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【社員インタビュー】一度 "シャケ" になった男が全国を回って北海道で校長になった話

今年7月にオープンした、リングローのルーツとも言える北海道支店として、「泊川(とまりかわ)集学校」があります。

集学校とは?
リングローでは、全国各地にある廃校を、人びとが集いつながるIT交流拠点として再生する、「おかえり集学校プロジェクト」を展開中。泊川集学校は、旧泊川小学校を利用した施設で4月1日にプレオープンし、すでに一部の事業活動をスタートさせている、おかえり集学校プロジェクト7校目の集学校です。
おかえり集学校プロジェクト
news 『おかえり集学校』は、パソコンなどの再生事業を行うリングロー株式会社(本社:東京都豊島区池袋)が主体となって取り組んでいる全国規模の長期プロジェクト。全国各地にある閉校を、人びとが集いつながるIT交流拠点として再生し、少子高齢化対策や雇用創出を含めた様々な面で持続可能な地域づくりに貢献していこうというものです。 ...
https://shugakko.jp/


本日は泊川集学校で現在校長として働いている、佐藤鴻地(こうじ)さんにインタビューしてみました。

―自己紹介をお願いします。
 佐藤鴻地です。 入社5年目で、今は北海道の泊川集学校の校長をやっています。

―入社5年、色々ありましたね。
 んーどうだろ? 色々やってきた自負はありますね。 駆け抜けた感じというか。

―リングローとの出会いは?

当時、留学帰国生だったときに奨学生が参加するイベントへ半強制的に参加させられて・・・

そこであった卓球大会で見事優勝した帰りに、バス停で出会ったのが当時の小俣さんだったんです。
同級生のノリで声かけてみたら、「社会人ですけど・・・」と返ってきてちょっと気まずかったですね。

ー鴻地さんがリングローとつながりがあったのは、なんと大学3年生のころの出会いがあったからなんですね・・・!

そして、およそ1年半の時を経て「面接させてください!!」と連絡したら入社することになったんですよね。
今思えば、すごい縁だなと感じています。

ー新入社員から、一度"シャケ"になった話

入社後に新人研修を経て、「おもに卸売」に配属されました。
いわゆる営業として、テレアポしながらお客さまへ中古パソコンの提案をしていましたね。
当時は「おれがリングローを変えてやるんだ!」くらいの気迫で仕事に臨んでて、今思えば色々ナメてたなと。
はじめの頃はアポ取って、提案してと結果はそれなりに出ていたはずなんだけど、ある時から急にうまくいかなくなった時期が続いたんですよね。
そんな状況から、社長から突如"シャケ宣告"を受けて、自分を見つめ直す期間を3ヶ月くらい経て戻ってきました。

(川で産まれたシャケは餌を求めて海原へ出ていき、また産卵のために生まれ育った川へ戻ることから"シャケ"と呼ばれたそうです・・。)

ただ、シャケ宣告の真意を聞けてないのでいつか社長に聞いてみたいですね。

ー3ヶ月の充電期間から帰ってきて。

パソコンを"販売する"側から、パソコンを"仕入れる"側になりました。 
今までは販売するのが主だったけど、今度は自分で仕入れたものを売り切るまで責任持って見なきゃいけない。 これがかなり最初の頃は苦戦して、状態が良さそうだと思った商材を100台くらい仕入れてR∞PCの生産をしようとしたら、10台くらいしか販売できないよ!って生産の現場から言われたときはツラかったです。
それでも"自分の責任でやる"経験ができて、視野が少し広がったかなと思いました。

―ハイエースで全国を回る、CAR∞VANができた経緯

仕入れをやっていく中で少し悩んでいた時期があって、ある時社長のお宅で、上司や社長と色々と話しをしているうちに「クルマで全国回って、R∞PCを販売してみたら?」と社長から提案をもらったんですよね。
これはもうやるしかないと思って、中古車販売店に連絡して、これから自分の住処となる車の見積り依頼をしていましたね!
「こんなに高いの、いらないでしょ?」とか社長に言われながらも必死の説得により、キャンピングカー仕様のハイエースを購入してもらいました。

ハイエースを使って、R∞PCのブースを設営して様々な方にR∞PCを見て・触れてもらいました!

ーこうして、日本全国を回りながらR∞PCの普及活動が始まっていったんですね。  そういえば、なぜ「CAR∞VAN」って名前になったのでしょうか?

小俣さんの発案なんです。 15分くらいでポンポンとアイデアが出てきたんですよね。
どっかに残してたんだけど・・・ あ、ありました。コレです。

<ネーミング案>
CAR∞VAN:キャラバン。全国回る感じの意味
PR∞VAN:ピーアールバン。パブリックリレーションを作るVANという意味
R.I.P:R∞PC移動販売プロジェクトの頭文字から
R∞PC anywhere:どこでもR∞PCという意味
里小路:さとーこうじ、どんな村の小さな道でも行きますという意味


ー色々候補あったんだなぁと。 アイデア力、身につけたいですね。。。

ー北海道からスタートし、山形から九州へ。

どこへ行くにも「なんでもいいよ。」から始まったのもあって、全く知らない場所へ行くよりも、勢いつけられそうな場所と考えたときに社長のゆかりのある地でもある、北海道からスタートさせました。
ちょうど秋口だったのもあり、雪が降る前に行ける場所から行こうと思って。
その時に八雲町で色々とお世話になることが多くて、色んな方を紹介してもらったり繋がりを持つこともできましたね。
でも、札幌で思うように結果が出なくて社長に相談してみたら、色々とアドバイスをもらって
長沢集学校」がある山形へ行って学んでこい、と。

そんなこんなで山形で地元の方々と仲良くなったりしたときに、熊本県芦北町の商工会の方と知り合うチャンスができて「今度行きます!」と意気込んでたら何故か急に行くことが決まり、現地に行ったら「ホントに来たんか!」って驚かれました(笑)
もう一つ驚きがあって、芦北町で色んな方と交流していく中で大学時代の先輩が興した企業にも繋がれたんです!!

ー世間って、どこで繋がってるか分からないものですね!

ーCAR∞VANから、また北海道に!

熊本で色々繋がりでができて、このまま九州回っていくぞ―と意気込んで鹿児島へ行ってみたら全然上手くいかなくて。 なかなか外部から飛び込むのは難しいところとは聞いていたけど、想像以上でしたね。
それもあって、一度関東に戻ってきて色々準備してまた九州を回ろうとしたときにコロナの影響で断念したんです。

埼玉の横瀬町や、おもにオフィスIT BTOのお手伝い、千葉県にある「長南集学校」の業務のお手伝いを通じて、集学校でもイケるんじゃないか・・?って謎の自信が出てきて、ちょうど北海道に開校する予定もあって立ち上げしに行くことにしたんです。 すぐにその自信も打ち砕かれたけど(笑)

泊川集学校の立ち上げで戻ってきたとき、CAR∞VANを始めた当初に出会った商工会議所の方たちと久しぶりに会って、「あー戻ってきたな」と実感しました。
正直、めちゃめちゃ嬉しかったです。 約束を果たせたって感じがしましたね。

―集学校での一日の過ごし方は?

お客さまが来る日と来ない日でやることは変わります。
接客が中心の日もあれば、お客さまが来ないときは積極的に外へ出ていってます。
できる限り自分たちの足を動かして、隣町の自治体に行くこともあったり。
あとは、次のイベントの準備をしています。
土台作りってすごく大変だけど、そのぶん結果が出た時の嬉しさも大きいです。

―これからリングローに興味を持ってくれた人へ

えー、難しいな・・・
今しかできない経験はたくさんさせてもらってるし、失敗することがあってもたくさん挑戦させてくれる会社だと思います。

紆余曲折を経ながらも日本を縦断し、現在は集学校の校長として活躍している佐藤さんの今後に期待ですね・・・!

最後まで読んでいただきありがとうございます!
次回もまた、お楽しみに。

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