ご覧いただきありがとうございます！UUUM採用チームです！
当社の戦略や最前線の事業の魅力をお届けする特集記事「FOCUS」の第3弾をお届けいたします。
今回は、昨年UUUMから子会社化したUUUM GOLF株式会社の代表取締役である築比地（ついひじ）にインタビューを行いました。ぜひ最後までご覧いただき、いいね・シェアをお願いいたします！

築比地 敬一　UUUM GOLF株式会社 代表取締役社長

長年に渡りゴルフ雑誌の編集を努め、代表の鎌田との出会いをきっかけにUUUM株式会社にジョイン。ゴルフチャンネル事業の立ち上げからチームを牽引し、登録者数70万人を超えるチャンネルに成長させる。2021年6月にゴルフチャンネル事業はUUUM GOLF株式会社として分社化し、同年12月に代表取締役社長に就任。

ゴルフ好きが出会って生まれた、UUUM GOLF

ーまず初めに、UUUM GOLF株式会社の事業内容について教えてください。

YouTubeでゴルフチャンネルの運営を行うこと、そしてゴルフにまつわる企業とのタイアップ動画の制作やイベント開催の実施などがメイン事業です。

タイアップ動画で主に取り扱うのは商品の紹介で、クラブやウェアなどのゴルフ用品や、ゴルフに出かけるときの車などの案件があります。スケジュールの関係で編集作業を一部外注することもありますが、動画制作の撮影・編集も、基本的にUUUM GOLFの中で完結しています。

ーUUUM内のゴルフチャンネルから事業がスタートしていますが、元々はどのような経緯でゴルフチャンネルが始まったのでしょうか？

実は私自身、雑誌時代から「動画でゴルフを伝えていきたい」という想いがあったんです。たとえばスイングのリズムやタイミング、クラブの新製品を紹介するときの打球音など、それらを紙媒体で伝えるには限界があると感じていたんです。雑誌のときは赤字覚悟で付録にCD-ROMを付けたりもしていましたね。そのときからずっと動画に興味がありました。

ゴルフチャンネルが始まった経緯として欠かせないのが、UUUMの代表取締役である鎌田との出会いです。丁度鎌田がゴルフに目覚めた時期にゴルフ場で出会い、お互い初対面の状態で一緒にゴルフを楽しむという機会がありました。その後に「社長が一緒にゴルフチャンネルをやりたいと言っている」と人づてに聞き、二つ返事で「ぜひ」と回答させていただきました。つまり、社長の好きなゴルフがまさに事業を始めるきっかけだったのです。30年間いた紙媒体の業界から動画の業界に転職するというキャリアチェンジを決断した際には、周囲からかなり驚かれましたね。

UUUMのノウハウと長年の人脈が、チャンネルの強み

ーゴルフチャンネルが開設された当時の状況はいかがでしたか。

UUUMに蓄積されているYouTubeマーケティングのノウハウを活かし、順調に登録者数を伸ばすことができました。スタートから3カ月で登録者数3〜4万人を獲得し、その後10カ月ほどで登録者数10万人を達成することができました。

おかげさまで、登録者数・再生回数は今も伸び続けています。ゴルフチャンネルの中で登録者数は日本一で、現時点で約70万人。ゴルフジャンルでは世界でも3位を記録しています。世界で見てもゴルフチャンネルは視聴者の多いジャンルのひとつです。1位と2位が英語圏のチャンネルなので、UUUM GOLFでも英語配信を模索したいですね。

ーチャンネルの強みを教えてください。

まずMCが充実している点です。UUUM GOLFには「先輩MC」2名、「新加入MC」3名の計5名の女性MCが在籍していて、視聴者と一緒にステップアップを目指しています。

たとえば、ゴルフを始めた人なら誰もがまず目指す「100切り」※。これがなかなか、難しいんです。そこで若手の「新加入MC」3名が自ら100切りを目指し、視聴者と奮闘していく企画を発信しています。100切りの次は「90切り」や「80切り」が目標になりますが、それらを目指す上級者向け動画には、「先輩MC」の2名がMCを務めます。

※全18ホールを100打未満に抑えてラウンドすること。

またUUUM GOLF独自の強みでいうと、プロゴルファーとの関係性の深さです。私が長年知っている、影響力のあるプロと契約することが戦略のひとつとなっています。例を上げると、芹澤信雄プロや、2008年に賞金女王に輝いた古閑美保プロと契約をしています。ゴルフ雑誌時代に培った縁を活かして、多くのプロゴルファーに出演いただいています。

▼UUUM GOLFおススメの動画はこちら！①
アイアンが超上手く打てる秘伝のコツ！左ももを絶対に○○しないでください・・・！【レッスン】【古閑美保】【阿部桃子】

ーUUUMのグループ会社として独立された背景を教えてください。

独立は今後の事業展開も見据えた決断でした。具体的な事業展開としては、試合の生配信事業の深掘りと、ゴルフ商品やウェアの商品開発のアライアンス契約を考えています。

そのためにも、決断のスピード感を早めておきたかったんです。世の中のスピードに対応するためにUUUM GOLFで決裁できることを増やしておきたかった。実際に、プロとの契約や他社とのアライアンス締結は格段にスピードアップしました。

UUUM全体の中期戦略として、インフルエンサー・ギャラクシー戦略を打ち出しています。これをUUUM GOLFに置き換えて考えると、単にチャンネル運営だけに留まらないビジネス共創を目指すということです。UUUM GOLFでもこの戦略を見据え、今の取り組みとも掛け合わせながら新しいビジネスを共創していきたいと思っています。

みんなゴルフ好き。共に歩むUUUM GOLFのメンバー

ー現在、UUUM GOLFには何名のメンバーが在籍していますか？

メンバーは私を含めて10名です。基本的には、ゴルフチャンネル事業に関わるメンバーが一緒にUUUM GOLFに出向しているという形になります。チャンネル発足時は3名でしたが、4年経って10名に成長しました。チャンネルの動画制作はもちろん、営業としてアライアンスのやりとりをしている者もいます。

ー働くメンバーの雰囲気を教えてください。

年齢層でいうと、60代の私、40代男性が2〜3名、他はほとんどが20代というチーム構成です。幅広い年代で意見が出し合えるのが新鮮ですね。私は人生の約半分をゴルフ雑誌で過ごしましたが、チームのメンバーはUUUMに入ってからゴルフチャンネルにアサインされた方がほとんど。ゴルフを好きになってくれて、よく頑張ってくれていると思います。半年に1回はゴルフ合宿をしていますよ。

日々の撮影も、企画も、ほとんどメンバーに任せているんです。週に1回企画会議がありますがそれも任せていて、会議であがったアイデアをチェックしています。知見や経験に基づいたアドバイスは惜しみません。

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人生で大切なことは全てゴルフから教わった。「ゴルフのある愉しさ」を追究

ー築比地社長がゴルフに目覚めたきっかけや、前職について教えてください。

父の会社を継ぐべく地元・栃木に戻った際、接待でゴルフを覚えるよう言われたのが始まりです。最初は全く興味がなかったのですが、いつの間にかゴルフに夢中になっており、気づいたら新聞広告で見たゴルフ雑誌の求人に応募していました。以来、30年で3誌のゴルフ雑誌を渡り歩きました。

大げさかもしれませんが、私は人生で大切なことを全てゴルフから教わったと思っています。一緒にゴルフをすると相手の性格が如実に分かるものなんです。1メートルのパッティングで、ゴルフでは最後の締めにあたりますが、「追い込まれたときに強気で打ちにいくんだな」といった具合に、ゴルフのスイングには生き様のようなものが表れるんですよ。

スポーツはもともと大好きでしたが、これほど人と巡り合えるスポーツはないと思います。職種や社会的な地位が異なる人でも、ゴルフ場に行ったらみな同じ。何歳になっても楽しめるというのは、ゴルフの奥深さですね。

ー今後、UUUM GOLFでどんな人と一緒に働きたいですか？

基本的にはゴルフ好きで明るい人が一番です。ゴルフが上手くなりたい人たちをサポートしながら、ちゃっかり自分も上手くなっちゃうっていうのが理想です。

実は、「新加入MC」の内1名は社員です。その子はゴルフを始めて1年ほどですが、つい先日ホールインワンを達成しました。これって、なかなかできないことなんです。私は30年やってきて、1回もありません（笑）若い社員たちも、このようにメキメキ上手くなっています。主体的に楽しんで仕事をしてくれている仲間が増えたらいいなと考えています。

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ー最後に、今後のビジョンを教えてください。

「ゴルフといえばUUUM GOLF」と思ってもらえるようにYouTubeだけでなくゴルフという業界の中でトップを走りたいです。

UUUM GOLFでは、経営理念に「ゴルフのある人生って愉しいね」というメッセージを掲げています。つまり世界中のゴルファーを笑顔にしたいんです。懸命にプレイしているゴルファーたちの応援を通して、ゴルフのすばらしさや感動の輪を広げていきたいです。