「簡単な依頼文から的確にニーズを汲み取るだけでなく＋αの提案を入れてくれる、思った通り...よりも良い！というデザインで返してくれる」仲間からそう言われるのは、デザインチームのリーダー生田目さん。今回のインタビューは、デザインチームの仕事、そして生田目さんが仕事において大切にするプロ意識が満載の内容となっております！ぜひ最後までご覧ください。

【プロフィール】
生田目 朝歌
多摩美術大学を卒業後、IT系派遣として大手の通信会社、銀行で社内システムの保守を担当。その後、イラスト掲載の編集会社でディレクション業務にも従事。派遣を通して様々な企業の案件に携わった後、フリーランスとして絵を描く仕事も経験。ユニークビジョンと出会い、現在はデザインチームのリーダーと、システム開発PLとして活躍する。

▷「やれるからやる」そこから始まったデザインの仕事。今ではチームで、会社に貢献する。

～本日はよろしくお願いいたします！ではまず始めに、自己紹介をお願いします。

多摩美術大学を卒業後、IT系派遣として、大手通信会社や銀行等で社内システムの保守を対応していました。その後はイラスト掲載の編集会社にジョインし、ディレクションや工程管理にも携わってきました。
派遣の時期は、社内独自のシステムの保守、社内からの問い合わせ対応やマニュアル作成等、様々な案件を経験することができました。その一方で仕事の線引きがあり、指示された仕事以上のことを行うのが難しく、少し物足りなさを感じることもありましたね。

その後フリーランスとなり、絵を描く仕事も経験しました。そして再び派遣となったのですが、その時に紹介されたのがユニークビジョンでした。1年後に正社員となり、現在はワーキング・グループ*のデザインチームでリーダー、そしてシステム開発PLに従事しています。
*ワーキング・グループとは、問題解決や価値向上を目的に組織されるグループのことです。

～ワーキング・グループ、そして現在の業務内容について教えてください。

私がユニークビジョンでデザインの仕事に関わり始めたのは、「ここに絵を入れる必要があるのではないか」、「システムを作る、より良くするためにはデザインがあった方が良いのではないか」という、デザインを必要とする声がきっかけでした。その頃は、まだ何となく「やれるからやります」といった感じでしたね。その後、イベントのためのポップを作って欲しいという要望や、色々とデザインに関する相談を受けるうちに、デザインを取り入れるということが社内で当たり前になっていき、ワーキング・グループ化することになりました。それが、デザインチームです。

現在はデザインチーム以外の仕事として、𝕏（旧Twitter）キャンペーン施策の案件でディレクターとやり取りをしたり、案件がオープンになる数日前にシステムが正しい仕様で登録されているかを確認する最終確認チームとしての活動や、実際にシステムを開発するチームのPLも行ったりしています。
デザインの仕事としては、システム開発に必要な画面の制作、イベントやセミナーに必要なパネルやバナーの制作、WEBサイトの制作等、デザインが必要になるすべてのものに対応しています。

～デザインチームは会社に対して、どのように貢献していると感じますか

デザインは、サービスに必要なシステムの開発から、広報といった様々な部分に関わり、大きな影響を与えます。例えばシステム開発ではロゴが必要になりますし、画面を開いたときにガタガタでは綺麗には見えないですよね。そこを綺麗に揃えたり、デザインの雰囲気を合わせたりすることで、より見栄えが良く使いやすいものになります。

元々デザイナーが社内にいなかったこともあり、社内の意識としてそこまでデザインを重視していませんでした。そのような中で、ただ文字が記載されているだけの資料を見やすくした方がいいのでは、という発想でデザインを取り入れていき、今ではデザインチームが作ったテンプレートを活用いただけています。社内全体が、デザインを使った魅せ方や、より見やすく使いやすい便利さを追求するようになり、それに応えられる体制を作ることができたという点で、会社に貢献できていると感じています。

▷依頼に対し、ロジカルに考え、最短ルートで期待を超えた提案をする。それが、私の提供する価値。

～生田目さんが、働く上で大切にされていることを教えてください。

システムのUIデザインの依頼や、紙へのデザイン等、デザインチームには多様な依頼が来ます。現在チームは私ともう1名のデザイナーの2名で構成されているため、すべてを私たちだけでこなさなくてはなりません。マルチタスク、そして納期もある中で、いかに効率的に期限までに業務をこなしていくかというところは重視していますね。そのために毎朝5分程話し合い、優先順位付けをしっかりと行い、業務に取り組んでいます。

また、デザインの依頼を受ける際はお任せでいただくことも多く、そのような場合にはまず依頼者がどのような意図で依頼をしてきたのかを汲み取り、この場合はどのようなデザインが合うのかということを考えていきます。デザインあるあるだと思いますが、好みのデザインと合っているデザインとは別ですよね。私が可愛いデザインが好きだとしても、ビジネスセミナーのバナーを可愛いデザインにしたらマッチしませんし、その時々に合ったものを考えていく必要があります。

このテーマであればバナーはこういう雰囲気がいいのではないか、UIのデザインであればこのようにしたら使いやすいのではないかといった、趣旨と用途に対応したデザインを考え、イメージを作って提案をしていくことで、漠然とデザインして欲しいという依頼者のイメージが、よりクリアなものになります。依頼者に依頼の手間をかけさせず、無駄な修正のないように、その人が漠然と思い描いているものをフッと目に見えるデザインというカタチで表現すること。それが、私が何より大切にしていることです。

デザインにおいて、感覚が古くなってはいいものは作れません。一昔前のデザインにならないよう、SNSで情報収集も行っています。これは次に使えそうだ、こんな感じで作ろう、そのように考えながら流行のデザインも取り入れていくことで、より幅広い提案をすることが可能になります。

～では、どのような時にやりがいを感じるのでしょうか。

グッズや掲示物等で、依頼者に満足いただけるものが出来上がった時は嬉しいですね。以前、受注生産という形でTシャツを制作したことがありました。その後入社した方から、「あのTシャツ、私はもらえないんですか？」と言っていただいたり、他にも、自ら「欲しいです」と手を挙げていただいたりすることもあります。そのような声は、デザインを考える私たちにとっては何よりもモチベーションになります。

「こんなの欲しかったです！」、「思っていた以上のものを作っていただけました」そのように言っていただけること、人が欲しいと思えるものを作ることができるということは、デザインチームで感じる大きなやりがいです。

～ユニークビジョンで働くことで身についた、スキルやマインドを教えてください。

デザインという、依頼の段階では目に見えないものを作っていくために、自ら考え、行動することによって、ロジカルに物事を組み立てて考える力が身についたと思います。人が何を求めているのかを常に考え、どの流れで進めるのがよいのか、この案件に関しては誰に確認をするのが最適か、どのように調べたらよいのかといったすべての事柄に対して、一番効率的な方法で行うことができるように、チームでも共有をしています。

▷デザインにおいて、自分の色を出せるユニークビジョン。クリエイティブが好き、楽しめる方募集中！

～ユニークビジョンにはどのような方がいらっしゃいますか。また、社内の雰囲気を教えてください。

エンジニアが多いため、技術を持った、仕事の好きな方が多いと感じます。
ディレクターに関して言うと、SEや営業職、動画制作をしていた方などバックグラウンドは様々です。だからこそ、得意なことや持っている知識をお互いに共有し、刺激を与え合い、それぞれの長所を活かしつつ支え合って仕事をしていくことができるのだと思います。

また、社内はフラットで、皆さんとても親切で協力的です。困っていたら助けてくれる、そのような環境で働くことができるのは心強いですね。

～では最後に、読んでくださっている方へメッセージをお願いします！

社内の方々の様々なリクエストに対し悩んだり、仕事が難しいと感じたりすることもあると思います。その一方でデザインチームには縛りがなく、そのデザインの用途に合っているものであれば、自分の色を出し、表現するのを楽しむことも可能です。だからこそ、クリエイティブが好きな方、ふわっとした依頼を自分で落とし込みデザインで提案ができる方、そしてその過程を楽しめる方と、一緒に働けたら嬉しいですね。

ユニークビジョンに少しでも興味を持っていただけたら、ぜひご応募ください！お待ちしております。