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週末ベンチャーこそ、本業以上にクリエイティヴィティを爆発させろ

株式会社わたしは、CEOの竹之内です。
※上の写真は貧乏研究者時代(2010/8/19)の竹之内

今日は、平日の朝・夜や週末の時間を利用して、僕らと一緒に研究開発をしてくれる「週末ベンチャー」の話です。

僕らは自分たちがおもしろいと思えることしかしないので、
仕事をしているという感覚がバカになってしまい、ほぼ遊んでいる感覚で毎日を過ごしています。

それもあって、基本、竹之内と小橋は土曜日でも会社で何かしらしています。
そんな土曜日に週末ベンチャーの人がやってきます。

現在、週末ベンチャーの人は3名いて、それぞれ僕らと興味が一致するテーマで、研究開発をしてくれています。

その中のひとり、Kさんのお話を少しだけ。
※オトナの事情で、「Kさん」とさせていただきます。

Kさんは平日昼間のお仕事として、リコメンドエンジンの開発をしています。

しかし、リコメンドエンジンは僕らからすると、技術的にはイノベーションがしばらく起きていない、少し黄昏れた技術という認識。
Kさんも同じ認識を持っていて、だったら既存の「リコメンドエンジン」という概念をバージョンアップし、技術・サービスそのものをディスラプト(破壊)するAIサービスを作ってしまおう、となり、一緒に研究開発を始めました。

それが約4カ月前の話。

そして、Kさんが週末こつこつ開発を進めてくれて、ひとつのAIの試作機が完成しつつあります。
その名も、

「都市伝説ジェネレーター」。

都市伝説をバンバン捏造し続けるAIです。
これがなぜリコメンドエンジンを破壊するAIなのかは、実際のサービスになってからのお楽しみに。

週末ベンチャーに名乗りを上げてくださる方々に、僕らがお願いしていることがひとつあります。

「世の中で、機械学習・深層学習で出来ると思われていることを無視してください」

別の言い方をすると、

「そんなことホントに出来るのか?と思われるようなことを考えてください」

僕らの会社の外側の世界、
週末ベンチャーの方達の平日のお仕事では、
クソみたいな組織の都合や、クソみたいなクライアントの理屈が当たり前の前提になっているようで、
エンジニアだけでなく企画者たちですら、思考する頭がガチガチに固まっていると感じます。

さらに、昨今のAIブームの中でよく耳にする言説として、
「ディープラーニングで出来ること/出来ないことを自覚してAI技術を使え」
なんてものがあったりして、それが想像力・創造力の幅を無意味に狭めてしまっていることは事実です。

でも、ディープラーニングなんて、僕らが開発しているAIの、一部の技術にしかすぎません。
もっと言えば、出来ることがハッキリしているものなんか開発したって1ミリも面白くない。
出来ないかもしれないものを作るからこそエキサイティングなのだし、チャレンジする価値があると僕らは考えています。

機械学習・深層学習の日々量産される論文や書籍に毒されて、思考の幅が狭まっている人は、僕らとのハチャメチャに楽しい開発には付いてこれない。

だからこそ、弊社で週末ベンチャーをやってくれる皆さんには、僕らよりもクレイジーでエクストリームな発想から出発することをお願いしています。

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