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【インタビュー】仕事の選択肢が得られる”教育のインフラ”を。行武亜沙美がワークキャリアで大切にするコミュニティづくり

2021年4月15日、田舎フリーランス養成講座(通称:いなフリ)は「株式会社ワークキャリア」になりました。ワークキャリアでは「人生の選択肢を広げる」をコンセプトにキャリアスクールを運営しています。

では、ワークキャリアの経営陣は初めから人生の選択肢を広げ続ける道を選んできたのでしょうか?
今回はワークキャリア取締役社長の行武亜沙美さんに、現在の選択の意思決定に至るまで、そしてワークキャリアへの想いと描きたい未来を伺います。

ワークキャリアを身近な”教育のインフラ”にするために

ーワークキャリアでの業務内容を教えてください。

取締役社長として、コーポレートや人事部門などの立ち上げをしています。ワークキャリアでは今まで表立って採用活動をしていなかったので、一から評価制度や福利厚生、コーポレートの施策を考えるところから始めています。

ーこれまでワークキャリアにはどのように関わってきたのでしょうか?

2018年10月にコワーキングスペースの店長として関わり始め、着任翌月には現場の統括に携わりました。そこから2019年3月には事業マネージャーになり、しばらく同じポジションで業務をした後、今年の4月から取締役社長に就任しました。

ー当初から、ワークキャリアの事業やコンセプトには賛同されていましたか?

どちらにも共感していました。私が一番人生迷走していた専業主婦だった頃、これからどんなキャリアを歩めばいいのか、自分だけ社会から取り残されているのではないかといった不安を抱えていました。蓋を開けてみたら受講生が抱えている悩みと、自分が抱えていた悩みが同じだったんですよね。
ワークキャリアは多くの人が感じる不安を解決できる、価値ある事業だと思いました。

ー行武さんの専業主婦時代の悩みと具体的にどこが重なっていたのでしょうか?

キャリアの選択肢やバリエーションを知るきっかけがないことですね。
私は友人のおかげで偶然Web業界に入れましたが、今思えば必要のない回り道もたくさんしてきました。当時ワークキャリアがあったら、迷わず参加していたでしょうね。

ーきっかけになる人や環境を知ることで、「人生の選択肢を広げる」という理念につながりますよね。

人はそれぞれ、苦だと感じず楽しく働ける環境があると思っています。選択肢を知らないがために自分の気持ちを飲み込んで、向いていない仕事を続けている人もいるのではないでしょうか。能力はあるのに環境のせいで自分にがっかりしてしまう、そんな人を減らしたいと考えています。

全ての人が自分らしく生きるためのお手伝いができればいいのですが、私は大きな影響力や世界中の人を救えるパワーは持っていません。せめて私の両手の届く範囲、ワークキャリアの受講生やメンバーには健全に自分らしく働いてほしいと思っています。ワークキャリアを活用して「自分はこうすれば楽しく働けるかもしれない」と明るい未来を描ける人が増えるのが私の願いです。

ーいなフリがワークキャリアに変わると、元々の「いなフリファン」へ不安を与えたり今までの事業の歪みが生まれたりすることはないのでしょうか?

ワークキャリアへの変化は、レベルアップだと捉えてください。
いなフリは元々フリーランスを養成する講座でしたが、それだと選択肢がまだ狭いんですよね。フリーランスだけが正解ではなく、フリーランス、アルバイト、正社員などそれぞれ自分にあった働き方をするのが一番だと思います。

いなフリからワークキャリアになったことで、良いところはそのままに、私たちが提案できるキャリアの幅が広がりました。まずはWeb業界で確実にキャリアチェンジができる環境を目指しながら、最終的には飲食店経営などリアルな場の仕事へのキャリアにも導いていければいいですね。
ワークキャリアを、年齢も性別も問わず身近にある「教育のインフラ」にしていきたいと考えています。

ー行武さん自身はどのようなキャリア像を描いているのでしょうか?

私自身は、コミュニティ運営や人が集まる場所で、温度調節をする仕事をしていきたいです。会社のサービスに直結するコミュニティ運営や完全オフラインのコミュニティづくりなど、コミュニティのバリエーションを増やしていきたい。自分のノウハウを蓄積して公開するのか、または事業化するのかわかりませんが、何か挑戦したいですね。

ー「温度調節」がキーワードになっていますね。さまざまなコミュニティに参加するとき、それをどのように意識しているのでしょうか?

たとえば、単発のイベントを1回だけやって盛り上がったとしても、コミュニティは良くなりません。そういう時に、「みんなが心地よいと感じるいいバランスはどこなんだろう」と考え、そのバランスを継続するために所属する目的やこの環境での成長実感、心理的安全性などをつくっていくことを意識しています。

複数の場所でバランスをとりながら自己を磨いていく

ーここからは、行武さんが「人生の選択肢を広げる」を体現するまでの経緯を伺います。どのような幼少期を過ごしていましたか?

四国の出身で、幼少期から親の仕事の関係で引っ越しを繰り返していました。
アウェーの環境の中でどのように自分の場所を確立できるのか、を無意識に考えて実行していた子どもでしたね。

ー子どもの頃はどのようなことが好きでしたか?

イラストを描くことが好きでした。授業用ノートに落書きでイラストを描いたら、当時の担任の先生がその落書きに花丸をつけてくれたことがあって、とても嬉しかったことを未だに覚えています。

また、小学1年生から中学3年生までクラシックバレエを習っていました。
最初は週1回のみでしたが、最終的には週3~4回レッスンに通う学生時代を過ごすようになり、学校よりもバレエ教室のほうが自分の居場所だと感じていました。

ーその後、16歳で四国から千葉県に引っ越しされた出来事がターニングポイントだそうですね。

はい。中学3年生までバレエ漬けの学生生活だったので、そこから離れて一般的な学生生活を過ごせたことや、今までの生活を一旦リセットしてゼロからスタートできることが新鮮でした。それに四国の田舎から千葉に引っ越して、人間関係の開放感や違いを受け入れてくれる土壌を感じ、世界が広がる感覚でした。

でも引っ越しで辞めてしまったバレエを仕事にできないか、そもそも私は本当にバレエが好きなのかを確かめたくて、日本大学芸術学部に進学を決めたんです。モダンダンスを専攻して舞台づくりを経験し、その結果、「自分は表現を仕事にする人間ではない」と気付いたので、一般企業に就職することにしました。

ー新卒で入社した会社では、どのような業務をおこなっていたのですか?

Francfrancの店頭スタッフとして働き、2年後には店長になりました。
評価してもらえたことはうれしかったのですが、実は店長になったことを何度も後悔したんです。先輩店長からアドバイスをもらっても自分にできる気が全くしませんでした。

ただ店舗のスタッフたちのことは大好きだったので、「私ができる店長らしいこと」として、スタッフが楽しく働ける環境作りにコミットすることにしました。

メンバーのやりたいことを実現させるなど環境づくりに注力するなかで、「この店で働きたい」「行武店長と一緒に働くとやる気が出る」と言われたのが嬉しかったです。

ーご結婚を機に専業主婦をご選択された理由や当時感じていた悩みと、それをどのように打破していったのか教えてください。

店頭に立つ仕事を何歳までできるのかといった不安や体力的なしんどさで、専業主婦になることを選択しました。けれど、自分だけ社会から置いていかれて何も成長していない感覚があり、「人と関わりながら利益を生み出すことに喜びを感じる」ことに気づきました。

社会復帰の第一歩としてパートタイムで不動産事務を始めたのですが、偶然にも同級生がWebの会社を立ち上げるタイミングで声をかけてくれて。それがきっかけでWeb業界に入ることになりました。同じタイミングでSNSやブログを始め、「図解屋」につながりました。

ーワークキャリアに関わるようになった経緯は何だったのでしょうか?

一度だけhinodeでイベントを開催しており、そのときに初めてワークキャリアの現場を見たんです。理念やコンセプトにも共感していたので、この会社だったらもう一度組織に所属して働きたい、と思えたのは大きな決め手でした。

ー最後に、専業主婦からWeb業界や図解屋、そして現在のワークキャリアでの仕事へとキャリアを歩まれて感じたことを教えてください。

接客業からWeb業界にキャリアチェンジしてみて、過去の経験が別業界で大きく役に立つことを実感しました。毎日パソコンを触っていればこの業界の常識は身に付きますしね。
私はスペシャリストになれないタイプなので、バランスをとりながら複数の場所に所属することが性に合っていることにも気づきました。これからもあまり絞りすぎないように、自分に最適な仕事のバランスを模索していきたいと思っています。

今後は、ワークキャリアで「教育のインフラ」づくりを実現しながら、個人ではいくつかの拠点で村をつくり、個性豊かな人たちが多く集まる場所にしていきたいです。

さいごに

専業主婦だった頃の悩みからキャリアチェンジに踏み切った経験がある行武さん。だからこそ、ワークキャリアの受講生に寄り添いながら、彼らと同じ目線で「選択肢を広げる」お手伝いができているのかもしれません。

ワークキャリアでは、共に人生の選択肢を広げるための架け橋をつくる仲間を募集しています。

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