿になれたらいいなと思います。