まだ市場が生まれたばかりのAIチャットフォームを開発するBOTCHAN AIの開発チーム。面白い技術を見つけては互いに提案し合い、日々切磋琢磨しています。
仲間とのコミュニケーションを大事にしつつ、お客様に価値を提供し続けるチームメンバーの1日や働きやすさについて、同チームで働くRutujaさんと高橋さんに聞きました。
目次
- 大きな自由度と裁量の中、自らのアイデアでプロダクトを成長させる
- リモートOKだけど、みんなと話したいから出社したい
- コミュニケーションを積み重ね、お客様に良いものを提供する
<プロフィール>
Kanki Rutuja
インドのシンガド工科大学在籍中にソフトウェア企業でインターンを経験。卒業後、来日して小売業界に対してソリューションを提供する日本企業に就職し、3年間システム開発に従事。開発や保守運用のほか、プロジェクトのサブリーダーも経験。2024年8月、wevnalに転職しBOTCHAN AIの開発チームに配属。
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高橋渉
新卒でデータエンジニアとして米企業に勤務。日本の支社に異動し、バックエンド周りを担当。深く技術を掘り下げたい、LLMやAIに触れたいという想いから、興味のあったチャットフォームを扱うwevnalへ2024年9月に転職。BOTCHAN AIの開発チームに配属。
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大きな自由度と裁量の中、自らのアイデアでプロダクトを成長させる
——お二人が所属するBOTCHAN AIの開発チームについて教えてください。
Rutuja:BOTCHAN AIの開発チームは、バックエンドとAI Labの2チームに分かれていて、私たちはバックエンドチームに所属しています。
その中で私は、チャットフォームの管理画面を担当することが多いです。これはいままで、ベトナムにあるオフショアが開発を請け負ってくれていたのですが、コードの品質の向上とデリバリーのスピード加速のため、2025年4月から自社開発することになりました。
インフラでは、いままでAzureしか使っていませんでしたが、最近はGeminiやAWSなどを使う案件が多くなってきました。今後は、コアという基盤開発のプロジェクトにも一部開発で貢献していく予定です。
高橋:BOTCHAN AIのプロジェクトやAIコード、バックエンド周りの開発業務を担当しています。最近、AIエージェント周りでは、従来のチャットフォームよりユーザーの負担を減らせるよう、フォーム入力やブラウザ操作をしてくれる機能を開発しているところです。
また、BOTCHAN AICALLという新規プロダクトでは、コールセンターの業務を自動化する音声AIを開発しています。本来ならコールセンターのオペレーターがログインする画面をAIが操作し、API連携が難しい場合でも個人情報や購入履歴をもとに音声AIが自動で応対できるようにサポートしています。
——wevnalの開発チームならではの文化や風土を教えてください。
高橋:自由度も裁量もすごく大きいです。と言っても丸投げではなく、必要に応じてサポートしてくれます。
自分のアイデアを形にしやすいのもwevnalらしい文化です。例えばいま僕が取り組んでいるプロジェクトは、誰かに指示されたものではありません。BOTCHAN AIに役立ちそうな技術を見つけて自主的にプロトタイプをつくって提案したら、「いいね」と採用されてプロジェクトになりました。
wevnalはどんな提案でも「面白そうじゃん」と受け入れ、軽く背中を押してくれますし、壁にぶつかったときはサポートしてくれる環境があります。だからどんどんアイデアを出して積極的にやってみようと思えるんですよね。
Rutuja:私もいま、チャットフォームの管理画面が少し古いので、CTOの提案で新しい技術を使ってリニューアルする予定です。こうした新しいチャレンジを受け入れてくれる環境があるのは、とても心強いです。やさしいリーダーにも恵まれていると思います。
あとは自分のタスクを自分で決められるのも良いところです。日々、CSからいろいろな依頼がきますが、私がほかのことも担当しているのをわかってくれているので、自分で優先度を決めて「これは後でやる」と伝えても、関係が拗れることがないんです。
互いを尊重し合いながら仕事を進めている感じが心地良いですね。
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リモートOKだけど、みんなと話したいから出社したい
——wevnalはフルリモートフルフレックスを導入していますが、お二人はどのように働いていますか? また、1日のタイムスケジュールを教えてください。
Rutuja:私はみんなと話したいので、週1のMTGを含め週2〜3日出社しています。リモートで働いているときも気軽にチャットで相談できますが、出社すれば対面でメンバーと会えるし、仕事の話だけでなく雑談もしやすいので楽しいです。
1日のスケジュールは以下の通りです。
10:30 出社、開発
13:00 ランチ
14:00 打ち合わせなど
19:30 退社
出社は、電車が混む時間帯を避けているため遅めです。午前中は自分一人で進められる開発を進めて、人に相談しながら進めるものは午後に割り振っています。
高橋:僕は1〜2週間に1回出社していて、基本はフルリモートで働いています。しかし最近は、メンバーと一緒に働いたりランチしたりという交流を楽しみたい欲が高まっているので、今後は出社を増やしたいと考えているところです。
1日のスケジュールは以下の通りです。
8:30 業務開始
12:30 ランチ
13:30 定例MTGや連携が必要な作業など
18:00 退社
午前中は設計やほかの人のコードのレビューなど、集中力が必要な作業を進めます。午後はMTGや人と調整したり認識を合わせたりする作業をしていることが多いです。
——お二人とも午後にほかのメンバーやチームと連携する作業を入れていますが、チームや会社の傾向ですか?
Rutuja:いえ、そういうわけではありません。午後はランチをしたあとで元気になっているから、いろいろな方向に頭をフル回転させるタスクを入れやすいのかも(笑)。
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コミュニケーションを積み重ね、お客様に良いものを提供する
——これまでの職場と比較して、wevnalの働きやすいと感じる点は何ですか?
Rutuja:常に現実的な期待値を設定して見守ってくれるところです。クオーターベースのOKRで、例えば「Aのタスクの優先度が高い」と決めたとして、実際にやり始めたらトラブルなどが原因でBの優先度が高くなったとします。
チームのメンバーや上長はそうした私の状況を理解し、OKRを一つの指針として現実的な優先度を見て評価してくれるのです。「最初にOKRでAを優先すると決めたから」と頭ごなしにならず柔軟に状況を見極めてくれるので、目の前の仕事に全力で取り組みやすくて助かります。
あとはチャレンジしやすいところも、wevnalの働きやすさです。例えば前職で私は全くAIに触れていませんでしたが、いまBOTCHAN AIというAIのチャットフォームの開発に携わらせてもらっています。
最初はAIの知見がない中、自分で勉強したり調べたりしていたのですが、思ったように理解が進みませんでした。しかし社内のAIに詳しいメンバーに聞きながら勉強するようになったら、業務として取り組めるようになりました。
このように未経験のことでもチャレンジできるように助けてくれる環境は、働いていて心地良さを感じる大きなポイントですね。
高橋:当社はBOTCHAN AIチーム内だけでも多様性があり、いろいろなバックグラウンドの人がいますが、互いをリスペクトしつつ率直に意見を言い合える文化があって働きやすいです。
また最新技術のキャッチアップが早く、AIエージェントを使った開発ツールを導入したかと思えば、気づいたらそこのツールを提供している企業とパートナーシップを組んでいたことも。そのスピード感には驚かされますね。
技術にはとにかくオープンで、例えば新しいツールがリリースされて「使ってみませんか」と提案したら、すぐに「とりあえず触ってみよう」となるんです。技術にきちんと経費を割いてくれるのはありがたい環境だなと思います。
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——wevnalで働くエンジニアに求められるマインドや姿勢、求める人物像を教えてください。
高橋:個人的な意見ですが、自分で考えながらコードを書ける、修正をかけられる人が仲間になってくれると嬉しいです。あとは仲間を大切にする人。仲間と楽しく働ける人が当社には向いていると思います。
当社はコミュニケーションやチームワークを大事にしています。CSとも密に連携をとり、コミュニケーションの積み重ねでお客様に良いものを提供しようとしているのです。技術のバックグラウンドがない人とも柔軟にコミュニケーションをとれると、スムーズに仕事ができて活躍できるのではないでしょうか。
Rutuja:コミュニケーションがとれれば働きやすいと思いますが、当社にはいろいろなタイプの人がいるので、特別に「このタイプが良い」というのはありません。自分で考えて仕事ができる人であればウェルカムです。
当社は働き方が自由で、ずっとリモートでも良ければ、毎日出社でもOKです。自分の好きな時間帯に合わせて働けるので、とても働きやすいと思いますよ。
あとは自ら提案して挑戦できる人は活躍できるのではないでしょうか。前述しましたが、高橋さんも自らの提案をプロジェクトとして推進しています。手を挙げれば何でもやらせてくれる環境があるので、ぜひ一緒に挑戦していきましょう!
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取材協力:CASTER BIZ recruiting