※この記事は、毎週の社内週報の1コーナーからの抜粋です。
viviONのリーダーたちに聴く「7つの質問」は、マーケティング部&コンテンツ部GMの谷島(やじま)が、普段なかなか話す機会の少ないマネージャー/リーダーと1対1で話し、仕事のこと、人となり、目指していることを知ることで、全社理解のきっかけにしていきたいと考えているコーナーです。
読んでくれた方が『こういう想いでこういうことやってたんだ!』と思えるような内容を届けていきたいと思っています。
今回は、開発部 ディレクションチームリーダー 森崎 誠二さんです。
質問① まずは自己紹介をお願いします!入社のきっかけや、これまでどんなキャリアを歩んできたのか、簡単に教えてください。
森崎さん:
今は開発部のディレクションチームでリーダーをやっています森崎です。
入社のきっかけは、前職とも関係しているんですけども、前職がダウンロード販売サイトの「DL.Getchu.com(ディーエルゲッチュ)」に10年くらい勤めてました。その10年の間に、エイシスの藤井純さんや高原さんと交流がありましたし、サービスとしてサークルやユーザー視点を強く感じるのがDMMよりもDLsiteだったので、まず門戸を叩いてみようと行ったら、入社という感じですね。
谷島:
そもそも「DL.Getchu.com」に入ったのはどういうきっかけだったのですか?
森崎さん:
「DL.Getchu.com」の1つ前、実は私、グラフィッカーになりたいと思っていたんです。
谷島:
えー、そうだったんですね!
森崎さん:
消えたキャリアだからあんまり言ってないんですけど。
絵とかも描いてたんですけど。CGとかやってて、当時美少女ゲームがKeyとか最盛期だったんですよ。美少女ゲームはクリエイターがいっぱい集まってて楽しそうだった。もともと2次元とか好きだったんですね。
上京をしてバイトをしてた時があって、ザッパラスでWebデザイナーとしてバイトをしてたんですよ。バイトだったんで、1年か2年ぐらいで辞めて、再度思い直した時にやっぱりクリエイターきついなと。グラフィッカーやってても収入面とか、どんどん美少女ゲームが斜陽になっていって。
谷島:
当時はそうかもしれないですね。
森崎さん:
そうなんです。なのでこれは厳しいと。
これまでの経験からサービスに関わるとか、物を売るとかも好きだったので、ザッパラスでも美少女ゲーム関連の職で関わらせていただいたのですが、その後ゲインズという会社に営業譲渡になって、そのゲインズで美少女ゲームのパッケージ販売のサービスをやろうと思っていました。ちょうどそのタイミングで今度はダウンロード販売をやろうと考えているんだという話になり、「ちょっとやってもらえない?」みたいな感じで、私と新入社員2人で立ち上げたのが「DL.Getchu.com」なんですよ。
谷島:
すごい! あれは森崎さんが立ち上げたんですね。
森崎さん:
冗談抜きで私が作りました。ちょっとショボいんですけど、当時、私はWebデザインもやってましたし、運営もやっていました。その時は本当に全部、営業から納品、販売、プロジェクト管理、開発の外注対応とか、決済繋ぎ込みとか全部やってたんです。
谷島:
そうなんですね。じゃあ、まさに今やってることを先に経験されていて。
森崎さん:
社内にあまり知見がなかったから本当に個人で学びながらやってました。
谷島:
当時パッケージ売りからダウンロード販売に切り替えたとの話ですが、でもDLsiteがあまりにも早くダウンロード販売をしていましたよね?
森崎さん:
早かったですね。なので、DLsiteを参考にして「DL.Getchu.com」をずっとやってました。
谷島:
ちなみに立ち上げはどのくらいで?
森崎さん:
ちょっと叩きみたいなのは開発と前任者が何かやっていたんですよ。こんなのがやりたい的な資料が置いてあって。入社から4ヶ月でリリースまで行ったんですよ。今、ちょっと考えられないんですけど。
谷島:
どうやってやってそんなに早く立ち上げられたんですか?(笑)
森崎さん:
リリースができましたが、たぶん少々バグってたと思います(笑)
谷島:
そうですよね(笑)
森崎さん:
でも、スーパーエンジニアがいたんですよ。そのプロジェクト組織が、私と運用担当する新人の社員一人と、外注先の社長と、その配下に1人スーパーエンジニアがいて。デザイナーも外注でどうにかしてっていう。この5人ぐらいで作って、4ヶ月後にリリースしてたんですよ。
谷島:
すごい。実際にその後、森崎さんがそこに10年いて、その間ってメンバーが増えていくじゃないですか。
森崎さん:
はい、増えていきます。
谷島:
増えていって、森崎さん辞めるまでの10年の間、ディレクションをしつつ、全部を見るみたいなポジションをずっとやってたんですか?
森崎さん:
そうです。最初からサービス責任者みたいになってました。サービスの概要のところに森崎誠二って載ってたんですよ。
谷島:
そうなんだ、知らなかった!
森崎さん:
当時の代表としては、成功したらラッキーぐらいに思ってたんじゃないかなって。好きなようにやっていいよみたいな。外注の代表の人も、こんなのやってみましょうよ、みたいな感じのノリでどんどん作っていました。
谷島:
そうなんですね。ずっと責任者もしていて、なぜ10年というタイミングでやめて、外に出ようと思ったのですか?
森崎さん:
当時の話ですと、やっぱりダウンロードの総合ストアじゃ勝てない、何の特徴もないなと思っていた中で、実写のコスプレ商材を扱っていまして。
谷島:
そうですね、「DL.Getchu.com」は今でもコスプレで売ってますよね。
森崎さん:
これしかないな、勝ち筋はって。同人のコスプレ、審査団体のないものを売っていたんです。
私、サービス責任者なので何回か裁判所からお問い合わせくるんですよ。あなたは未成年に販売してましたか?とかで万世橋警察署とかに行くんですよ。私がサービスの責任者だから仕方ないですし、これまでは楽しかったし、サービス拡大もしましたけども。
谷島:
そうですよね、責任者だから大変ですよね。
森崎さん:
で、このサービスがちょっとずつ増えていって、年間で結構な年商になっていました。
広告とかもほぼ何も打ってない状態でそこまでいったのですが、その後色々と口出しをされるようになってきたので、リスクもあるし、これはお任せして私は抜けますって言って。
谷島:
それで、じゃあ辞めようってなって、辞めてからエイシスに入社したのですか?それとも辞める前に、ある程度決まっていて入社したのですか?
森崎さん:
実はその間に一つあって。DLsiteとDMMなどとデジタル同人の業界団体が当時立ち上げられて、「デジタル同人販売連絡会」というのがありまして、そこの代表をやってました。
谷島:
そんなのやってたんですか!
森崎さん:
藤井純さんとかに「デジタル同人販売連絡会」の代表をやってもらえる?と。
谷島:
それは審査とか?
森崎さん:
審査とかやっていないのですが、デジタル同人を取り扱う販売サイトが増えていたので、業界団体が作られた感じです。代表を少しの間して、その後エイシスに入社しました。
谷島:
なるほど、全然知らなかった。で、森崎さんはサービス運営や責任者やってたから、ディレクションとして開発の方に最初から入った感じですか?
森崎さん:
それで言うと、やってたことはそうなんですけど、最初は藤井純さんのお手伝いみたいな感じで入ってたんです。
藤井純さんと宮崎里紗さんがいて、この2人めちゃめちゃ忙しくて。残業が無限に発生するという中で、森崎さんだったら良い感じにフォローしてくれるんじゃない?みたいな。で、明確にこのミッションでっていうよりは、まず2人の負荷を軽減するという役割で入りましたね。
谷島:
なるほど。そこからでは段々とディレクションの方に移っていった?
森崎さん:
当時はディレクションチームはなかったですし、事業推進部を掛け持つ組織チームみたいな。
谷島:
その後、明石さんが、部門を一つにしたり、人数が増えるとともに部署を増やしていった感じですよね?
森崎さん:
そうですね。で、その後にディレクションチームが立ち上がりました。
質問②今、どんなお仕事や目標に取り組んでいますか? チームやプロジェクトの紹介も含めて、最近注力していることをぜひ教えてください。
谷島:
森崎さんの歴史が長くて色々と聞いちゃいました。さて、ここから今の仕事に関してお聞きしたいのですが、ディレクションチームは一言で言うとどんなことを目標に取り組んでますか?
森崎さん:
簡単に言うと進行管理役ですが、今までは、まずここがゴールですっていうのを、起案者や責任者と対話して設定し、ゴールまで向かうために、そのアサインされた担当者なり人を巻き込んでゴールさせることでした。
このゴールに注力したという部分が、前期までは結構強かったんですよね。止まらずに進ませるとか。それをアクションさせるっていうのが、チームの目的として存在していました。
谷島:
実際にゴールに向かうための開発チケットなどは、月間でどのくらい取り組んでいるんですか?
森崎さん:
月に40~50件くらいですかね。ただ、何か課題が検知されて、目的も設定されて、じゃあこれをやろうとなってからのディレクション、みたいな感じでして。
谷島:
多いですね。とはいえ、ディレクションチームとしては開発チケットを進行管理役としてするだけではないと。
森崎さん:
はい。それって範囲が狭いよねっていうのがチーム内で問題提起されまして。開発チケットが上がってから動くのではなく、その課題を事前に検知できたりとか、課題が検知される場所にそもそも居るというイメージですね。
事業側への連携をして事前の段階から関わったり、ゴールも大体がリリースになってしまっていたというところがあったので、事前だけでなくリリース後まで見ていこうという話をチームでしています。
質問③ 最近「これはうまくいった!」と感じた取り組みはありますか?規模の大小は問わず、ご自身が「やってよかった」と思えた経験を教えてください。
谷島:
事前から事後という話で、最近これはうまくいったみたいな取り組み、森崎さんがやってよかったなみたいな取り組みって何がありますか?
ちなみにDLチャンネルの朝会みたいに、事前の段階からコミュニケーションを取り合って良くなった話は、DLチャンネルの責任者としてありがたいなと思っていまして。
森崎さん:
そうですね、開発部というかディレクターがチケットから始まる点でしか繋がっていなかった場合もあり、それを定例MTGで事業側の事情であったり、課題を聞く機会が増えるようになればなと。例えば、「今月売上が厳しくて、ちょっと施策強化したいんですよ」みたいな会話から、じゃあこれって、このプロジェクトを今月は多く取り組まなきゃな、みたいな。
そういう事業理解が進むことによって、DLチャンネルの朝会のように自発的に話す機会を作って、この機会を作って、ものづくりを一緒にできるような状態になったっていうのが大きかったです。
谷島:
そうか、なるほど。先ほど、森崎さんが話していたチームの目標のところで、チケット起点ではなく、事前事後に関わる話をされていたのですが、何に注力されているのかってところでちょっと私のイメージが付いてなかったのですが。。。
森崎さんはチームで「対話」を増やそうと取り組んでいたんですね。
森崎さん:
そうですね。直接コミュニケーションできる、プロジェクトについて一緒に考えられる場所を作っていきました。
質問④ またその取り組みがうまくいったポイントや、意識していた工夫はありますか?
谷島:
良いですね。一緒に考えられる場を作っていったと。ということは、今までは受動的だったんですよね?チケットを見て、それを実現すればいいと思っていたと。これ、受動的で失敗した例ってあるんですか? 「対話」を意識した方が良かったというような。
森崎さん:
受動的で失敗した例は、課題は以前から存在していたのにって、思ったことですね。
これだったら開発してもらえるかなって開発チケットが出てきたときに、実現しないといけない期日がどんどん近づいてきてしまって。共有された時には、この期間だったらもうこれしかプランがないという残念なパターンがあって。
これがもっと手前であれば、対話できている状態であれば、それだったら意外と簡単にできますよって早く取り組める、両方ともスムーズに解決できるみたいなことができるはずと。
谷島:
たしかに。実現までには一定期間準備だったり開発だったら必要なのに、悩んでいたりとか情報共有がされないことによって、良いものを作る時間が減ったりっていうのが受動的だと起こりやすいっていうことなんですね。
森崎さん:
そうです。ただ、それは双方なのかなと。こっちからもキャッチアップしにいければ。開発チケットの起票ベースで動いちゃうっていうのが、やっぱり良くなくて。
谷島:
確かに。普段から「対話」が重要って話ですよね。開発チケットから始めるんじゃなくて。
森崎さん:
その手前から入り込もうよ、課題が発生する場所に居ようっていうところに繋がっています。
谷島:
そうですよね。チケット化してからじゃなくて、この対話を増やすっていうところが、今後のポイントになりそうみたいな感じで分かったってことですね。ディレクションが良い意味でも悪い意味でも役割に徹しすぎたんですね?
森崎さん:
そうですね。仕様を作るまでデザインは動かせないです、みたいな。仕様がないとできないですというのも、2年前とかは普通に存在していました。
谷島:
仕様ができないと動いちゃいけないというのも、これバイアスですよね。
森崎さん:
例えば谷島さんが昨日話されていた、これ長押しだと分からないよっていう仕様。これも、次の日に「長押しじゃなくて、ボタンに変えてテストしました」みたいなことが始まっている世界を目指したいです。
谷島:
良いですね。そういうスピード感で行きたいです。そういったチームとして実現したいことに取り組んでますが、森崎さんの「対話」を増やそうという話、話をしていて今気づいたんですけど、「森崎相談所」、「森崎からも相談所」ってそういう狙いだったってことなんですね?
森崎さん:
はい、できるだけシームレスに、気軽に相談できるようにしたくて。
谷島:
そういう背景で「相談所」だったんですか~。価値が高い取り組みじゃないですか。私、会議名が「森崎からも相談所」ってなんやねんって思ってたんで(笑)「対話」増加施策なんですね。
ちなみに「触ってみよう会」っていうのは?
森崎さん:
「触ってみよう会」は課題から来てるんですけど、機能実装していくにあたって、エンジニアが実装完了したので見てみてくださいってプロジェクトチームに言うんですけど、すぐには反応がない場合があって。
その後に反応があっても、後から言ってくるのは遅いよな~ってなる。見てくださいって言われた方は、別に見るつもりないとかではなく、いつか見ようって思ったり、タイミングだけの問題でして。じゃあ、会議体を設けちゃって10分とか。そこでみんな集まって、必ず触って、触ったらバグが出たりとか、こうじゃないですか、みたいなのが出るので、それをバーって書いてもらう。
谷島:
なるほど。これも「対話」と同じく時間短縮の話なんですね?
明石さんとか出したら、すぐ触りますよね?この辺ちょっとあれだよねとかって、明石さんとか言ってくれるじゃないですか。あれ、みんなやればいいんですよね。
森崎さん:
早いっていうのがすごく重要だったりしますね。開発視点になっちゃうんですけど、なにもないと悪いフィードバックがないから、問題ないようだなとエンジニアが作っていってしまって、出来上がったタイミングで、「実は見てみたらこうなんですよ」とか。絶対改修しないといけないことが後から分かったりする。
谷島:
そうそう、だから作った後にすぐ出して、すぐ反応してあげることですよね。あとでこれできてないってなると感情的になって凹むんですよね。そうなると今度はちゃんとできるまで出さないっていう変なバイアスがかかってくる。
そうじゃなくて、どんどん触ってバグ出ししようよっていう雰囲気をどんどん作ると、より早くなっていくし、そういう手戻りがないので、「触ってみよう会」は良いですね。
さらに言うと、「触ってみよう会」をしなくても良い状況に持ってったら、最高ですよね。その文化作れたら最高だなと思って、今聞いてました。
ちなみに、この「森崎相談所」っていつからやってるんですか?
森崎さん:
これ3、4年やってると思います。誰でも参加できて、毎週やっているんですけど。。。
誰も来なかった、っていう日がないんですよ。
谷島:
あ、来ない日はないのね(笑) 説明の仕方から誰も来てないのかと思っちゃった(笑)
森崎さん:
いや、そんなことないですよ。そもそも来ないのが長期続いたら閉店しますよ(笑)
15分4枠、4枠が埋まるときもあります。
谷島:
ちなみに、「森崎相談所」の相談の幅はどこまでOKなんですか?
森崎さん:
もう何でもOKです。
谷島:
何でもOKなんですか? 恋愛相談も?(笑)
森崎さん:
恋愛相談もOKですけど、適切なフィードバックは返せない(笑)大体は普通の案件ですよね。どうやったら上手く進められますか。みたいな
谷島:
「相談所」やっていて森崎さんにとって良かったポイントはありますか?
森崎さん:
そもそも別に私が教えようみたいな感じじゃないんです。壁打ちしようって感じなので。「こういうことで迷ってるんですよね」って言われたら、実際にはどういうことで迷っているのかって、どんどん深掘りしていくじゃないですか。その過程でその人を知れるし、人と喋ってて気づきも得られるので、そういったところが良かったポイントですかね。
谷島:
壁打ちの場なんですね。相談所って森崎さんに相談するものを持ってくる場所かと思っちゃうのですが。
森崎さん:
これを機会に「森崎相談所」が壁打ちの場ですってを発信していただけるのはありがたいです。
質問⑤ これから挑戦したいこと、実現したいことはありますか?チームの展望でも、個人の野望でもOKです!
谷島:
これから挑戦したいことなど聞きたいのですが、チームとして、マネージャーの山崎さんと、森崎さんが目指すところで合致しているものって何ですか?
森崎さん:
合致しているものは、ディレクションがサービスを作る、リードしている状態ですね。
セクショナリズムっぽい表現になるかもしれないですけども、少なくともみんなが喋っているものを集約して良いものを作りますみたいなことではなくて、「こういう状態が良いよね」っていうのを各チームメンバーが喋っている状態を目指したいという考えが一致しています。
谷島:
それではさきほどの話と繋がりますね。開発チケット化してから動くよりも先からって。
森崎さん:
もちろん開発チケット化してから取り組むことも役割だと思っています。でも、それが仕事です、みたいになっちゃうと、もうそれでいいという考えなら、結構誰でもできるんですよね。だからそこで落ち着いちゃったらダメだよなと。
谷島:
そうそう。これって別にディレクション以外も全てそうですよね、と思いますよね。普段からしっかりと課題に向き合っていかなければいけない。
森崎さん:
事業側に入り込んで、情報とか課題にその場にいないと。あとから、私こう思いますって言っても、あなたの感想ですよになってしまったらいけない。
谷島:
そうですね、実際に社員は事情を知ってますから、本当の意味でのユーザーではないですからね。
森崎さん:
確かに。そういう状態が絶対ダメだなと思っています。
谷島:
だから「対話」が重要だと。なるほど。
森崎さん:
実際の声とか、ユーザーの動きとかを対話で考えていく。
谷島:
中途半端に見ないで、「対話」の中で実現していくと。ディレクションチームが挑戦したいことが分かってきました。
質問⑥ 気になっている市場トレンドや、参考にしている企業・サービスはありますか?マーケティング部からの調査・情報提供の参考にします!
谷島:
ちなみに、ディレクションチームとして目指している中で、参考にしている企業とかありますか?
森崎さん:
特に参考といったものはないのですが、チケット管理で使っているJiraのAtlassianですかね。
プロジェクト管理にすごい特化したサービスを提供していて、このJiraというプロダクトからPMの想いをすごく感じるんですね。
谷島:
Atlassianはめちゃくちゃ良い会社じゃないですか。SaaSの会社としては珍しいぐらいの、しかもオーストラリアの企業で。
それ以外にディレクションの界隈で有名な会社とかないんですか?
森崎さん:
ディレクションの界隈ですか。LinkedInとかが1000人PMがいるっていうのに、度肝を抜かれて、でもそこから深掘ってはないですね。
谷島:
うーん、例えば、先ほど出たAtlassianなんですけど、これ2016年の記事なんですけど、Atlassianは当時営業がゼロなんですね。
当時、営業担当ゼロで3900億円の売上を上げてたんですけど。ここが一番面白かったのはこの「メッシュ型コミュニケーション」です。
先ほど「対話」の話をしてましたが、営業っていう役割を置かなくても成長するのはこの記載の部分が森崎さんたちに参考になるんじゃないでしょうか?
「(記事より)多くの企業は、組織はピラミッド型で、下層にいる人は決済権を持っていない。 だが、Atlassianはメッシュ型の組織を設計。トップは方向性だけを決め、現場に大きな裁量権を与えて、都度の判断を任せることで、動きをスピードアップしている。 経営者は会社の方向性を考えることに、エネルギーと時間を集中して、どう走るかは下に任せている。社内での情報共有は徹底。同僚の給料以外はすべて知っているほどオープン。グローバルでの開発状況やバグ対応状況などもすべて共有。そのため、例えばバグが見つかった場合も、オーストラリアのエンジニアが退社した後、その対応履歴を見て、まだ勤務時間中の日本のエンジニアが対応するなど、国境を超えた協力も容易になっている。」
メッシュ型のコミュニケーションをできているから伸びた会社。まさにJiraよりも、Jiraを作ったAtlassianの考え方をディレクションが参考にしても良いのではないでしょうか?
森崎さん:
明日リリースされる世界。Jiraを提供している人たちが作っているからすごい共感します。
谷島:
Jiraを活かすってのはそういうことで、Jiraのように誰が見てもできる状況を作れるかっていうのが、ディレクションを目指す世界かもしれない。
森崎さん:
全部共感しました。
質問⑦ 社内で「最近ありがたかったこと」「これから一緒に取り組んでみたい部署」などあれば教えてください!感謝の気持ちや、今後の連携希望など、カジュアルにどうぞ。
谷島:
では、最後にありがたかったこと、一緒に取り組みたい部署などを。
森崎さん:
最近のありがとうは、個人という感じじゃないんですけど、いろんなプロジェクトと関わらせてもらい、メンバーやプロダクト担当者は複数のプロジェクトを跨いで担当することも多く、細かいフォローができていない時も発生していたり。そういった時に、主体的な行動で主導していただけるシーンに遭遇すると、とてもありがとうという気持ちになっています。いつもありがとうございます。
取り組んでみたいのは、決済プロジェクト、法務チーム、あと谷島さん。谷島さんと対等にサービス作っている状態にしたいです。
谷島:
色々とずっと「対話」してきてますけどね(笑)
森崎さん:
決済プロジェクトは武本さんが見てる世界っていうのもやっぱり見たいし、シンプルに情報連携しつつも、決済プロジェクトが感じる課題とかをviviON IDポータルで実現するみたいなことはやりたいなと。あと法務チームは、最近関わることが多いんですけども、こういうところがおかしいよね、ここって法務的にこうだよ、みたいな。自分が持っていない知識をシンプルに学ばせてもらっています。
谷島:
より見識を、幅を広げていくようにしていく姿勢は素晴らしいと思います。
今回はインタビューありがとうございました!
編集後記(谷島)
実は今回、森崎さんとは2回に分けてインタビューさせていただきました。
昔から何度も1on1を二人でしていますが、今回のインタビューを通じて森崎さんの捉え方が変わりまして。これは、2回目のインタビューが必要と思って、やり直しさせていただきました。
2回目のインタビューの途中で分かったのが、森崎さんがディレクションとしての癖で良い意味でも悪い意味でも具体的すぎるのかもしれないと。そこで、森崎さんを私が捉え直してお話を聞いていく中で、「対話」が必要という、viviONにとっても必要な抽象的な言葉が見えました。
そこから森崎さんたちが目指す目標なども理解しやすくなって、良いインタビューになりました。
非常に重要なので、みなさんも「対話」をすることで先に課題を見つけて、改善の取り組みスピードを上げていきましょう!
森崎さん、2回もお時間いただいてありがとうございました!
次回もお楽しみに!