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【入社エントリー】「評価への不満」から「組織を作る側」へ──元SIerエンジニアが語る、創業期スタートアップで見つけた新たなキャリアの可能性
2025年7月、株式会社アップグレードに入社した川村匠吾さん。大手SIerでインフラエンジニアとして活躍していた彼が、なぜ生成AIスタートアップへの転職を決意したのか。その背景にある想いを伺いました。
目次
プロフィール
大手SIerで感じた「手触り感」のなさ
生成AI時代に取り残される危機感
「評価制度を一緒に作りませんか」
ゼロから作る醍醐味と、創業期ならではの裁量
技術選定の自由度と情報共有のスピード
技術を超えて、組織づくりへの参画
エンジニアとしての将来を見据えて
創業期だからこそ得られる経験
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プロフィール
川村 匠吾(かわむら・しょうご) 2023年、大手SIerにインフラエンジニアとして入社。金融系システムのクラウドリフトやOS更改案件で、要件定義から構築まで幅広く経験。2025年7月、株式会社アップグレードに入社。
大手SIerで感じた「手触り感」のなさ
──川村さんは新卒で大手SIerに入社されたんですよね。どうしてその会社を選ばれたんですか
川村:いくつか理由があるんですが、まず待遇面が魅力的だったというのが正直なところです。それ以上に印象的だったのが、面接でのフィードバックの質でした。
──具体的にはどのような点が印象的だったのでしょうか?
川村:グループ面接で私が発言した意見一つひとつに対して、「この観点が良かった」と具体的にコメントをいただけたんです。面接って通常は一方的に聞かれるだけじゃないですか。でも、ここまで丁寧に見てくれる会社があるんだと感動しました。
──なるほど。でも今は転職されて、アップグレードにいらっしゃる。何か転機があったのでしょうか?
川村:入社して2年が経ち、評価制度に疑問を感じるようになりました。複数プロジェクトを掛け持ちして、過負荷な時期も頑張って乗り越えたのですが、評価は「標準成長」。自分が思っていたものではなかったんです。
──それは期待と違いましたね。
川村:インフラエンジニアの宿命かもしれませんが、複数案件を掛け持ちすると評価者も複数になる。プロジェクトの規模や工数も異なるため、自分の貢献度を正確に評価してもらうのが構造的に難しいんです。モチベーションが下がったので、今後が不安に感じました。
生成AI時代に取り残される危機感
──評価への不満以外にも、転職を考えた理由はありましたか?
川村:技術面での危機感が大きかったですね。生成AIの利用に関する制約が厳しく、コーディングに際して使用できる支援ツールはGitHub Copilot程度でした。ChatGPTも企業向けの非最新モデルを専用フォームから利用することとなっており、使い勝手は良くなかったです。
──セキュリティ上の理由でしょうか?
川村:そうです。例えばClaudeを使おうとすると、課金の制度設計も含めて複雑な許可プロセスが必要でした。TwitterでClaude Codeの素晴らしさを聞いても、触ることすらできない。自分のキャリアを考えた時に、このままでは技術的に取り残されるという強い危機感がありました。
──実際の業務でも制約を感じていたのですか?
川村:はい。今触っているITインフラの話に限って言うと、私が担当していたのは主にEC2でのサーバー構築で、ECSやEKSといったコンテナベースのサービスに触れることはほとんどありませんでした。今後はコンテナベースの技術に軸を移していかないと厳しいと感じていましたが、一度設計が決まってしまうと、他のサービスを試すことすらできない状況でした。自分のキャリアとしてキャッチアップしないとまずいと思ったんです。
「評価制度を一緒に作りませんか」
──転職活動ではどのような企業を検討されたのですか?
川村:約10社検討しました。技術力のあるベンチャーから大手、コンサルファームまで幅広く見ていました。技術だけでなく、上流工程の経験も積んでおきたいという思いがあったんです。
──その中でアップグレードを選んだ決め手は何だったのでしょうか?
川村:最初は正直、半信半疑でした。スカウト経由で「社長面接」とあったのが珍しくて、試しに受けてみたんです。市村さん(代表)の第一印象は「つかみどころがない」という感じで(笑)。
──それが変わったきっかけは?
川村:面接後に「食事でも」と誘われて、品川で話をしました。前職での評価制度への不満を話していたら、「評価制度も今から作るところだから、一緒に作ってみないか」と言われたんです。この一言が決定的でした。
──確かに、そんな提案をする企業は珍しいですね。
川村:評価制度は会社の根幹です。そこに関われるということは、組織づくりの様々な面に携われるということ。自分が求めていた「組織を変える手触り感」がここにはあると感じました。
ゼロから作る醍醐味と、創業期ならではの裁量
──実際に入社されて、印象はいかがですか?
川村:今触っているITインフラの話に限って言うと、想像以上に「ゼロから」でした。通常、企業にはインフラのコード資産があり、それをプロジェクト要件に合わせて調整していきます。しかし、ここには何もない。みんなが手探りで要件を実現している段階でした。
──それは大変そうですね。
川村:確かに大変ですが、同時に大きなやりがいも感じています。前職では、設計意図が不明なコードを引き継ぐことが多く、「なぜこの構成なのか」と疑問を持ちながら作業することがほとんどでした。今は自分がすべての設計意図を把握している状態で開発できる。これはエンジニアとして理想的な環境です。
──自分の設計が組織の基盤になるわけですね。
川村:まさにその通りです。今書いているコードが、今後入社される方々の土台になる。その責任とやりがいを同時に感じています。
技術選定の自由度と情報共有のスピード
──技術面での前職との違いはありますか?
川村:技術選定の自由度、裁量が圧倒的に違います。例えば先日、「今後マルチクラウド上で開発、運用していくときに多数案件で使用することになるため、Terraformの設計を優先して対応するべき」と自分の考えを伝えたところ、すぐにTerraformの設計タスクを任せてもらえています。前職では考えられないスピード感です。
──情報共有の面ではいかがですか?
川村:昨日、AWS S3のベクトルDB対応が公開されたのですが、森田さん(エンジニア)が即座にSlackで共有してくれました。Difyのアップデート情報も含め、AI関連の最新情報が常に飛び交っています。この情報共有のスピードと質は、大きな財産だと感じています。
──最近注目している技術はありますか?
川村:AWSの「Kiro」というAIコーディングエディタが興味深いです。要件駆動開発をUIで簡潔に実現できる点が優れていて、Claude Codeとはまた違った使いやすさがあります。こうした最新ツールをすぐに試せる環境があるのも、アップグレードの魅力の一つです。
技術を超えて、組織づくりへの参画
──技術以外の領域でも、やりたいことはありますか?
川村:Slackでの活動を可視化し、評価に反映する仕組みを作りたいと考えています。最終的なアウトプットだけでなく、日々の課題解決や知識共有といったプロセスも適切に評価されるべきだと思うんです。
──まさに入社時に言われた「評価制度を一緒に作る」を実践されているんですね。
川村:はい。オンボーディング体制の整備も急務だと感じています。現状はまだ不十分ですが、だからこそ自分が主体的に関われる。これから入社される方々がスムーズに活躍できる環境を作っていきたいです。
エンジニアとしての将来を見据えて
──今後のキャリアについてはどのようにお考えですか?
川村:正直、エンジニアリングの世界は変化が速すぎて、先を読むのは難しいです。ただ、コーディングだけに特化するのはリスクがあると考えています。だからこそ、技術力を基盤としながら、組織変革の実績や顧客との対話経験も積んでいきたい。
──アップグレードはその両方を実現できる環境だと?
川村:そう思います。実際、Notionに業務改善アプリのアイデアがリストアップされていて、「これを作ってみて」という抽象度の高い要求から始まります。要件定義から実装、そして組織への実装まで一貫して携われる。これは他では得難い経験です。
創業期だからこそ得られる経験
──最後に、どのような方にアップグレードをお勧めしたいですか?
川村:作りたいもののアイデアはあるけれど、既存の枠組みの中では実現できずにもどかしさを感じている方。そして、インフラからアプリケーション、さらには組織設計まで、全体を見渡して設計したいという意欲のある方には、最高の環境だと思います。
──大企業との違いを特に感じる部分はありますか?
川村:大企業では、どんなに良いアイデアがあっても、既存の仕組みを変えるのは困難です。でもここなら、自分のアイデアで組織が変わる手触り感がある。そして何より、優秀なエンジニアと一緒に働けることも大きな魅力です。
──創業期のスタートアップならではの醍醐味ですね。
川村:はい。最初は正直、不安もありました。でも今は確信を持って言えます。ここは、エンジニアが技術と組織の両面で成長できる稀有な環境です。創業期だからこそ、自分の手で組織の基盤を作れる。そんな経験をしたい方には、ぜひ挑戦していただきたいですね。
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