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こんにちは、xincere採用担当です!
「そういえば、あの機能の実装、終わってます」「ついでに手順書もまとめておいたので、よければ参考にしてください!」
xincereの自社開発プロダクトを担当するチームでは、こういう報告がわりとよく飛び交います。あるとき、プロジェクトを見ているメンバーから「うちのチーム、指示されなくても自分で気づいて動いてくれる人が多いんですよね」という話を聞いて、それなら実際どんな感覚で動いているのか、本人たちに直接聞いてみよう、という企画が生まれました。
参画した時期も立場もバラバラな3人のエンジニアに、それぞれの"自発性"について語ってもらいました。
今回お話を伺ったのは
- 鱸さん:2026年2月参画。開発メンバーとして手を動かしながら、チームの定例MTGの資料作成やファシリテーションも担当
- 本人から一言:「入社2年目の鱸です。魚のスズキという漢字ですがなぜかススキと読みます。」
- Tさん:2026年7月参画。開発中心にプロダクトの機能実装を担当
- 本人から一言:「入社半年です。日々様々な技術を学びながら、業務に活用しています。」
- 渡邊さん:2026年5月参画。開発に集中しつつ、インフラまわりの整備なども幅広く対応
- 本人から一言:「もうすぐ入社から2年経ちます。あっちゅうまでした!Jリーグが今季開幕したので週末は主にサッカー観戦です。」
誰にも言われてないのに、動いた瞬間
誰にも「やってほしい」と言われていないのに、自分から動いた経験はありますか?
鱸さん
一番覚えているのは、商談当日の話です。もともと商談でのプロダクトデモは開発リーダーが担当していたのですが、ある日の昼、商談を控えたリーダーが体調を崩してしまって。声がガラガラの状態で「今日デモなんですよね……」と聞いて、内心「人前で話すの苦手だな」と思いながらも、このまま黙っていたら具合が悪いまま無理して出てしまいそうだなと思ったので、自分から「代わりに出ます」と申し出ました。急いでデモの流れを予習して代打で商談に出ることになりましたが、結果的にはいいデモができたと言ってもらえて、いい経験になりましたね。
Tさん
メールの連携機能を「自分にやらせてください」と手を挙げたことがあります。もともとメールやインフラまわりに興味があって、フロントエンドとバックエンドだけで完結する実装より、インフラまで自分で立てられる方が面白いだろうなと思ったんです。単純に「面白そうだったから」というのが一番の理由ですね。
渡邊さん
リリース直前に、エラー監視・通知の仕組みを整える調査を頼まれたことがありました。調べてみたら、実はエラーはちゃんとキャッチできていたのに、通知まで届くフローがどこかで途切れている箇所があって。頼まれたのは調査だけだったんですが、直せそうだったのでそのまま自分で修正しました。さらに調べていく中で、もう使われていない古い機能の名残りだと分かったので、「これはもう不要なので撤去します」というところまで、報告して巻き取りましたね。
自分から動くことへのハードル、実は最初からなかった?
自社開発に参画した当初と今とで、「自分から動く」ことへの心理的なハードルは変わりましたか?
鱸さん
最初のころは、正直「自分から何かする」というより、人手が足りなくて「降ってくるものを拾っていく」感覚の方が強かったですね。でも1〜2ヶ月経って開発にも慣れてくると、少しずつ自分から巻き取れる範囲が広がっていきました。そんな感じで、心理的なハードルは特に変わっていませんが、チームに馴染んだことで、自分から動きやすい環境に変化していったのかなとは思います。
Tさん
最初からハードルは特になかったですね。新しい機能の実装についても「これ僕にやらせてもらえますか」と自分から言って、そのままやらせてもらえることになりました。
渡邊さん
自分も特に「これ聞きづらいな」と感じたことはなかったです。毎日ミーティングがあって聞きやすい空気だったし、周りもみんな気軽にちょっとした相談をしていたので、「そういう環境なんだ」と分かってからは、自分も「今10分いいですか」と気軽に聞けるようになりました。
相談してから動く? それとも動いてから報告?
動く前に誰かに相談するタイプですか?それとも、動いてから報告するタイプですか?
鱸さん
基本的には動いてから報告する方が多いですね。ただ、影響が大きそうなことは「これやろうと思うんですけど、いいですか?」と事前に聞くようにしています。
Tさん
僕も動いてから報告するタイプです。理由は単純で、そのほうが楽だから。最初に相談すると「それ本当に必要?」とか「こうやってください」とか言われることもあるので。
渡邊さん
自分は開発に関することかどうかで分けています。開発に関わるスケジュールや進捗については、上のマネジメント側も「今何を持っているか」を把握しておきたいはずなので、先に相談するようにしています。逆にそれ以外のことは、聞く前に自分でやってしまうことが多いですね。
動いてみて、失敗したこと
逆に、自分から動いてみて失敗したり、空回りしてしまった経験はありますか?
鱸さん
一番印象に残っているのは、入社して2ヶ月ほどのころのPoCデプロイです。当時はまだ本番環境の扱いに慣れていなくて、避けられたはずのミスをいくつも踏んでしまって、気づいたら深夜3時になっていました。当時は本当にきつかったですが、あの経験のおかげでその後の本番環境まわりの作業にはかなり慣れることができたので、今は無駄ではなかったと思っています。
Tさん
バグを見つけて「これ自分で直せそうだな」と手を出したものの、想定より時間がかかりすぎてしまって、結局途中で諦めたことがあります。今は少しずつ「これくらいの規模ならこのくらいで直せそう」という時間の見積もりの感覚がついてきました。
渡邊さん
機能を確認してもらうとき、相手の時間を取らせたくないと思って、動画やスクリーンショットを撮って「好きな時間に見て、テキストで感想をもらおう」と考えたことがあったんです。でも実際には「それだと逆に時間がかかるから、画面共有で直接見せてほしい」と言われてしまって。良かれと思ってやったことが、勝手な配慮になってしまっていたなと反省しました。
これから自社開発に携わりたい方へ
「言われなくても動く」というマインドについて、日頃どんなことを意識していますか?
鱸さん
自分はかなり面倒くさがりなタイプなんですが、「ちょっとの頑張りで、まわりが大きく助かる」場面で動くのは結構好きです。逆に、頑張っても全体への影響が小さいと感じるときは、そこまで無理はしません。自分なりの行動のモチベーションが誰しもあると思うので、それがあるときだけでも自発的な行動ができれば十分なんじゃないかなと思います。
Tさん
自分がやりたいと思えることだからこそ、自発的に動けるんだと思います。逆に言えば、そう思えないことには、あまり動けないかもしれません。
渡邊さん
まず大事なのは、質問することをためらわない気持ちを持つことだと思います。最初は「これ聞いていいのかな」と不安になることもあると思うんですが、聞いてみれば、そのプロジェクトでどこまで聞いていい範囲なのかも見えてきます。何をやっているか、長期的に何を目指しているかが分かってくると、「じゃあこれは自分が代わりにできそうだな」というポイントも自然と見えてくると思います。
こんな方と一緒に働きたい
- 指示を待つより先に、小さな違和感や気づきを拾って動ける方
- 相談と自走のバランスを、自分なりに判断できる方
- 失敗を「やっちゃった」で終わらせず、次に活かせる方
- わからないことがあれば、ためらわずに聞ける方
おわりに
3人に共通していたのは、「自発的に動く」という言葉ほど気負ったものではなく、「気づいたから」「聞きやすい空気があったから」「面白そうだったから」という、意外と自然なきっかけで動いていたということでした。指示を待たない働き方は、特別な覚悟よりも、小さな一歩を後押ししてくれる環境の方が大事なのかもしれません。
xincereに興味を持っていただいた方へ
少しでも興味を持っていただけたら、まずはカジュアル面談からお気軽にどうぞ。実際の開発現場や自社開発プロダクトの裏側について、もっと詳しくお話しします。