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今回は、インフルエンサーマーケティング事業でコミュニケーションプランナーとして活躍する、吉田 涼(よしだ りょう)さんにインタビューしました。
前職の美容サロン集客支援では全国表彰を受けるほどの実績を持っていた彼が、なぜ次のステージとしてウィングリットを選んだのか。 未経験の業界で直面した「板挟み」の壁と、それを乗り越えて掴んだ「プロフェッショナルの流儀」について、赤裸々に語ってもらいました。
——まずは、WINGRITに入社するまでの経緯を教えてください。
前職では、美容サロンの集客支援をしていました。企画立案から集客分析、クライアントとの折衝(せっしょう)までを一貫して担当し、自身の目標であった全国表彰を達成することもできました。 仕事自体にはとてもやりがいを感じていましたが、以前から興味があったインフルエンサーマーケティングの世界で「より主体的に提案できる環境で自分を試したい」という思いが強くなり、転職を決意しました。
数ある会社の中でウィングリットを選んだ理由は、「人」と「環境」です。 共同代表2名の人間的な魅力に加え、ここなら社員一人ひとりが裁量を持ち、スピード感のある環境で挑戦できると直感したからです。「ここでなら、もっと成長できる」という確信が入社の決め手になりました。
——現在はどのような業務を担当されていますか?
現在は、クライアントからご依頼いただいたPR投稿案件のプロジェクト進行(PM)をメインに担当しています。 案件の進行管理だけでなく、SNS投稿の企画・構成案の作成や撮影のディレクションなど、業務は多岐にわたります。
【1日のスケジュール】
- 10:00 出社/メール・チャット確認、タスク整理
クライアント、クリエイター、社内メンバーからの連絡を確認し、その日の優先順位を決めます。 - 11:00 クライアントMTG(定例)
案件の進捗報告や、次月企画の方向性確認、課題のヒアリングなどを行います。 - 12:00 ランチ
- 13:00 企画・構成案の作成
SNS投稿の構成書を作成したり、撮影に向けた指示書をまとめます。 - 14:30 インフルエンサー/制作会社と調整
施策のすり合わせや納品スケジュールの確認、素材チェックなどを行います。 - 15:30 撮影立ち会い
案件によっては現場へ行き、クライアントやクリエイターと構成を確認しながら進行します。 - 18:00 社内共有/インフルエンサーリスト作成
翌週に向けた提案資料や、インフルエンサーリストを作成します。 - 19:00 退勤
翌日のアジェンダをまとめて業務終了です。
——仕事を通じて、どのような成長ややりがいを感じていますか?
入社後、最も成長を感じているのは『プロジェクトを円滑に進めるためのコミュニケーション設計力』と『リスク検知の解像度』です。クライアントや代理店、インフルエンサーの方々との大量のやり取りの中で、単に要件を伝えるだけでなく、相手の潜在的な意図を汲み取り、次の一手を先回りして提示するといった『期待値のコントロール』を心掛けられるようになりました。 また、プロジェクト進行におけるわずかな違和感を『リスクの予兆』として捉え、早期に摘み取ることで、トラブルを未然に防ぐリスクマネジメントの視点も養われたと実感しています。
やりがいを感じるのは、やはりクライアントから感謝の言葉をいただいたり、新たなご相談をいただけた瞬間です。 信頼して任せてもらえていると実感できますし、「もっと役に立ちたい」と気持ちが前向きになります。自分の提案やサポートがクライアントの成果につながったと感じられる瞬間が、一番テンションが上がりますね。
——これまでで一番大変だったこと、それをどう乗り越えたかを教えてください。
クライアントの『実現したい要望』と、パートナー側の『制作現場の現実的や事情』。それぞれの異なる視点や優先順位を、一つのゴールに向けてすり合わせる調整に苦労しました。 双方がベストを尽くそうとする中で生じたズレを修正し、全員が納得できる着地点を見つけることは、非常に判断の難しい局面でした。
その際は、まず状況を整理し、「誰が何を求めていて、どの要素がネックなのか」を事実ベースで洗い出しました。 そのうえで、自分だけで抱え込まず、適切なタイミングで上長や関係者を巻き込み、最適な落としどころを一緒に探るようにしました。調整には時間がかかりましたが、透明性を持って情報を共有し続けたことで、最終的には全員が納得できる形で収束させることができました。
この経験を通じて、一人で完結させることに固執せず、早い段階で周囲を巻き込みながら細かな軌道修正を行うことの重要性を学びました。 特に、関係者に協力を仰ぐ際は『事実の整理』と『解決策の提示』をセットにして建設的な議論を行うこと、そして双方の『期待値コントロール』を丁寧に行うこと。これらを徹底することで、プロジェクトのリスク管理や調整力は大きく向上したと感じています。
——最後に、今後の目標と未来の仲間へのメッセージをお願いします。
今後は、クライアントや社内から安心して任せてもらえる存在として、進行管理だけでなく、提案領域でも価値を出していきたいです。一つひとつの案件に丁寧に向き合って成果を出し、ゆくゆくは社内のチームを支えられる立場として貢献したいと考えています。
未来の仲間に伝えたいのは、ウィングリットは「一人で抱え込まず、周りと協力しながら挑戦できる環境」だということです。 困った時には相談でき、頑張った分だけきちんと評価をしてもらえる会社です。大変なこともありますが、その分成長できる実感が大きいので、ぜひ一歩踏み出してほしいと思います。
【プロフィール】 吉田 涼(よしだ りょう) コミュニケーションプランナー。 前職では美容サロンの集客支援に従事し、企画から折衝まで幅広く担当。自身の目標であった全国表彰を達成後、「より主体的に提案できる環境」を求めてウィングリットへ入社。現在は緻密な進行管理とリスク察知能力を武器に、多くのPR案件を成功に導いている。