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激変の時代、どんな会社に入社する?上場企業取締役に聞いてみました!


様々な業態が影響を受けたこの1年。
ビジネスシーンにおいても、オンライン化が加速するなど大きな変革期を迎えました。

そんななかで、
ライトアップでは「困った企業を助ける」というビジネスを行っていることもあり、
非常に多くのお客様から求めていただきました。

参考:営業利益、前期比744%の大幅増 withコロナ時代だからこそ提供出来た価値とは
https://www.wantedly.com/companies/writeup/post_articles/302529

このような時代で、「どんな会社を選ぶのか」は非常に重要な要素です。

そこで今回は、採用担当塩崎と、当社取締役吉本が
「いま、どんな会社を選ぶべきか」をテーマに対談してみました!

新卒、転職に限らず、「これからの人生を変える」ためのきっかけになればうれしいです!

塩崎:
今日は、吉本さんと対談していきたいと思います。
よろしくお願いします!

吉本:
よろしくーー

塩崎:
僕は、新卒1年目の4月1日から新規事業に配属されて、取締役の吉本さんと2人で事業を行っていました。いつもお世話になっております!

今日は、「今この時代に就職活動するとしたら、吉本さんならどんな会社を選びますか?」というのをテーマに話していこうかなと思ってます。

では、まず吉本さんの経歴から簡単に教えてください!

吉本:
新卒での就職活動をしていたのは20年くらい前だね、もう。1998年ぐらいだから。
塩崎はまだ生まれてないかな?

塩崎:
生まれてますね、一応。1997年なので!

吉本:
生まれてないか、僕が入社した時に生まれたぐらいだね(笑)
ちょっと古い話になるけど、当時は山一証券とかが破綻して、日本が「超氷河期」って言われた時代。

その時に、僕はイギリスに本社があるIT系のコンサルティング会社に入って、そこで3年くらい働いた。
その後ネット系のベンチャーに2001年に転職をしました。

2001年ていうと、塩崎は物心もついてないと思うんだけど(笑)、
2000年がサイバーエージェントとか楽天が上場した、大きくなっていったというときで、ちょうどネットバブルがあったタイミング。2001年くらいからどんどんネットの市場が大きくなっていったんだよね。

そのときにネット系のベンチャーに転職して、3年くらいしてから縁があって白石さん(ライトアップ社長)に会って、(ライトアップに)入ったのが2005年かな。

塩崎:
じゃあライトアップは15年目くらいですか?

吉本:
そうだね。長いね。


左:塩崎、右:吉本
動画撮影もしていました!(zoomのスクショなので画質粗いです 笑)

大本命の今主流の業界には行かないね。必ず廃れるから。

塩崎:
ありがとうございます。ネット黎明期から活躍されていたんですね!

ではここから本題です。いま、吉本さんが就職活動、転職活動をするとしたら、どんな基準で選びますか?

吉本:
そうだなー。ちなみに今、一番人気の業界ってどこなの?

塩崎:
IT系なんですかね?毎年ランクインするところだとANAとかJALのイメージです。

吉本:
今大変なことになってるからね、航空業界。

業界的にはさ、例えば商社が人気があるとかかな?
僕らの頃はやっぱり、金融崩壊とは言われてたけど銀行とか、商社とか。僕らのちょっと上の世代は広告代理店だよね。
まだネットがなかったんで電通、博報堂とかも鉄板で大人気業界だった。

塩崎:
そうなんですね。

吉本:
業界全体的に考えると、僕が今の知識を持ったまま就職活動するとしたら、大本命の今主流の業界には行かないね。必ず廃れるから。

塩崎:
なるほど・・・
例えば、いまだとどんなところがありますか?

吉本:
いまだとリアルすぎるから(笑)
例えの例えぐらいで言うなら、かなり昔、僕が就職活動した時には10年ぐらい年上の先輩をOB訪問したんだけど、その頃は日本の金融業界がめちゃくちゃ調子良くて。

野村証券とかがトップだったから、みんなそこを受けてた人達だったんだよね。
で、その後バブル崩壊で大変なことになっちゃって・・・

その人達の更に上の代は、鉄鋼業とかが伸びてる時代で、同じように廃れてしまった。
超成長している業界を選ぶと、そこから更に跳ねればいいけど、確率は低いよね。

成熟していて、そこから成長が衰えていく段階になっちゃうと、
入社するときは「キラキラだなーこの業界」と思っても、
「意外と伸び悩んじゃって、衰退してく業界になっちゃったな」となるのが、自分が働き盛りの30代、40代になったときだと、結構キツイ。

だから、伸びつつある業界とかの方が絶対いいと思うね。

塩崎:
なるほど。でも、伸びつつある業界を探すのってめちゃくちゃ難しくないですか?

吉本:
まあね(笑)
だから、みんなが「絶対いいよ」「大安定だ」って思うような業界は、ちょっと厳しいと考えた方がいいよね、一般的には。

塩崎:
そうですね。それに、そういう風に見た方が自分で選ぶという意識になるので、
周りの「ここ人気だから」と選ぶのでは、納得感が全然違いますよね。

「コロナ下で時価総額が伸びた中堅企業 1位はログリー」(日経新聞、2020年10月20日)
当社も13位に入っています!

塩崎:
気になるのは、「今後伸びる業界はどこなんですか!」という話ですが、きっとこの新型コロナウイルスの影響で全く変わりますよね。

吉本:
そうだね。まあコロナ前からそうだったけど、こういうことがあってより一層インターネットを使ったビジネスは発展していくよね。

今まではインターネットを使って、いろいろECとかが発展してきたけど、
企業の内部のやり取りとかもIT化、DX化で効率化していく方向には絶対に行くよね。

塩崎:
「個人が便利になる」だけでなく、法人のような腰が重いところも動きましたもんね。

もしうちの社長・白石さんがたこ焼き屋をやっていても、僕はその会社に入る

塩崎:
業界などを別にすると、どんな観点を持っていますか?

吉本:
そうね。業界を別にすると、言い方は悪いけど、「自分が一緒に仕事できる人がどれくらい優秀か、スキルが高いか」は大事だね。

塩崎:
僕は恵まれていますね!!

吉本:
あはは、そう言っておかないとね、今はね(笑)

塩崎:
本当に思っていますよ!(笑)

吉本:
でもね、これは本当に大事で。

就活や転職の相談を受けることは普段あまりないけど、たまに相談されたときにいつも言うのは、会社がどれくらい伸びているかとか、どんな業界っていうのもあるけど、究極的には、一緒に働く人が超優秀とか、すごい人だったら良い

例えばうちの社長、白石さん。
すごく変な例だけど、たこ焼き業界が今後伸びるか伸びないかは別として、もし白石さんがたこ焼き屋さんをやっていて、そこに入るか、
もしくは、語弊はあるかもしれないけど、ナショナルメーカーのしがないおじさんのもとで働くかって言ったら、絶対白石さんを選ぶ

何故かっていうと、結局そういう人はただのたこ焼き屋で終わらないから。

塩崎:
うん。なるほど。

吉本:
だって、一生たこ焼きだけやって終わるわけないじゃん。
たこ焼き屋さんから発展して、たこ焼きを作る機械を売るかもしれないし、ネット販売するかもしれないし、それをネタに提携していろんなところで展開してくかもしれない。

塩崎:
想像できます(笑)

吉本:
事業は必ず「ひと」でやってるから。そういう面白い人とか、スキルがある人と一緒にいれば、はっきり言うと何をやるかは関係ないと思う。究極的には。

塩崎:
前になにかの記事で見たんですけど、今はもう会社の寿命よりも人の寿命の方が長いじゃないですか。だから、付き合う人を選ぶってすごく大事だよねって話があって。それが、まさにそんな形なのかなと思いました。

吉本:
そうだね。

塩崎:
それこそ僕も、いまは普通に白石さんとか吉本さんとかと話してますけど、別の会社にいてアポ取って話そうと思ったら超大変、っていうか会えないですもんね。

吉本:
いち社員だとなかなか会いづらいよね。

塩崎:
それが入社すると、むしろ面倒みてくれるっていうのは、めちゃくちゃ大きいですね。

吉本:
それはやっぱり重要で。
スポーツやっていた人ならイメージ湧くかもしれないけど、自分が教わろうと思った時にあんまり上手くない人に教わっちゃうと、間違った知識をつけたり、変な型が付いちゃったりするわけじゃない。

でも、ちゃんとスキルがある人から教えてもらえば上達が早い。それと同じだから、会社がどうこうとかじゃないんだよね。

それは自分が就職活動してる時に気付いて。
会社の偉い人に会って、「すごい!こんな人がいる会社だったら入りたい!」と思っても、
実際一緒に働く相手は誰なんだろうって考えた時に、

憧れた人とは一緒に働けなくて、こんな人と一緒に働くんだ、それが5年10年続くって考えたらどうなんだろうって思って...

最初に外資系の会社に入ったのはそれが大きかったんだよね。

塩崎:
へ~、学生の時から思っていたんですか?

吉本:
OB訪問めちゃくちゃしたから、その時。
100人ぐらいはOB訪問したかな(笑)

塩崎:
本当ですか?すごいですね!(笑)

吉本:
うん。当時はネットでどうこうじゃなかったからね。
携帯はあったけど、ネットのメールを使ってる人も半分いないくらいの時代だったから。

まずOB訪問して、会社がどうなのかとかを色々聞いて、そこで仲良くなって話を聞かせてもらってとか。

塩崎:
へぇ~。そこで「良い人だ!」と思っても、役職が上過ぎると実際に働くことを考えると違ってしまう、と。

吉本:
そうそう。

さっき言った業界の話もそこで気付いたんだよね。
10年ぐらい先輩というのが、日本の金融が絶好調のときに入社したひとたち。
その時代に日本の銀行に入った人が、優秀じゃないとは言わないんだけど...

あえて、超優秀なのに日本の銀行を選ばずに、当時負け組、とまでは言わないけど、
「怪しいんじゃない?」って言われていたアメリカの銀行に入った人たちもいるんだよね。

その人たちはもう、考えてる思考の根本が違う。

優秀、優秀じゃないは関係なく、
超ド安定に行くのか、とりあえず面白そうな所に飛び込んでみよう!って人によって違うし、同じところでも入るタイミングによっても違うし。

全く別物だなぁって気付いて。

だから、今はもう変わっちゃってると思うけど、今から外資系金融とかコンサルティングに行く人と、
今から20年、30年前に身を投じてる人っていうのは、もう質が全然違うんだよね。

塩崎:
なるほど。

吉本:
例えば、今うちが100人ぐらいの会社でしょ。
今、ライトアップに興味を持ってくれる人と、これから300人、500人になって「いいな」って思ってくれる人は、良い悪いではなくやっぱりちょっと質が違ってて。

塩崎:
そうですよね。今だったら、それこそ吉本さんとか白石さんのもとで働けるからっていう風に集まる人もいますけど、300人とか500人になると現実的にみんなが経営層の近くで働くなんて難しいですもんね。

吉本:
うん、無理だと思うよ、現実的にね。

塩崎:
確かになぁ。
採用担当や、上の人を魅力に思っても、「その人と本当に一緒に働けるかどうか」っていうのは別物なので。
はっきり聞くことができると良いですよね!

吉本:
そうだね。だから大企業になりすぎると、それは難しいかもしれない。配属があるからね。

ただ、周りが極めて優秀だったり、同期でも切磋琢磨できるライバルがいる可能性もあるから、そういう意味ではすごく良いところはあるかなと思うけどね。

塩崎:
わかりました。ありがとうございます!
ぜひ皆さん参考にしてみてください。「ひとで選ぶ」ということでした。

吉本:
塩崎も採用担当なら、選んでもらわないと(笑)

塩崎:
そうですね。
今、入社したら漏れなく塩崎と働ける特典が…(笑)

特に僕は採用担当だけでなく、新規事業でガンガン事業もやっているので、
「新規事業つくっていきたい!」という方はきっと僕と一緒に働けます!

ということで、僕も魅力的に思ってもらえるように頑張りたいと思います。

吉本さん、ありがとうございましたーー!

吉本:
頑張ってねー(笑)

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