ご覧いただきありがとうございます!UUUM採用チームです!
当社の戦略や最前線の事業の魅力をお届けする特集記事「FOCUS」をお届けいたします。
今回は、弊社の中期戦略であるコンテクスト・ドリブン・マーケティングにおけるグローバル事業の統括田井、コミュニティ関連事業の統括桑村にインタビューを行いました。
両ユニットは今期から、お互いの強みを活かし合い協力して業務を進めています。2つのユニットの魅力や強みを今回ご紹介して参りますので、ぜひ最後までご覧いただき、いいね・シェアをお願いいたします!
左:田井 宗一郎 グローバルビジネスユニット統括
2015年に大学卒業後、当時設立後間もないベンチャー企業へ新卒入社。システムエンジニアリングサービスの営業やキャリアコンサルタント、人材紹介の営業を中心としてエンタメ業界に関わりつつ、新規事業計画や法務関連業務に携わることで幅広い知識と経験を培う。
その後、エンタメ業界における無形商材の営業としてさらなる高みを目指したいという目標を抱き、2016年にUUUM株式会社へ入社。
以降、日本国内の大手広告代理店やゲームクライアントを中心に担当。現在は、これまで培ってきた営業経験に加え言語力や異文化理解の能力を活かし、グローバルビジネスユニットのユニット統括として海外事業を牽引。
右:桑村 崇一郎
コミュニティマーケティングユニット/クリエイターマネジメントユニット統括
大学卒業後、不動産デベロッパーに入社し経理部門にて財務会計と管理会計に従事。2014年、広告付き動画がYouTubeの視聴者に受け入れられていることに大きな可能性を感じUUUMに入社。
2017年、経理責任者として新規上場を経験し、翌2018年に事業部門へ異動。以降、短期ジョブローテーションや新規事業の立ち上げ等を経て、現在はコミュニティマーケティングユニットおよびクリエイターマネジメントユニットのユニット統括を兼任。
それぞれの領域に強みをもつ組織体制
―担当している組織の事業内容を教えてください。
田井:
私が管轄しているグローバルビジネスユニットは、海外企業との取引を担当する部門で、現在は、主に海外企業とのマーケティング活動を行っています。
このユニットは、英語や中国語などの外国語を使いながら、ユニット内や社外とコミュニケーションを行うことが特徴的です。UUUMにおける海外企業との多くのやり取りは、グローバルビジネスユニットに集約されており、国際的なビジネス展望を持つ重要な役割を果たしています。
桑村:
私の管轄のコミュニティマーケティングユニットは、主にゲーム系インフルエンサーコミュニティに関連する事業を担当しており、大きく分けて2つのグループがあります。
1つ目は、eスポーツのイベントやタイアップ動画などを制作進行する制作のグループです。
2つ目は、パートナー企業・インフルエンサー・そのファンを巻き込んで面白いコンテンツを生み出していく企画のグループです。商材やトレンドの分析に加え、インフルエンサーコミュニティやファンコミュニティを分析した上で企画を作っていきます。
―現在の組織体制を教えてください
田井:
グローバルビジネスユニットは、グローバルマーケティンググループと欧米マーケティンググループの2つのグループで構成されています。合計で5つのチームが存在し、海外クライアントとのコミュニケーションが頻繁なため、多国籍人材で構成されているのが特徴です。
欧米マーケティンググループはアメリカやヨーロッパ圏のクライアントを専門的に担当していて、一方、グローバルマーケティンググループは、欧米圏のクライアントを含むアジアやその他の国のクライアントを担当しており、マーケティング活動にとどまらず、ビジネスの拡大にも取り組んでいます。
桑村:
コミュニティマーケティングユニットは、それぞれ3〜4名程度のチームが4つあります。制作が2チーム、企画が1チーム、ゲーム系インフルエンサーと共創事業を行うチームが1チームです。
制作チームは、タイアップと大規模案件の2つに分かれています。
タイアップを担当するチームはインフルエンサーに対して動画制作や生配信を依頼し、制作進行を行いクライアントへ納品します。大規模案件を担当するチームでは、eスポーツを含む10名以上が制作に関わるイベントや生配信などの制作運営を行います。
企画チームは、マーケティングのメンバーと連携し、分析と提案作成を主に行っています。
ゲーム系インフルエンサーとの共創事業を行うチームは、UUUM内外のインフルエンサーへのサポートや商品・サービス・イベント等の共同開発を行っています。
両ユニットが協力することでできること
―両ユニットの関わりについて教えてください
田井:
営業は外国語の扱いはもちろん、クライアントが所在する国の文化への理解や、日本でのマーケティングを行う際の課題分析と提案、そしてクライアントへのプレゼンテーション能力など、多岐にわたる分野でプロの知識とスキルが必要でした。
そこで、今期からコミュニティマーケティングとの分業を導入し、それぞれの得意分野に注力することにしました。グローバルビジネスはクライアントとの関係構築やご与件の整理、そしてクライアントへのプレゼンテーションを主に担当しています。
桑村:
コミュニティマーケティングはこれまで、主にeスポーツイベントの制作を担当してきましたが、その知見はマーケティングソリューションの提案においても役立てることができます。日本のインフルエンサーコミュニティやファンコミュニティに対する分析は、コミュニティマーケティングの得意分野です。
今後はグローバルビジネスとの連携により、これらの知見やノウハウをより効果的に活用し、より質の高い提案を行っていくことができるようになると考えています。
―それぞれの事業の強みや競合他社と比較した際の違いはなんですか?
田井:
海外クライアントのネイティブ言語に合わせてコミュニケーションを取ることは前提として、海外商品を日本市場に展開する際には、両国の文化の違いを深く理解することが重要です。そしてその違いをクライアントに対して丁寧かつ分かりやすく説明し、企画やマーケティングの方向性を決定していきます。
これをやることで私たちは言語と文化の違いを克服でき、クライアントの要望を叶えるためのマーケティング手法を提案・実施まで一気通貫でできることがグローバルビジネスユニットの強みだと思います。
桑村:
私たちは、特定商材のファン、商材のファンのインフルエンサー、およびそのインフルエンサーの視聴者を「コミュニティ」と呼んでいます。そのコミュニティが、「どう感じているのか」という視点を持ちながら、クライアントの持つ背景や視点、データから課題を考察し、解決策を提案できることが、ユニットの強みだと思います。
また、UUUMにはインフルエンサーの事務所という側面もありますので、インフルエンサーのインサイト情報やデータを比較的得やすいなどコミュニティに近いところで仕事をしていることによる優位性があり、これは他の代理店には中々ない特徴かもしれません。
―現在、感じている課題と「解決」に向けた取り組みを教えてください
田井:
先ほどKさんからもお伝えしたように、両ユニットは今期から二人三脚で業務を進めることになりました。11期から始まった体制であるため、まだ手探りで進めている部分がありますが、今後はお互いに業務の練度を高めていくことが課題の一つです。
これからは、お互いがお互いを二人三脚で高め合うための協力体制を築き、より良い企画提案をクライアントに提供していけるよう注力していきます。お互いの強みを活かし合い、成功に向けて共に前進していくことが目標です。
桑村:
コミュニティマーケティングはもともとeスポーツイベントの企画と制作を担当していました。現在は、これに加えてマーケティングの知識は勿論、グローバルビジネス担当の視点やクライアント企業の視点を理解する必要があります。特に、マーケティングに関する知識は企画提案の基礎となりますので、実践で活かせるレベルまで早急に底上げできるよう注力しています。
―これから入社される方にどのような役割や動きを期待しますか。
田井:
「違う」ということを理解してポジティブに受け入れられる人が、グローバルビジネスに向いていると思います。
海外と日本の違いはもちろん、人によって得意不得意があり、それぞれ違うことが当たり前です。グローバルビジネスは営業やマーケティングを専門としており、コミュニティマーケティングは企画考案やコミュニティ形成を専門としているからこそ、今回の二人三脚の体制が実現しています。ユニット、グループ、チームも多くの違いによって成り立っており、それぞれが自分の強みを活かした立ち回りをしています。
日本と海外では文化やマーケティングの違いも多くあり、それを海外のクライアントに納得してもらえるよう説明をするのも重要な役割の一つです。そのため、「違う」ということをストレスに感じず、楽しみながら受け入れられる方に是非ご入社いただきたいと思っています。
桑村:
コミュニティマーケティングでは、強みとしてもお伝えした通り、クライアントだけでなく仕事を一緒にするインフルエンサー、インフルエンサーのファン、商材のファン、さらには制作に関わるメンバーやパートナーが「どう感じるか」というのを常に意識して業務に取り組んで欲しいです。ただ制作物を納品して終了、あるいは作りたいものを作って終了というわけではなく、クライアントの望んでいるものか、この人のためになるかという視点を持つことが、コミュニティマーケティングが存在する意味になると思います。
このため盛り上がる、求められていると分かっていてもできないことも多かったりしますが、それを受け入れるバランス感覚も重要です。
その他に、相手の情報を積極的に取りに行く姿勢も必要です。インフルエンサーがどのようなことを発信しているかを見て、今この人は何を大事にしているのかを考えることが企画提案では必要な力です。
―最後に読者に向けたメッセージをお願いします。
田井:
海外と日本の言葉や文化の違い、それぞれの人が違うことをポジティブに考えられる方は、このポジションと相性が良いと思っています。もしこの記事をご覧になって内容に共感していただける方がいらっしゃいましたら、是非一度ご検討をお願いします。
桑村:
特に企画チームは自己裁量が与えられる部署であるため、自主性を持ち、積極的にアイディアを出し、新しいことに挑戦したい人にはぴったりです。ただし、ステークホルダーの視点に立てるバランス感覚も重要です。
UUUMは横の繋がりが強い組織で、他の部署と協力して業務を進めていくことが多いです。互いにサポートしながらより良いものを作っていきたい人と、ぜひ一緒にお仕事ができればと思います。