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営業インターンの先輩、教えて!!


こんにちは!
vivid garden新インターン生の中川です。


オーガニック農業におけるドローンの活用に興味があり、農地面だけでなく流通面でも変革の現場に携わりたい、との想いから弊社にジョインしました。


そこでふと気になった、先輩インターン生の方々の想い、そしてこの会社でのやりがい。


広報、営業、企画、それぞれの立場で、どんなやりがいや楽しみを得ることができるのでしょうか。また、会社からは何が求められるのでしょうか。

特に、初めてのインターンとなると気になりますよね。


そこで、新インターン生である私中川が、vivid gardenの先輩インターン生の方々にインタビューをする『先輩、教えて!!』コーナー✨

前回の「マーケインターン」に続き、第二回は「営業インターン」です。

営業といえば、電話やメール、訪問で自社のサービスの魅力をお伝えし、導入の提案をすることで新規ユーザーを獲得したりする印象です。

今回インタビューさせていただいた営業インターンの三枝先輩は、東京農業大学で農業にどっぷりつかっていらっしゃる、熱い先輩。


しかし、農業に熱を持ち始めたのは、サッカーでの怪我がきっかけだったそうです。そして、その中で見つけた「営業」というポジション。その理由に迫ります。

営業について、教えて、三枝先輩!!



目次

1、「押し付け」ではなく『提案』を

2、『去年から全く変わってないな!』

3、『食べ物を作れれば死なない』

4、『これからの農業とビビッドガーデン』

5、『手間暇かけて作られた農作物の価値』


「押し付け」ではなく『提案』を


中川: 三枝さん、よろしくお願い致します!今されているお仕事の内容はどのようなものですか?

三枝: 食べチョク(弊社サービス)の登録農家さんを増やすのと、ユーザーを増やすことですね。

中川: お、と言いますと、営業という括りになりますか?

三枝: そうですね。作業内容は、特別栽培や有機栽培農家さんなど、栽培方法にこだわりのある農家さんのリストアップをし、食べチョクサイトへの掲載をご提案をしています。

ユーザー獲得の方は、オーガニックを取り扱っている飲食店へ食べチョク食材の導入提案をこれからやっていく予定です。


中川: ところで、営業って月のKPIとか決められたりされているんですか?

三枝: 12月から始めたばかりなので、とりあえずインターン始めたときに秋元さん(社長)が農家さんが既に作っていらしたリストを元に、連絡を取っていきました。現在100件以上の農家さんの登録があり、今は新規獲得を続けています。


(食べチョクを利用してくださっている農家さん。皆様かなりのこだわりを持って育てられています。)


中川: 前回、會場さんが営業に関して「誰かが損をするような仕事はしたくない」と仰っていました。
vivid gardenは農家さんも食材をもっと広く食べてもらえて嬉しいし、ユーザーにオーガニックに対するニーズも補える。関わっている人が、誰も損をしないからすごく気持ちいいと。

三枝: あーそれね、すごいわかる。「迷惑をかけちゃうんじゃないか?」と思いながら、営業はしたくないよね。



『去年から全く変わってないな!』


中川: インターンを始めたきっかけはなんでしたか?

三枝:「地域ビジネス創造講座」に参加した時、大河原さん(COO)にお会いしたの。以前からvivid gardenのことは農ledgeっていうメディアで知ってたから嬉しくて。そこでの出会いをきっかけに秋元さん(社長)と大河原さんとランチに行って、インターンをすることが決まったよ。

中川: メディアで見かけ気になっていた人とお会いできたなんて、嬉しいですね!ちなみに営業職という選択肢は三枝さんからですか?それとも向こうからの募集だったのですか?

三枝: あ、自分から営業がいいって言ったよ。

中川: その理由とかってあったんですか?

三枝: やったことが一番「結果」に結びつくと思ったからかな。

結果にこだわったきっかけは、前に日本人最年少でハーバードのPLDっていうプログラムを卒業した方とお茶する機会があって。その時に「去年から全く変わってないな!とりあえずインターンを10個掛け持ちしろ!!」って急に言われて。

中川: 10個ですか!?

三枝: それで、3個は掛け持ちできたのね。もっと成長したかったから、3つとも結果が直接利益に繋がる営業にしたよ。

あと、インターンで学びたいことは、「価値を生み出すこと」。

仕事の一番の醍醐味って、何かを生み出して、その価値をお客さんが見出して、対価をいただけること。だから営業では、その人にとって付加価値がなんなのかを伝えています。

中川: 付加価値を意識的に伝えられていらっしゃるのですね。
他に、営業をする上で、これが私のこだわりだ!みたいなものってありますか?

三枝: 言葉遣いは気をつけるようにしています。農家さんの価値を伝えたいので、それを引き出せるように、寄り添えるように気を使っています。


(気持ちを込めて、丁寧に農家さんへ電話をする三枝先輩)


中川: 対面でない場合、第一印象となる言葉遣いはとっても大事ですよね。ところで、就職先も営業関係にされたんですか?

三枝: そうだよ!ホクレン農業協同組合連合会というところなんだけど、農家さんと関わりながら北海道の農作物を販売したり、生産者さんをサポートしたり、農業を盛り上げるお仕事をしていきます。


『食べ物を作れれば死なない』


中川: 農業一色ですね!どうして農業に興味を持たれたんですか?

三枝: たまたま、東京農業大学に入ってしまって笑

中川: たまたま笑笑

三枝: 最初から農業に興味があったわけじゃないのね。小さい頃からサッカーをやっていたこともあって大学でも部活づけで。だけど、20歳で怪我をしてずっとやっていたサッカーを、「あれ、このまま俺社会に出ても続けるのか?」って初めて考えたの。

中川: え、そこで初めてですか!?

三枝: そう、初めて。今まではずっとサッカーやってればいいんだと思ってたんだけど、それをきっかけに不安になってしまって。

色んな人にどうしようか相談してたんだけど、ある日教授に相談した時に、「これからの日本の農業はとても面白い!」と言う話を聞いて感化されたんですよ。

中川: 教授ですか!面白いというと?

三枝: 今は守りの農業だけど、これからは攻めの農業で、日本人の自信を取り戻していくんだ!って。

これからの農業の大きな可能性に夢を感じて、「俺が農業分野で一番になって、日本の農業を担っていく!!」って思った。

中川: 急にめっちゃ熱くなりましたね、、、!問題があって、それを解決したいと言うよりかは、農業分野が面白そうだからやりたいという感じだったんですね!

三枝: うん、知れば知るほど自分の中で面白くなっていくし。

あとは、自分で食べ物を作れれば、まあ死なないからね。

中川: え、死なない、、、!?確かに、いざという時に自分で食べられないと生きていけないですもんね。


『経営面のオープンイノベーション』


中川: 大学では、なにを研究されているんですか?

三枝: 「フードシステム学」を勉強しています。生産、加工、流通、販売の過程でどう付加価値をつけていくか。正しい価値の伝え方、適正価格など興味があります。

オーガニック栽培でも、こだわりを持って育てる苦労がある分その対価を支払うことが大事だと思います。こだわって作っても、市場を通すと他の生産品と混ぜられてしまい、価格に価値が表れないという矛盾が起きてしまうので。

中川: なるほど。技術で農家さんの苦労、つまり労力を減らして、コストダウンもして、お金の格差なしに当たり前に消費者が安全な食材を食べられればいいな、とも私は思うのですが。技術革新についてはどう思われますか?

三枝: 短いスパンの話をすると、技術として導入しても、その導入のコストが直接の農作物に上乗せされてしまうので、結局売るときの値段が高くなってしまうん。技術革新は、環境配慮ができるか、コストを減らせるか、負担を減らせるかがポイントだと思います。

この前、面白いことに、農家さんの興味関心が生産面の技術利用から、経営面での技術利用に移っているという資料を見かけて。

あとは日本は農「家」、つまりファミリー単位で農業を営んでいるけれど、海外だと企業単位、国単位での農地経営や政策が主流だったり。農家さんの経営ってかなり閉じているけど、それだと日本はやっていけないんじゃないかな。農家さんの経営面のオープンイノベーションはこれからの鍵になると思う。できることであれば、技術面もオープンにしていって、日本全体で農業に取り組むことができるのが理想だと思う。


中川: 海外に比べると農地の規模が小さいことから、技術の導入に壁があるのでしょうか。

三枝: うーん。でも、何でもかんでも技術に任せられるわけではなくクラウド化できない作業もあって。わざわざ手でやっていたり、農家さんの勘であったり。そういうクラウド化できない技術で美味しいものができたりするんだよね。

例えばりんごとかって、「摘果」っていう作業をするんだけど。それをするから一つ一つの実に養分が集中して、日本の多くのりんごって大きくなるし、甘くて美味しいらしい。こういう作業って、農家さんの感覚でしているところがあるから、どうしてもクラウド化できないみたいだよ。

(食べチョクに掲載いただいている農家さんのりんごにも、美味しさの秘密が見えた。)


『手間暇かけて作られた農作物の価値』


中川: 技術の利用にも、手作業の栽培にもいろいろあるのですね!面白いです。

三枝: それに沿って消費者のニーズも、もう当たり前に多様化してきちゃってるんじゃないかな。昔はとにかく食べれればよかったけど、今って伝統的な農業生産を飛び越えて、最先端の技術で一粒で全部の栄養が摂れちゃう薬みたいなものが開発され始めている。あとは食べチョクみたいに、作っている人の気持ちや食材へのこだわりを楽しむとか。食への考え方が機能的か情緒的か、その間にもたくさんの選択が存在していくと思う。

そんな中で僕は食べチョクを通して、生産者さんの想いと、手間暇かけて作られた農作物の価値をしっかりと伝えていきたい。


中川: そうですね。私は、生産面が機能的であっても、安全で手の届きやすい価格のものを楽しく食べたいので、、、贅沢かもしれませんがその中間がいいです笑 

でもこの考え方が「贅沢」なんかじゃなく、人体や環境に優しくて当たり前、になるといいです。

三枝: うん。秋元さんをはじめ、大河原さん、学生インターン、みんな農業に対する想いが強いよね。これからのvivid garden、客観的に見ても中にいる人間としても非常に楽しみです。

中川: 私もです!では以上でインタビューを終わらせていただきます。三枝さん、ありがとうございました!



いかがでしたでしょうか。

担当サービスに自信を持って付加価値を提案されている三枝さんの営業に対し、大きなやりがいと気持ち良さを感じました。

営業は、コミュニケーションで、価値を共感できる仲間を増やしていくお仕事です。

広いインプットとアウトプットを繰り返し、その人にとっての付加価値を正しく伝えるための努力を惜しまないことが大切だなとつくづく思います。


さあ、vivid gardenからは何ができるでしょうか。

vivid gardenは、『生産と消費の距離を縮める』をミッションに、オーガニック食材を育てられている小規模の農家さんを流通面で応援するサービスです。一同、新しい営業インターンの仲間と、これからのvivid gardenを一緒に考えていけることを楽しみにしております。

ということで、

営業インターン、募集中です!!!

少しでも興味のある方は、ぜひご連絡ください^ ^


また、フロントとデザイン面でさらに食べチョクの魅力を引き出してくれるメンバーも、募集中です!!

「教えて、先輩!!」コーナー、第三回は企画インターンの松浦さんに、お話をお伺いします!お楽しみに!!

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