【5分で読める!地域ブランディング研究所のまるわかり記事】地域観光コンサルティング・インバウンド、地ブラが手掛ける「地域観光ビジネス」と「活躍できる人材像」を徹底取材!】
「地域活性や観光やインバウンドに関わりたいけれど、地域ブランディング研究所は、どんなビジョンを持って、実際にどんな事業やサービスを提供しているの?どんな採用活動をしているの?」
と疑問に思った方向けに、地域ブランディング研究所=「地ブラ」の事業の特性や事例、地ブラで活躍できる人材像についてインタビューしました!
まずは代表紹介!
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【代表者プロフィール】代表取締役 吉田博詞 1981年 広島県廿日市市(安芸の宮島対岸)生まれ。
筑波大時代、日本各地・世界各国の都市・地域巡礼するとともに各地の地域活性プロデューサーに弟子入りをすることに注力。2004年にリクルートの住宅情報Divに入社し、現SUUMOで大手マンションデベロッパー向け広告企画営業を担当した。その後、2005年に地域活性プランニング入社し、映画ドラマのロケ地を通した地域活性化で数多くの自治体・大手電鉄会社・不動産会社・ホテル・ブライダル施設をコンサルや、日本で唯一のロケ地検索サイト「ロケなび!」を立ち上げ事業化、その他、ロケ地情報誌ロケーションジャパンの立案などに携わった。2013年に地域ブランディング研究所を設立。現在、信金中央金庫 インバウンド専門アドバイザー、一般社団法人日本インバウンド連合会(JIF)幹事、東京商工会議所台東支部 インバウンド戦略アドバイザーなど数々の専門委員を務めている。
「創業理念とVISIONやMISSIONについて」
10周年記念で制作した、私たちの「まちの誇りの架け橋」の想いとサポートしている地域写真、そして、メンバーの想いをまとめたムーズはこちらです。
VISIONとMISSIONそして、まちに向き合う4つのスタンスの詳細はこちらのページで
⇒https://chibra.co.jp/vision/
「事業やサービス、業務について教えてください!」
【私たちの事業について】https://chibra.co.jp/solution
Q「誰に対してどのようなことを行っている事業ですか?」
私たちは、各地域とそこに訪れる観光客との懸け橋としての役目を担っています。
日本の地域と海外(インバウンド)両面のトレンドのキャッチUPをしており、民間企業ながら、行政や自治体、各地で観光プログラムを提供されている民間企業などから業務委託をうけています。また、海外の旅行代理店のネットワークをもっており、訪日旅行における日本文化や地域でのアクティビティ体験などの販売プロモーションやランドオペレーションなども行っています。
例えば、地域ソリューション事業では、観光庁や農林水産省、国土交通省などいわゆる「行政」や、
「各地域の自治体」(県や市などの観光課など)、「DMO」などがかかわっているお客様です。
観光・地域課題に関する「公募案件」の「企画競争入札/プロポーザル」案件などコンペに手を挙げて参加し、観光課題に関する案件を受託するところから私たちのビジネスがスタートします。
※「DMOとは?」参照:https://www.mlit.go.jp/kankocho/page04_000048.html
Q「地ブラは、どんな強みをもとに地域観光支援をおこなっていますか?」
「地域の自走のための支援プロセス」
伝統や風習を紡ぎ、磨き上げ、地域が「自走」する未来を切り拓く。「らしさ」が輝き、自走する地域を日本中につくるべく、私たちは地域の方々と共に未来を描き、伴走しています。
「本気で成し遂げたい地域に、本気で取り組む!」を信念に掲げ、戦略立案から受入体制づくり、
共感するコミュニケーションデザイン、組織づくりまで一貫してサポートしています。
1年での成果を追求するだけでなく、地域の方々と共に長期的な目標達成に向けて実行計画に落とし込んでいます。私たちがお手伝いしなくても、3〜5年後には地域の方々が主体的に地域活動を運営できる状態が理想形であり、そのためにも、私たちは地域の方々の一員として協力し、実現に向けて共に考え、行動していくことを大切にしています。
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Q「営業職は、どのような業務を担当するんですか」
地域ソリューション事業にかかわる営業スタッフは、営業活動から企画提案、ディレクションまでトータルに行います。全体の地域案件プロジェクトの進行管理や予算管理まで行うため、「地域ビジネスプロデューサー」という立ち位置になります。
業務の流れのイメージ」は、
①入札⇒②提案書を作成しコンペへ参加⇒③受注(受託)⇒④提案したものの仮説検証やリサーチ⇒⑤企画実施に向けてのディレクション⇒⑥企画実施(当日の運営など)⇒⑦販売プロモーション施策(「AttractiveJapan」による体験プランの発信販売や、海外の「OTA」などへの展開&海外旅行代理店への営業アプロ―チなど)⇒⑧報告書の提出や来期の提案
上記の流れを1年の流れの基本として、地域担当として数か月かけてプロジェクトを実施していきます。
かなり幅広い業務になるため、リサーチや提案書・報告書などの書類作成も多い仕事ですし、ディレクションや全体の進行管理が必要な仕事です。手配やリサーチや資料作成補助などは、アシスタントとしてパートさんやインターン生とチームを組んでサポートしてもらいながら進めています。
Q「具体的にはどんな地域観光課題や提案をされているんですか」
地域の課題はそれぞれです。私たちが一番得意とするのは、観光体験プログラム造成。その地域の観光資源を使い、プログラムの企画やブラッシュアップ、実施していくためのガイドの育成、実証実験のためのモニターツアーや時には、地域の皆さんとシンポジウムを行ったり意見交換会なども行います。
※参照:運輸局(訪日外国人旅行者向け 体験型観光コンテンツ造成 マニュアルPDF)
https://wwwtb.mlit.go.jp/chubu//kankou/chiiki/glocon//manual.pdf
<地域ブランディング研究所が実際に関わった地域応援事例>
各地域の事例は、こちらのページで見ることができます。地域によって課題や地域資源の特徴・魅力も
違う中で、地ブラは全国の地域プロジェクトの事例やノウハウをもとに地域の課題を解決しています。
https://chibra.co.jp/supportcase
<全国で実施した一部の事例>
「島根県 津和野~攻めの姿勢でファンづくりチーム一体となって未来を創る~」
https://chibra.co.jp/supportcase/shimane_tsuwano
「新潟県 燕三条エリア~現場をどう見せ、どう共感してもらうか ファクトリーツーリズムのその先へ~」
https://chibra.co.jp/supportcase/niigata_tsubamesanjo
「浅草エリア~敬意を払い、懐に入り込む 地域の課題とニーズを発掘~」
https://chibra.co.jp/supportcase/tokyo_asakusa
地域の支援事業については、地方紙でモニターツアーの様子を取り上げていただいたこともあります!
「鹿児島でファムトリップを実施!南日本新聞に掲載されました」
https://www.wantedly.com/companies/www-chibra-co-jp/post_articles/360462
<制作実績>
地域体験コンテンツを企画するだけでなく、案件によっては観光PR用の冊子やポスター、Web、動画などのプロモーションコンテンツの企画や編集を任されることもあります。観光体験時のコロナウィルスの感染対策のマニュアルや動画の作成も行いました。
https://chibra.co.jp/creativework/
「インバウンド事業はどんなことを行っていますか」
地域ソリューション事業でも、インバウンドについての課題があがることが多くあります。外国人観光客をターゲットとした体験プランの企画造成に強みを持っているのも、私たちが地域ビジネスとインバウンド事業の両方のビジネスを行っているからこそです。
外国人観光客が増加しても、消費活動をしてもらわないと地域にお金が落ちず、地域経済は活性化しません。滞在時間向上と消費金額アップなどの課題をもとに体験プログラムの企画サポートをしています。
具体的には、外国人の旅客ターゲットに向けたモニターツアーの企画・実施、ファムトリップ(海外旅行会社の招聘)や、自社で運営する「Attractive JAPAN」他、OTAと言われる、Bookingプラットフォームの登録サポ―トでの海外旅行客への販路拡大、受入体制のコンサルティング、観光客受入多言語整備(パンフレット制作やWEB制作など)を行っています。
また、旅行会社への販路拡大営業や、海外での観光系の展示会イベント参加なども行っており、たくさんの旅行代理店のネットワークを持っています。
「Attractive JAPAN」について詳しく教えてください。
地ブラのサービス、体験プログラム予約プラットフォーム「Attractive JAPAN」を通して、地域と海外の旅行会社及び外国人観光客をマッチングさせることで、国内の外国人や訪日観光客に地域に訪れてもらう仕組みをつくっています。
「Attractive JAPAN」のユーザーは、日本語や英語、繁体字で各地の体験プランを見ることができます。
個人の旅行客からの予約だけではなく、地ブラでは、海外20ヶ国1000社以上・国内200社以上の独自に構築した旅行会社ネットワークを持っており、その海外旅行代理店の訪日旅行担当者へ「Attractive JAPAN」を活用した、各地の観光体験プラン利用についての提案や、要望をヒアリングしてカスタマイズした体験ツアーの企画やガイドの手配など、ランドオペレーティングの対応も行っています。
ランドオペレーティングチームの企画営業担当は、年に数回ある海外での旅行業界商品の集まる展示会などに参加をして「Attractive JAPAN」を通して伝えたい日本の地域の魅力を伝えています。
掲載されている体験プランは、日本の各地域で体験プログラムを提供する施設の事業者様で、
「Attractive JAPAN」紹介ページの制作や予約があった場合の英語受付対応なども地ブラがおこなっています。「AttractiveJapan」だけでなく、世界のOTAへの掲載登録なども代行しており、各体験の販売プロモーションのサポートをしています。
どんな地域のどんな施設をサポートしているのか?地域によってどのような企画があるのかは、サイトをぜひ、覗いてみてみてください!
「Attractive JAPAN」 https://attractive-j.com/experiences?lang=JP
◇「AttractiveJapan」https://attractive-j.com/experiences?lang=JP
◇インスタグラムhttps://www.instagram.com/attractivejapanglobal/
◇Facebook https://www.facebook.com/attractivejapan
「地ブラのカルチャーについて教えてください。」
◇【学びのカルチャー】
「MACHIBIYAセミナー」は社員も参加し、他にも外部セミナーなど専門家のお話や地域、観光に関わる最新情報をキャッチアップしてもらっています。社内勉強会や研修も積極的に行っています。
そして、オフィスの中の本棚はびっしり本が並んでおり、地ブラ図書館として社員が活用できるようにしています。合宿は地域でのフィールドワークなども取り入れたワークショップや、チームビルディング研修を実施しています。その他、観光関連についての資格にチャレンジできるよう、受講料サポートや取得時の祝い金がもらえる資格取得サポートなどもあります。
◇【テレワーク導入&オンライン研修やオンライン交流会も!】
コロナ禍になる前から、地方出張が多いこともあり、ビデオミーティングやチャット(チャットワーク)での業務連絡などを活用していました。2020年3月からはテレワークを強化し、会議は基本的にZOOMやGooglemeetsによるビデオ会議で実施。コロナ対策と業務効率化のため、テレワークを推奨しています。
浅草・広島のオフィス勤務のスタッフもリモートワークと出社を調整して活用しているメンバーもいます。九州や関西、愛知、北陸などの地域には、現地に常駐して勤務するメンバーも増え、広島以外はオフィスはまだ設置はしていないですが、在宅勤務で勤務してくれています。
コロナを機にこうしたリモート体制を敷いたことで、地元に帰るきっかけにもなったメンバーがいたり、地元にいながら転職したいという方の採用に繋がったり、地域ビジネスをしている私たちならではの効果もありました。
業務以外にも、チームビルディング研修や忘年会、歓迎会などの交流会もオンラインで様々な企画をして楽しんでいます!もちろんオンラインを活用しながらも、リアルの場も大事にしているので、コロナの影響や対策をしながらですが、営業スタッフなどは2ヶ月に1度位は、浅草に集まってリアルな集合研修や懇親会も行っています。
オンラインで行った社内交流会
◇【 十人十色、様々な働き方のスタッフを活用 】
スタッフは、若手が中心のため、社内で足りていない専門知識やスキルなどがある方に業務委託(パートナー)として活躍してもらっていたり、パートで長く勤務されていた方が、子育てや家族の都合、移住などパートナーや時短スタッフとなって活躍してくれるなど、貢献度の高い方には長く勤務いただける働き方の提供も積極的にしています。
◇【社内行事や地域行事への参加】
毎月のMVPの表彰や誕生日祝いをする他、ランチ会、餅つき大会、花見、浅草の三社祭、酉の市など浅草ならではの季節行事、花火大会の際は、隅田川とスカイツリーを望めるオフィスを開放してメンバーの家族なども交えて花火鑑賞もしています。
浅草の祭りと言えば三社祭り!代表もスタッフも神輿を担ぎます!
10周年パーティー。毎年、感謝祭というスタッフや関係者を呼んでのパーティーを開催していて、普段リモートワークで勤務している各地のメンバーも浅草に集結しています!インターンOBなどもかけつけてくれたり、お子さんを連れてくる方などもいたり、地ブラの行事はアットホームなものが多いです!
◇「勝手にふるさと大使」
「勝手にふるさと大使」と称して、一人の一人の名刺には、「まちの誇り」を記載しています。
それぞれが自分のまちを盛り上げる「ふるさと大使」として活躍して欲しいと考えています。
「地ブラが求める人材像について教えてください」
地ブラでは、中途・新卒・パートスタッフ・インターン、そして専門領域などをサポートしてくださるパートナーの方など様々な人が活躍しています。
とはいえ、正社員スタッフは20名程、パート・インターンがそれぞれ10数名、パートナーさん数名を含めて約50~60名という2013年に設立された10期目のベンチャーです。
地域プロデューサーとして営業やプロジェクトの進行に関わるメンバー、それを支えてくれているアシスタント、コーポレート部門などポジションなど固定のポジションはあるものの、業務の範囲も働き方も様々です。
中でも、地域プロデューサーとなっていく企画営業職のメンバーは新卒・中途ともに募集をしており、
リクルートページにも「がむしゃらに。泥臭く。地域を、走れ。」という採用メッセージを載せています。『「がむしゃら」「泥臭く」という言葉がはいっていたら引いちゃわないかな?』という話も出ましたが、エントリーいただいた学生の方々にも
「あの言葉、響きました」と言っていただくことも多く、地域にしっかり入り込んでる姿や、一生懸命がむしゃらになって、きちんと汗をかきながら地域に向き合って、伴走すること、それが自分の成長に繋がり、地域に貢献できる力になる、というメッセージを受け止めて下さる方が、きっと地ブラのカルチャーにあうのだろうと考えています。
地域ビジネスに関わる人材として、そしてベンチャーの環境下で働く上で、
地ブラが一緒に働く仲間に求めることとして掲げているのは例えば以下のようなことです。
具体的な例でいうと以下のようなことになります。
・地域への想い=「ビジョン、ミッション」への強い共感を持ってくださること。
・地域ビジネスや観光業の難しさを理解した上で、四六時中「地域」について考えられるか?
・課題解決のためのソリューションを仮説立てていける論理や企画力、考え続けられる力があるか?
・自分がその事業の責任者という視点でやるべきことを考え、自走ができるか。
・地域の人に可愛がられる愛嬌や人懐っこさはあるか。
・ベンチャーのスピード感やマルチタスクなど、求められる事に食らつく成長意欲はあるか。
・地域や社内の人間関係の中で、気持ち良くウエットな環境でのコミュニケーションを取れるか。
・アドバイスに対して「素直」に吸収し、すぐに行動に移し責任感を持って成し遂げることができるか。
・読書やニュースのチェックなど、流行や地域の情報に気を張り「学び続ける学習習慣」はあるか。
「地ブラの業務で必要とされるスキルやはありますか。また、仕事を通じて、どんなことが身につきますか」
1つ目に必要なのは、地域観光課題を整理し、仮説立て、それをもとに施策を立て企画を推進していく地域観光のコンサルという立場なので、論理的に提案をしていくための論理的思考です。
また、課題に対してどう解決していくか?を考えぬき、仮説をもとにリサーチやマーケティングを行い、地域の資源を活かしたストーリーのある体験造成をしていく企画力です。
もう一方で、プロジェクトを遂行するため、その地域に足げく通い、体験プログラムを行う施設や、観光資源となる伝統工芸、農場や漁獲、特産物を提供されている方々、宿泊施設、その他地域の人たちとコミュニケーションをとって可愛がられながら、地域の人たちに入り込んでいく営業としての愛嬌やコミュニケーションスキルも大事です。
新卒採用では、経験ないので上記のようなことを仕事としてやり遂げたいと思っているかや、地域への想いの部分を面談でお聞きしています。
身につくこととしては、ヒアリング力や提案力、関係構築力など営業としてのスキル他、マーケティング・企画力、コンサルティング力、ディレクション能力などです。様々なことが身につく仕事です。
実際、弊社にエントリーしてくださる方々は、こんな思いをぶつけて来てくれます。
「社会課題や地域の観光課題に何か貢献したい」
「いつか地元に帰った時に地域をもあり上げられる力を身に着けたい」
「日本の地域の魅力や文化をもっと世界の人に知ってもらいたい!」
など。
想いをもって地域観光ビジネスを通して、自身のビジネスセンスを磨きながら、地域や企業に貢献し、
会社と共に自分自身も圧倒的なスピードで成長したいと思っていただいた方はぜひ、ご応募ください!
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