VENECTでは、メンバー全体のナレッジの統一、強化のため、定期的に外部の講師を招いたセミナーを開催しています。日々アップデートされるマーケティング手法をいち早く吸収し、常にクライアントにとって最善の提案ができるよう、メンバー皆積極的にセミナーに参加しています!先日、Connectant代表の土方様をお招きし、データドリブンマーケティングセミナーを開催しました。マーケティング活動の全体設計図となるパーセプションフロー・モデルを活用したデータ設計の考え方も含めお話いただきました。
今回のセミナーは、着実に成果を出すマーケティング活動をするためにどのようにデータを活用すればいいか、Tipsや事例のレクチャーを含め、新たなナレッジをインプットする場となりました。
なぜセミナーを行ったのか
今回のセミナーの目的は、社内全体のデータドリブンマーケティングに対するナレッジを統一することでした。データドリブンマーケティングについての理解を深め、アウトプットの質を高めるためにセミナーを実施しました。
またパーセプションフロー・モデルを活用したデータ設計についてもレクチャーしていただくことで、実際に作成する際のポイントや注意点をインプットする機会となりました。
実際にどんな内容だったのか
今回のセミナーでは、「データドリブンマーケティングとは」を学びました。
・データドリブンマーケティングの定義とは?
・データドリブンマーケティングの課題点
VENECTでは、各案件の戦略や施策内容についてのディスカッションが常に行われています。しかし、そもそもデータドリブンマーケティングとは?”という部分をディスカッションしたことはなく、メンバーそれぞれの定義にも差があったと思います。今回、データドリブンマーケティングの定義や、データ活用を最大化する方法について全員が同じ認識を持つことができました。
投資対効果を最大化するためのマーケティング活動
重要なのはパーセプションフロー・モデルについて
パーセプションフロー・モデル(注1)をマーケティング活動の設計図とし、コミュニケーション戦略の全体像が描けていれば、そこに基づいたデータの活用ができます。
=調査・分析~戦略立案~施策立案/実行・改善~レビューとデータによる一貫性を持った設計を行なうことができれば、投資対効果の最大化をすることへも繋がる。
VENECTでは、パーセプションフロー・モデルの構築、また活用していくスキルの強化を図っています。現在、実際にパーセプションフロー・モデルを導入する案件もあり、進める上での具体的な課題と照らし合わせながら話を聞くことができました。
注1:パーセプションフロー・モデルは、Coup Marketing Company 音部大輔氏考案のマーケティング・マネジメント・モデルです。一連の購買行動プロセスを、自然な「認識変化の流れ(パーセプションフロー)」として描き、マーケティングの全体像を可視化し、管理可能にするものです。パーセプションフロー・モデリングは、このモデルを構築する工程です。モデルの構築により、マーケティングの計画・実施・測定の一元管理が可能になります。
(参考:https://digiday.jp/agencies/perception_flow_modeling/)
データドリブンマーケティングの実践方法
このセクションでは、土方さんの過去のご経験から具体的な実践方法をレクチャーしていただき、普段自分たち抱えている課題を照らし合わせながら、解決するヒントを見つけ出すことができました。セミナーの最後には、質疑応答をする時間をあり、普段自分たちが抱えている課題や疑問に思っていることを共有し、もっと良くするにはどうすればいいかという議論が白熱した様子でした。中でもメンバーから出た質問を2つ紹介します!
VENECTディレクターからの質問:
セミナー全体を通して、データドリブンマーケティングの実践、また成果をあげるためには、様々なスキル、また専門家との連携が必要であることを再実感しました。その中で、我々エージェンシーサイドに”一番”求められるスキルは何ですか?
土方様からのご回答:
VENECTのようにマーケティング全体を統括しているエージェンシー再度に求められているスキルは、マーケティング活動全体を可視化し、管理することだと思います。専門的な部分はそれぞれを得意とするパートナーさんんと連携しながら解決することができますが、活動zん対をマネジメントできるエージェンシーがいなければデータを統合的に管理し、成果をあげることが難しくなるからです。
今回のセミナーを通して、メンバー全員が再度データドリブンマーケティングとは何か認識し、今後強化すべき点や具体的な強化方法を発見することができました。VENECTでは、メンバーのナレッジ向上のため定期的に外部の講師を招いたセミナーを定期的に開催しています。
最後に
私たちは「データを活用して、どのように人の心を動かすか」を追求しています。クライアントの先にいる生活者の心を動かし成果を生み出すことが、クライアントへの価値提供であると考えています。データに基づいたマーケティング施策は、結果などの数値の検証を繰り返し、再現性を高めることで、より良い成果を導きます。また成功体験だけではない様々なラーニングを共有し、各プロジェクトへ活かすことをVENECT全員が大切にしています。
VENECTでは、マーケティングの戦略部分から携わりたいと考えているプロデューサー、ディレクター、デザイナーを積極的に募集しています!
クライアントと直接コミュニケーションが取れず、課題の具体的な共有や本質的な解決に至っていないとお悩みの方、VENECTで一緒にクライアントの課題解決へつながる仕事をしませんか?