「よし、今日は白地図に色を塗ろう!」
週末にオンラインでの面談があったので、休日にPCの前に座ってしまい、コーヒーで一息いれた時に
前々からやってみたかった事に着手してみようと思いました。週末ひとりアビバ。
ワークスタイルラボは、コロナの前から、フルリモートによる働き方にトライしていて、勤務形態のありかたや、目標管理の方法とか、コミュニケーションの方法とか、自宅やサテライトオフィスの活用の仕方とか、いろんなことを試して、ノウハウとして検証しています。各種取り組みについては、このストーリーや、ホワイトペーパー的に少しづつみなさんの役に立つように公開してゆきたいなー、と思っています。
ワークスタイルラボのオフィスは東京にあるのですが、採用は全国に広げています。もともと、生産性向上のために
「通勤時間をゼロにする総合的な取り組み」
を推進しているのですが、結果として、本社のある東京近郊の採用にこだわらなくても良くなり、地方在住のまま、とても優秀な方にどんどん仲間になってもらっているのです。
まだまだベンチャー規模なのですが、こうした働き方や採用の一つのカタチとして
「全国各都道府県に社員のいる会社(登記上のオフィスは東京にしかないのに)」
になりたいなー、と思っています。
さて、最近のエクセルは「マップ」という機能が実装されており、世界地図や日本地図に対してデータをもとに色塗りができる、というさりげなく凄い機能が追加されています。ちょっと前まで、それなりのBIツールとかで、お金払って実装していた機能です。えらいぞマイクロソフト。今度クライアント向けのプレゼン資料で使いたい。そもそも、いつそんな出番があるんだ。
まずはエクセルを開いて都道府県名の一覧を貼り付けます。
入力は面倒なので、「都道府県名一覧」で検索かけると、一発でコピペさせてくれるサイトとかありますので、便利です。
次に、社員が在籍している都道府県にフラグ立てをします。ここは手作業でやりましたが、システム屋的には、人事データベースとつながってて、自動でエクスポートできたりすると良いのでしょうね。人数までカウントできるようになると、あとはExcel君が濃淡を自動でつけてくれる機能があります。
まだまだ、会社の社員の人数が少ないので、ぱぱっとフラグの入力が終わりました。
次にグラフ化したいデータ部分を範囲指定します。ここでは「都道府県名」と「社員在籍フラグ」がデータ範囲の対象となります。
さて、いよいよグラフ化です。画面上部のメニューバーから「挿入」をクリックして、表示される各種メニューから「マップ」→「塗り分けマップ」を選択します。
すると世界地図登場 ↓
そうしたら、世界地図の地図の部分をダブルクリック ↓
すると、画面右側に「データ系列の書式設定」欄が表示されます ↓
次に「系列のオプション」内の「マップ投影」で「メルカトル」を選択、
「マップ領域」で「データが含まれる地域のみ」を選択します。 ↓
すると、世界地図が日本地図に早変わり!
データが入力されている(さっきフラグを付けた)都道府県に色がついているのがわかります。
あとはお好みで色味とか調整していけばOKです。
2021年2月現在、ワークスタイルラボで活躍している社員の居住都道府県は7つあります。
色を塗った白地図にするとこんな感じです。
47分の7!
ん?ちょっとまて。
たしかテクノロジー本部のエンジニアでパートナーとして活躍してくれている人たちも何人か東京以外でいたはず。
チャットでCTOのTさんに聞いてみる。
「Tさん、現在テクノロジー本部で契約しているエンジニアの方の居住地情報だけで良いので都道府県ベースで教えて下さい。」
「理由はおいおいわかりますw」
即レスきた。
「すげー偏っているんですが、送ります」
「何に使うんですか?」とか「なんでですか?」とかまったく聞くことなく、すぐ集計結果がきました。
「東京都、神奈川、大阪府→岐阜県に引っ越し予定、大阪府、東京都→山梨県に引っ越し予定」
キタコレ
テクノロジー本部で引っ越し予定の人がいい塩梅に地方に移住予定。
みなさん、各都道府県の支店長(非公式)お願いしますm(__)m
そして日本地図が塗り替わりました。
10/47!
制覇率21.3%!
ふははははは!日本の領土の1/5は手中に収めた!
これからどのタイミングで47都道府県が制覇できるのか楽しみです!
信長の野望ならぬワークスタイルラボの野望。
いやいや、すでにワークスタイルラボで一緒にお仕事をしている登録コンサルタントの方は、米国在住だったり、タイ在住だったり、遠くは南アフリカやニュージーランドからプロジェクトに参加しているので、
「全世界各国に社員やビジネスパートナーがいる会社(登記上のオフィスは東京しかないのに)」
を目指すしかない。
ネットワークやリモートワークのインフラは出来上がってきているので、意外に早く実現できそうな気がする。
楽しみだなー。
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