こんにちは!
ザイマックス関西の永草(ながくさ)です!
今回は、ザイマックス関西の商業施設の運営管理を行う商業プロパティマネジメント(以下:商業PM)のお仕事についてお話を伺いました!!
中村愛さん(2022年中途入社)
所属:不動産マネジメント事業部 商業運営部 せんちゅうパル運営統括事務所
前職:商業施設のプロパティマネジメント
趣味:旅行・お菓子作り・カフェめぐり
ー前職も同じく商業PMだったそうですが、どうして転職しようと思われたんですか?
1番の理由は、全国転勤があることでした。出身は埼玉で、最初は東京の施設に配属されそこで1年半、社会人2年目の後半に兵庫の施設に異動になって関西に越してきました。
兵庫で3年勤務したあと、1年だけ京都の施設に移ったのですが、関西に来てから結婚してずっと兵庫に住んでいたので、京都の施設のときは片道2時間かけて通う状況になってしまったんです。遅番・早番・通し番があって残業も多かったので体力的にも難しいなと思って、転職を決意しました。
前職のままエリア限定社員になる選択もあったのですが、関西の中でも場所は様々で転居なしで働き続けるのは実際は難しかったです。
ー転職ではどんなことを重視されていましたか?
きっかけにもなった転勤の有無や通勤距離と、女性が活躍している会社かどうかも気にしていました。
女性が多い会社や制度がある会社だとしても、産育休後は契約社員やパートになるような場合も多いことを実感していたので・・・。実際のところ「様々なライフプランを経ても活躍している女性が多いのか」を見ていました。
ーザイマックス関西に興味を持ったきっかけは何ですか?
人材紹介のエージェントさんから女性が活躍している会社で働きやすい環境があると紹介してもらったのと、人材会社に勤める友人からも、風通しの良い企業だよと教えてもらったのがきっかけでした!
それと求人票のなかに「人の話を傾聴できる方」というポイントが入っていて、そういった面を見てくれる会社ってすごく素敵だなと思ったんです。
実際に面接を受けていても高圧的な感じは全くなくて、話しやすい雰囲気でした。経歴や経験の表面的なところだけでなく、どんな人なのか知ろうとしてくださっている印象もありました。その分、深堀りされるような質問もあったのでそれに答えていくのは大変でしたね笑
入社を決めるまでも社内の様子を見せてもらえたり、きちんと知ったうえで決めることができたので安心して決めることができました!
ー今はどんなお仕事をされているんですか?
大阪の千里中央にある『せんちゅうパル』という施設の運営管理をしています。大阪のベッドタウンである千里中央の中心にあり、開業50年を超える歴史を持つ特色ある施設なんですよ!
商業PMの仕事としては大まかには下にあげたものがあるんですが、そのうち私が担当しているのは2F・3Fフロアのテナント担当と総務関係で、その他にもサブ担当として販売促進や工事にも関わっています。
・テナント担当 ー店舗や本部との連絡相談、営業指導、契約管理
・販売促進 ー方針企画の立案、実行、販促代理店管理、予実管理
・工事 ー修繕計画の策定、入退去工事の調整
・リーシング ー誘致計画の立案、誘致交渉
・会計・売上管理 ー入出金管理、歩合賃料の算出、売上データ分析
・総務
・テナント会運営 ーテナント会予実管理、研修や福利厚生の企画実行
・その他 ー設備・清掃・警備の運営統括、官公庁や近隣との渉外、お客様対応など
※各業務の有無や分担方法は施設によっても異なります。
1日の過ごし方としてはデスクワークが半分くらいで、それ以外は社内外の打ち合わせや館内の巡回などをしています。商業施設には色々な関係者がいて、調整しながら進めていく必要があるので、人とお話している時間が多い仕事だと思います。
社内では、他の商業PMのメンバーはもちろん設備管理のメンバーや本社の工事部門・会計スタッフ・リーシング部隊の方など。社外だと、物件のオーナー、テナントの店長や本部、販促代理店、工事業者、自治体、地域団体から施設利用客まで、色々な方とお話していますね。
施設運営に関わることなら何でもあるお仕事なので、最近あった珍しい内容だと、自治体と協力してのイベントの際に公式キャラの着ぐるみに入ったこともありました笑
―一緒に働いているメンバーはどんな方ですか?
せんちゅうパルでは所長・PM4名・事務スタッフ2名の7名で運営しています。新卒1・2年目の若いメンバーもいて、アットホームで和気あいあいとした雰囲気ですね。
同じ施設内には設備管理を担当するメンバーがいる事務所もあり、その他にはグループ会社の清掃や警備の方もいて、みんなで協力しながら施設の運営を行っている感じです。一緒に仕事をしていくなかで専門知識を持つメンバーに助けてもらうことも多いです。
グループ内の横のつながりで言うと、月1回ほど「オンサイト担当者会議」という全国の商業PM担当者が集まっての会議を開催しています。一緒に施設の視察を行って意見交換をしたり、それぞれの取り組みや困りごとを共有したりしているんです。
違う施設を担当しているからこその違う視点の意見は新鮮だし、つながりがあるから日々の業務で困ったときにも気軽に相談ができて、ありがたい存在です。
ー入社前後のギャップ、イメージと違ったことはありますか?
前職は割とお堅い社風だったので、ザイマックス関西の風通しの良さ・フラットさにはかなりびっくりしました!チャットツールで気軽に連絡ができたり、上司にも相談や質問がしやすくて・・・。
こんなことを相談しても良いのか悩んで悶々としたり、確認を取るのに時間がかかったりがないので、仕事を進めるうえで本当にストレスフリーです。
良い意味でやり方が定まっていないのも特徴かもしれません。ザイマックス関西は商業PM専門の会社ではないし、せんちゅうパルも独自の歴史を持つ施設なので、決まったマニュアルがない状況で日々運営を行っているんです。そんな中で「こんなことができるんじゃないか」「こうしたら良くなると思う」といったアイデアを気軽に発信できて、上司やメンバーもそれを否定せず「じゃあどんな風に実現しようか?」と一緒に考えて応援してくれる環境なんです!
最近だと、防虫防鼠の協力会社の見直しと館内のチラシラックの変更を私が発信して実行させてもらいました。新しいラックがテナントの方からかなり好評で、10枠に25店舗近くから希望が来ました。決して派手な内容ではないのですが、少しずつでも着実に改善していけている実感を持てています。
ーやりがいを感じるのはどんなときですか?
1番は人に喜んでもらえたときです!例えば、担当している店舗から売上が良くないと相談をもらって、客数の多い店舗から送客できるような企画を一緒に考えて実行してみたり・・・。
上手くいくときばかりではないですが、一緒に試行錯誤していくことで「モチベーションあがって頑張ろうと思えたよ」と言ってもらえたときは嬉しかったですね!
ー大変なことは何ですか?
現地にいてリアルタイムで物事が動いていくので、業務が立て込んでいるタイミングで何かが起きたときはやっぱり大変ですね。漏水や転倒事故みたいな緊急の事案も起きます。
そういうときは正直「きちんと対応しきれるかな?」と不安に感じることもあります。でも1人で運営しているわけではなく、他のメンバーや設備管理などの他部門も含め緊急事態には一致団結して動いていくので、そういう意味では商業PMの醍醐味でもあるかもしれませんね笑
ーどんな人が商業PMに向いていますか?
色々な人と調整していくことが求められるので、コミュニケーション能力は必要です。あとは様々な業種の方がいて、社会の動きなんかも関わってくるお仕事なので、好奇心旺盛で色々なところに興味を持てる人が向いていると思います。臨機応変に動けることも大事ですね。
決められた範囲だけで仕事をしていたいという人は向いてないかもしれません。これだけやっていればOKという仕事ではないので。「こうしたらもっと良くなるかも!!」みたいな気づきがある人なら、それを実現していける環境があるので、必ず活躍できると思います!