こんにちは、ユニファ採用&広報チームです。今回は、2020年にユニファに入社し、経営企画室や事業企画部を経て、今年7月に最年少でビジネス本部長の本部長に就任した松山さんにインタビュー。メガバンクで培った視点や現場と数値に向き合い成果を出す仕事観、そして持続可能な社会インフラを築く未来のビジョンなどを語っていただきました。ぜひ、最後までご一読ください!
※本インタビューは2026年10月時点の情報です。
プロフィール
松山拓朗(まつやま・たくろう)
ビジネス本部 本部長
新卒で三菱UFJ銀行に入社。中小・中堅企業の法人営業を経験した後、主に自動車や物流・運輸セクターの業界リサーチや大企業向けのアドバイザリー業務に計約6年従事。その後、2020年2月にユニファに入社。入社後は、コーポレート本部 経営企画室で資金調達や計画策定などを担当。2022年8月、ビジネス本部 事業企画部へ異動。2026年7月には、ユニファで最年少となるビジネス本部 本部長に就任。プライベートでは、休日にこどものスポーツ観戦やヨガでリフレッシュ。8歳と6歳の二児の父。
三菱UFJ銀行での原点と、自ら価値を生み出す決意
― 自分の手で生み出す価値を問い直したスタートアップへの第一歩
前職の三菱UFJ銀行では、法人営業や、本部のリサーチャーとして大企業向けの事業戦略提案などを担当していました。素晴らしい事業基盤を守る重要性を誇りに思う一方で、本部で提案書を作成し行内調整を重ねる日々の中で、自分とお客様の間にいくつもの層があり、少しずつ「誰のために」という手触り感が薄くなっていました。
転機となったのは、大学時代から尊敬している先輩との会話でした。行内で評価された実績などを報告した際、「それを通して、松山が本当に社会に対してやりたいことは?本当に生み出したい価値って何?」と問われ、胸に刺さりました。反論できない自分に気づき、「先人が作った仕組みを守るだけでなく、自分の時間を使って新しい事業や価値を創り出したい」と強く心が動いたんです。
「社会の役に立ちたい」という原点に立ち返り転職活動をする中で出会ったのが、ユニファでした。当時、我が家には2歳と0歳のこどもがいました。転職を検討する中で、代表の土岐のインタビュー動画に触れたとき、純粋に「面白そうな市場」としてではなく、まさに「自分の家族に直結する事業」だと強く感じたんです。
当時から家族を大切にしていたいと考えていた私は、この社会課題に挑みたいと心から思い、2020年に参画を決意しました。
― 経営企画室で培った全社視点とステークホルダーからの期待
入社後に配属された経営企画室では、全社の資金調達や事業計画の策定を担当しました。未経験の領域からのスタートでしたが、特定の事業だけでなく、会社全体の成長ポートフォリオや投資バランスを一枚の絵として捉える視点を最初に身につけられたことは、今のビジネス本部での意思決定における大きな財産になっています。
また、投資家や金融機関、行政など多様なステークホルダーと対峙する中で、「ユニファの事業は多くの方々の期待を背負っている」という想いと責任感を、より一層感じることができました。そして、社内の温かいメンバーに支えられ、早い段階で全社にネットワークを築けたことが、その後の現場推進における大きな心の支えとなりました。
現場と数値に向き合い、成果にこだわる
― 計画から実行へ。現場の一次情報と数値で伝える泥臭い実践
経営企画で投資家向けの事業計画を描き、資金調達を実現できたものの、描いた計画と実際の業績との間にギャップが生じる現実にも直面しました。そこで痛感したのは、「計画を描くことも大切だが、その乖離を埋められるのは現場での泥臭い実行しかない」ということでした。
入社前から興味のあるポジションではあり、その後自ら “現場で事業を動かしたい”と強く希望し、2022年8月に事業企画部へ異動しました。
現場で事業を推進するにあたり、私が大切にし続けている軸が2つあります。
1つ目は、“一次情報に触れ、現場を知ること” です。企画を作る人間が数字だけを見て議論するのは危険だと感じ、部署内で実際に保育を体験する機会を作りました。保育現場で先生方がどれほどこどもたちと向き合い、どこで負担を感じて疲弊してしまうのか、などを自分の目で見て体験することが、机上の空論ではない、現場の心に寄り添う企画を生み出すには必要だと考えています。
2つ目は、“数値で語ることをやめないこと” です。現場も組織も、論理的な正論だけでは動かないと思っています。ただ、だからといって数値化を諦めて感情論だけで進めるのではなく、明確な論理と数値を示した上で、自ら現場へ足を運び、対話を重ねて納得感を得る、“熱と論理” のバランスを何より大切にしています。
― 最年少本部長としての挑戦と組織に向き合うマネジメント
2026年7月に同社最年少でビジネス本部長の打診を受けたときは、正直なところ、就任時期の早さを感じました。準備の時間を考えると不安もありましたが、課された「既存事業PLの達成」というミッションに対しては、事業企画時代から全社数値に強い当事者意識を持っていたため、覚悟を決めて引き受けました。
本部長に就任してからは、事業推進と同じくらい「人と組織に向き合うこと」に情熱を注いでいます。
戦略を現場の実務に翻訳してつなぐマネージャー層の育成や、目標達成文化の定着に励む一方で、ユニファのメンバーが持つ「相手の想いを丁寧に受け止める優しさ」という最大の強みを活かし、能動的に仕掛けていける強いチームをさらに目指しています。
また、マネジメントにおいて特に心がけているのは、「成功体験が得られる機会の意図的な設計」と、「任せると決めたら口を出さずに見守る信じる心」です。
異業界から参画したメンバーにもさまざまな挑戦の場を整え、一度任せたらまずは見守るように努めています。事前に目指すべきゴールや判断基準をしっかり共有しておけば、個人の主体性と成功体験を育むことができると思うんです。
私自身、本部長としての役割は「自分がやる仕事を減らし、数年先の未来を描くこと」だと捉え、1週間の会議時間を約6割に抑えて集中思考の時間を生み出しています。
プライベートでも、妻と家庭の役割を柔軟に分担しながら、こどもたちのサッカーやラグビーの試合を応援に行ったり、一人でヨガに通ってマインドを整えたりと、家族との温かい時間や自分をリセットする時間を大切にしながら、日々全力で仕事に向き合っています。
こどもの記録を価値に変える新しいエコシステムと組織の理想
― 新しいお金の流れをつくる。持続可能なインフラへの挑戦
保育業界における本質的な構造課題は、「価値を受け取るこどもや保護者」と「対価を支払う行政・公金」が分かれている点にあります。少子化に伴い園児数が減少していく中で、保育施設のみを対象とした従来のモデルだけでは自ずと限界が来ます。だからこそ、単に現場を支援するにとどまらず、保育インフラを支える「お金の流れそのもの」を再設計することが、私たちが果たすべき真の役割だと考えています。
これまでは資本市場から調達した資金を現場へのサービスという価値に変えて届けてきましたが、これからは事業そのものから持続的な循環を生み出していくフェーズです。
保育現場に日々蓄積される大切なこどもの成長記録やデータを、ご家族にとって真に価値ある形へと還元し、その対価を現場施設へ還元していく新たな社会エコシステムを創り出していきたいと考えています。
私たちが向き合っているのは、少子化や人手不足という日本全体の大きな社会課題の縮図です。1〜2年で解決できる簡単な道のりではありませんが、この難題に根気強く、情熱を持って向き合い続けられる方とともに挑戦したいですね。
粘り強く情熱を注げる文化がユニファにはあります。温かく熱い仲間とともに、新しい社会のインフラを一緒に創っていきましょう。
ユニファでは、保育・子育てを取り巻く社会課題の解決に向けて、ともに挑戦し、事業を成長させていく仲間を募集しています。
「テクノロジー×保育・育児」の領域で新たな価値を創造し、社会に大きなインパクトを与えていきたい方や、ビジネス本部の取り組みに興味を持っていただいた方は、ぜひお気軽にご連絡ください!