こんにちは!人事部採用担当のスワです!
今回は2020年で20周年をむかえた当社の創業ストーリーをご紹介します。
株式会社リクルート「ビル事業部」時代
1982年、株式会社リクルートに「ビル事業部」が創設されました。
情報産業を本業とするリクルート社において、オフィスは非常に重要な事業遂行拠点(生産工場)であり、「使い勝手の良いオフィスを構える」ということは事業戦略上、大きな課題でありました。
その課題を解決するため、また中長期的な事業の成長も見据えて大きくオフィスを構え、余った部分を他社に貸し出すという資産戦略も合わせて実行するため、経営戦略部門として「ビル事業部」が創設されたのです。
しかし、時は1990年代後半。
リクルート事件によって信用を無くし、バブル崩壊によって多大なる負債を抱えたリクルート社は、
企業再生の為に不動産を全て売却し、不動産事業から撤退することを決めました。
その実行部隊が、私たちです。リクルート社再生の為の重要なミッションですが、一方で自分達の『不動産』の仕事を無くす、心苦しい仕事でした。
MBOにて「ザイマックス」誕生
2000ーMBOにてザイマックス誕生 不動産経営を見える化した「創業期」
ところが、転機が訪れます。
売却先の外資系金融機関(当時、バブル崩壊によって日系企業は元気が無いのと、不動産アレルギーがありましたので、外資系が日本の不動産を安く買いに来ていました)から、そのまま『不動産の経営をお願いしたい』というお声を頂きました。彼らは『投資のプロ』ではあるものの、『不動産経営のプロ』ではありません。日本の商習慣にも詳しくありません。
故に、経営部分に関しては、信頼できるパートナーに任せたいと考えていて、そのパートナーになってほしい、というオーダーでした。
リクルート社が不動産からの撤退を決めている中で、これをチャンスと思った当時のメンバー。
この日本では未成熟のビジネスで、リクルート社から独立することを決めました。もちろんリスクもあるし、独立するためには自社株をリクルート社から買い取るだけの資金調達もしなければなりません。
並々ならぬ苦労がありましたが、紆余曲折を経て、2000年に独立・創業。
89名で独立し、現在はグループ連結で6,501名(2020年4月1日現在)
多くの仲間を迎え入れて人材の幅は広がりましたが、創業当時から『新しい事業モデルの創造』に挑戦し続けている『創業者精神』と、『働く人が元気であり続ける』為の経営ポリシーは、DNAとして、これまでも、そしてこれからも、変わらず大事にし続けます。