VENECTでインターンをはじめて3年目になるM君。大学では、時流によって移りゆく企業がどのようにして消費者のニーズに合った製品・サービスを開発、生産、販売し、利益を従業員に配分していくかを学ぶ経営学を専攻。中でもゼミでマーケティングデータの分析を学び、その知識をVENECTの実業務にも活かして従事。
インターン全員が1年かけて参画する一大プロジェクト、SNS利用状況実態調査について
SNSの利用状況やEC市場について多数の観点から情報収集して考察を出す、という業務をインターン全員で行っています。僕はこの調査業務を過去2回経験しました。
最初はアンケートの作成が大変でした。調査を実行する際に、回答者に問う質問項目を考案してアンケートという形にしていく工程があります。アンケートは質問項目の数によって制作費が変わるので、予算内かつ有効回答を最大限得られる構成を作る必要があり、その塩梅が難しかったです。まずは仮説を立てて検証していきながら正解を手探りしていくような進め方で、得られる範囲での情報から想定できることを仮説として捻出していました。
2回目は前回の反省点と大学で勉強したことを踏まえて取り組みました。その頃は大学でデータ分析のゼミに所属して戦略的な質問設計が分析の根幹であることを知り、質問設計に関する勉強を個人的にしていました。なので2回目は前回から得た実践的な知識、ゼミや独学で得た理論的な知識を活用したアンケート設計ができたなと思っています!
アンケート設計と一口に言うと、単に聞き手が質問したいことをラインナップすればいいというイメージがあるかも知れません。ですが、実際には質問された側が理解しやすいような環境設定にこだわりをもつほど、その分集計結果の質にも波及してくると学びました。
クライアントも巻き込んだプロジェクトに裁量をもって従事できる
入社して3年がたち任せてもらえる業務が増え責任を感じているのと、積極的に意思を示せば自分がやりたいことを任せてもらえる環境に満足しているので卒業までVENECTで頑張りたいなと思っています。
僕は今3つのプロジェクトを担当しています。データ分析、クライアントの広告出稿実績を一見できるダッシュボード制作、クライアントが取り扱う商品を買ってくれた購入者にこたえてもらうアンケート設計、の3つです。
広告配信実績を可視化する目的は、既に配信している広告をよりクライアントの求める成果に近づくためにどんな改善余地があるのかを見つけやすくするために制作しています。このダッシュボードを作るためには、データソースやデータの見せ方など、実用的な仕上がりに日々ブラッシュアップしている最中です。今は実績を基に分析結果を可視化するバージョンも制作中で、分析の精度をあげていく段階にいます。
僕が作成したダッシュボードはクライアントも目にするものなので、一層緊張感があります。
アンケート設計はいわゆるお客様満足度に関するアンケートの作成です。現在VENECTが支援するクライアントが取り扱う商品に対して、実際の購入者から生の意見をすいあげることで定量調査をしています。改善余地をみつけるための調査という視点でアンケートを機能改善させたいと思ったので、アンケート設計を自ら名乗り出ました。その後、現場の社員さんからフィードバックしつつ構築していきました。
僕が主導しているプロジェクトに関しては社員さんと同じ視座で議論をさせてもらえて、刺激にも、勉強にもなります。
社員さんとも協力して成果をめざす
社員さんには質問がしやすいと思っています。インターンだから必ずしも社員さんにいつも教わる立場というより、社員さんから僕に質問をしてくださる場面もあり、同じ目的を達成するために必要なコミュニケーションが気軽にとれる環境です。
元々お世話になっていたインターン先ではひたすら稼働してフィードバックが無い、という働き方でラーニングが捉えにくい場所でした。VENECTでは稼働管理をしてくれていて無理なく、やりたいことに集中できる環境を作ってくれるので業務に集中しやすいです。
VENECTでの経験で自分の夢も具体的になった
大学卒業後にはデータアナリストになることが決まっています。最初は、マーケティング職かデータアナリストかで就職を迷っていましたが、マーケティングの一連の流れで意思決定をする大事な場面で肝となるのがデータだと思いました。データを読み解くことで重要な意思決定をする瞬間でも活躍できるのではとVENECTのインターンを通して感じたためです。
データアナリストは企業のデータベースに蓄積している大量の実績を集計・分析し、ユーザーの行動や将来のニーズなどを解析・予測する仕事です。単に分析するだけでなく分析結果を正確に現場に共有する必要もあります。これらデータアナリストの仕事は 、僕が関わっている3つのプロジェクトでそれぞれ学び、培ってきたことが絶対に役に立つはずなので卒業まで邁進したいと思っています。
Web広告系のデータ分析を担当する時に、VENECTで積んできた実経験をいかして初速をつけていきたいです。