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「お客さまに愛され、その100倍お客さまを愛するコンサルタント」経営者に寄り添える存在を目指して

 JBAの事業や、働く人々の魅力を知ってもらおうと始まったこのインタビュー企画。今回お話を伺うのはクリエイティブプランナーの山本さんです。


2014年入社の山本さんは、関西・九州・関東に焼肉・しゃぶしゃぶ食べ放題事業を展開するD社さまを担当し、5年間にわたって企業広報の支援を行っています。

今回は、D社さまがCSR活動の一環として取り組む「カンボジア学校建設プロジェクト」について、語ってくれました。


山本さんご自身がJBAに入社されたのはなぜでしょう?

 私、ベトナム人なんです。30年前に両親がベトナムから幼い兄を連れて日本にやってきて、その後、私が生まれました。私が小さかった頃って今みたいな“グローバル”という言葉が謳われる時代とはほど遠かったので、小学生の頃はご近所さんから冷たい目で見られて、同級生にはいじめられたりして。もともと負けず嫌いということもあり、よくケンカしていましたけど、ときどき家の近くの公園で泣いていました。両親に悲しい思いをしているってバレたくなくて…。でも親だからわかるんですよね、すごく悲しそうな顔で「ごめんね」って言われたんです。そのときに、「絶対に社会で認められる存在になる」って決意したんです。それから猛勉強するようになりました。そのときは両親を安心させたいという思いでしたが、それがわたしの原点でしたね。


【お母さんの誕生日にはじめて花束をわたしました】


それから中学・高校・大学を経て、就職活動が始まりました。自分自身がトリリンガルということもあり、貿易関係やメーカー、外資系アパレルなど、かなり厳選して就活を行いました。その中で内定をいただいたのが外資系のウェディング会社でした。ドレスプランナーという職種でバイヤーも含め、海外での活躍もできるということで、役員面接で内定をいただきました。

その後、会社のご厚意で当日行われていた模擬挙式に内定者たちも参加しました。挙式が始まり、周りの内定者は新婦の美しさに感嘆の声をあげる中で、私はそのスカートを直しているプランナーさんばかり見ていました。そのときに思ったんです、「10年後に自分はここにいるのかな」って。答えはノーでした。模擬挙式の後すぐに内定を辞退しました。

内定辞退後に、なんとなく就活サイトを見ていたらそこから歩いて10分の場所で1カ所だけ説明会が行われていたんです。それが日本ビジネスアート(JBA)でした。

説明会では、業務内容ももちろんですが、ぎっしりと詰まった1日のスケジュールを見せながらイキイキと仕事内容について語っている方など、社員の方々がとても面白かったんです。デザインの理解があるわけでもなく、Macを操作することもできないけれど、ここなら社会人生活を充実させられる!という直感で、説明会が終わった後に社員さんに声をかけました。私の不安をぶつけにいったんです。

そうしたら、「環境はこちらですべて用意します。だから全力のあなたで向かってきてください。楽しみにしています」と言ってくださいました。その瞬間に、「あ、もうこの会社に絶対入る」って決めました。それから3ヶ月後、6回以上の面接・試験を経て、JBAから内定をいただきました。文字通り、全力で向かいました。(笑)


そうした経緯があってJBAに入社されたんですね。山本さんご自身が仕事をする上で大切にしている考えはありますか。

 “お客さまに愛されて、その100倍お客さまを愛するコンサルタントになりたい”

内定式に社長、幹部、先輩社員の前で宣言した言葉で、今でも大切にしています。この言葉を宣言したのは、ある先輩社員との会話がきっかけです。

「経営者ってどういうイメージ?お金持ち?幸せ者?実は孤独なんだよ。自分の会社と社員はもちろん、その家族も背負いながら、毎日、決断と迷いの連続で、プレッシャーの日々なんだよね。俺はそんな経営者たちに少しでも寄り添える存在になりたい。」と、熱意を込めて語ってくれて。私はその言葉に感動したんです。だからこそ、お客さまに必要とされる存在でいたい、そのためには自分がそれ以上にお客さまの味方になって、愛されるコンサルタントになりたいと思ったんです。


【好きな上司とD様の店舗にて】


その考えが日々のJBAの業務に繋がっているんですね。では、今回のD社さまのプロジェクトについても、同様だったのでしょうか。

 そうですね。2009年から始まった「カンボジア学校建設プロジェクト」では、2016年からD社さまのアルバイトが現地に赴き、カンボジアの子どもたちと交流を行っていて、私はこの活動のお手伝いをさせていただいてます。昨年は学校建設も記念すべき10校目ということで、日本のアルバイトと現地の子どもたちがともに楽しみ、成長できるようなプログラムを目指しました。最終的には、“カンボジアと日本の架け橋”というテーマで、カラフルな虹の手形アートをみんなで描き、教室の壁に飾りました。他にも、子どもたちの10年後の夢を書いたタイムカプセルを校庭に埋めてもらったりしました。“特別な活動にしたい”というお客さまの意思を汲んで、形に残るものを提案したんです。

また、大勢いるアルバイトの中でも、海外プログラムに参加できるのはほんの一部。だからこそ、カンボジアに行ってから、会社に対する考えの変化や、自分自身がどういう風に変わったのか、貴重な経験を他のアルバイトにも伝えようということで、自店でプレゼンをしてもらいました。プログラムに参加していないアルバイトの皆さんも、自分たちが普段働いていることが、少しでもカンボジアの子供たちの助けになっていることを実感できたと喜んでくれたそうです。その言葉を聞いたときは、私もすごく嬉しかったです。


【実際の作品】


【アルバイトとカンボジアの子どもたち】


JBAがプログラムに恊働したことで、どのような成果がありましたか。

 JBA制作の映像を全店舗のサイネージに流していただくなど、お客さまには非常に喜んでいただきました。お取引先さまなどの外部の関係者さまにも観ていただいたところ、反応が良かったらしく、動画を観て泣いていた方もいたそうです。そういった反応を聞くと、大きな励みになります。

また、この動画が経団連推薦社内報審査の映像部門を受賞しました。やはり目に見える表彰をいただくと、モチベーションに繋がります。そこからお客さまとの信頼関係もより強固なものになりました。


最後に、山本さんご自身の将来の展望を聞かせてください。

 担当者さまやその先の経営者さまに直に寄り添えているということが、私にとってやりがいであり、JBAの強みだと思っています。今後もそうした方たちと関わることができる案件をもっと増やしたいです。また、自分の経験をノウハウとして、次世代の後輩たちに伝えていけたらと思っています。


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