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社員インタビューVol.03 part2 | 【エンジニアの魅力をエースが語る】自分の仕事をプログラミングで効率化できたら面白いな……と思いついて、やってみた | エンジニア 三浦

「いかにラクができて、得できるか?」が鍵になる

振り返ってみると、ゲームがつくりたくて入社したのに、全然関係ないことを1年半もやっていたわりには、焦ったり急いだりしませんでしたね。

たぶん、目の前にあるメイン業務としては、事務方のサポート業務をやっていて、ゲームのプログラミングを学びたいから並行して勉強会に行っていて、でもそれを実際に試す場がなかなかなかった、というのは事実ですし、自分が置かれている状況はわりと自覚していました。

でも、そこでモヤモヤするというよりも、「自分のサポート的な業務を効率化させてみたらどうなるかな?」という感じで、プログラミングでツールみたいなものを自分でいろいろと作ってみる、という方向に焦点を当てて面白がっていましたね。

たとえば、クライアント先で大きなイベントがあるということで、大量の納品業務を任されたんです。
その納品作業って6000個くらいのファイルを、印刷したりPDF化したりするんですけど、1個1個手作業でやるのってめちゃくちゃ大変で……
数字だけ聞くと結構えげつない量じゃないですか(笑)

なので、「大量のフォルダの名前を一括で変えてしまえるツール」みたいなものを自分で遊びながら作って自動化したり、もともとあったPDF自動化ツールをベースにして、「もうちょっと何かできないかな」みたいな感じで、自分なりに調べて、進化したバージョンを実際に作ったりとかしてましたね。

いま考えるとすごくいい循環だったと思います。
本来は関係のないメインの業務で、自分なりに考えて工夫して、プログラミングを組み込んでみたら業務量も減って、効率があがって、しかも一番やりたいプログラミングの勉強にもなってる、という流れですね。
それはすごく楽しい時間でしたし、これもまた、恵まれているなと。

だから「プログラミングやりたいのになあ」といってクサクサしたり、ウズウズしたり、焦ったりという気持ちはありませんでした。
むしろ、「いろいろやれてラッキーだなあ」という感じで、面白がれていました。

「あるものを使ってあたらしい組み合わせを考えるのって、楽しくないですか?」

そんなふうに好奇心ベースで動けているのは、パティシエの経験も生きてるのかな、と思います。
パティシエって結構、冒険家が多いんですよ(笑)

たとえば、何か素材のくだものを一つ選ぶにしても、品種改良の種類を見ながら、
「ここで採れるイチゴって美味しいよなあ」
「ここのイチゴはこういう特徴があって、面白いんだよね」
みたいなところをたくさん知って、
「使ったことないけど面白そうだからこの組み合わせで使ってみよう」
といったことを日常的に考えたり、
「チョコレートと何かを掛けあわせて化学反応させてみたいな」
とか、意外な組み合わせを考えてみたり。

パティシエの人って、そんなふうに
「これだったらこうしてみよう」
みたいな掛け算が好きなんでしょうね。
だから何をさせても、あたらしいアイディアがポンポン出てくる人が多いかもしれません。

それでいて、そもそも忙しいから、暇な時間さえあったら、
「これ、できるだろう」
みたいなことをいつも考えてる。

暇な時間に耐えられないんです(笑)
いつも手を動かしていないと、ちょっと落ち着かなかったり。
だからエンジニアは、パティシエを採用するのも面白いかもしれませんよ(笑)

でも、やっぱり木下さんが引っ張ってくれたから今があるんです。
最初に引っ張り上げてくれたのが木下さん。

でも、それもラッキーだったんですよ。
勉強会にはずっと出入りしてて、入社してからの1年半のあいだに木下さんからいろいろ教わってはいましたけど、ある時、木下さんの案件でエンジニア枠がたまたま1人分空いたんです。

で、そもそもの話なんですけど、
「もう少しお金欲しいので、開発案件に入ってみたいんです」
っていう話は、以前から上田さんに相談していたんです。

そんなふうに、私の契約終了の時期と、その枠が空いているっていう、相談してた環境やタイミングがマッチして、
「今ここでクライアントと契約を終了するんだったら、木下さんのところ、どう?」
という話が上田さんからあったんです。

で、木下さんも勉強会での私を知っていたこともあって、そのまま引き入れてもらった、という話なんです。なにか、パズルのピースのようなものがハマった感じでした。
あれは2020年のことでした。

そうして本格的にエンジニアになってから、ちょうど1年半経ちました。
この1年半を振り返ってみると、ただただがんばってた、って感じがします。
知らないことだらけなので、最初は木下さんから指示をもらって動きながら、いろいろと教わっていました。

それが本当にわかりやすいということもあって、すごく仕事もしやすくて。
でも、ずっと木下さんにおんぶにだっこってわけにもいきませんから、
「早く自立しなくちゃ、早く覚えなきゃ」
みたいな考えもあって、結構焦ってたこともあったような気がします。

でも、それが今、やっと落ち着いたかなってところですね。
いまは、早く自立して、一人で案件をたくさんこなせるようになって、プログラミングの知識も、経験も、実績も積む。
そして、ゲームを開発する!(笑)

そのことばかり夢見て、考えてばかりの今日この頃です。

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社員インタビューVol.03 part3 | 【エンジニアの魅力をエースが語る】『コミュニケーションが大事』という言葉の、本当の意味 | エンジニア 三浦 | 株式会社ヴェシカ
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