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【モール型ECと自社ECの傾向と対策】

今回はプロモーション事業部の池住部長に今後のECの展望などを3週に渡りインタビューしてみようと思います。

Q:様々な業界でECの強化が急務な中、今後の展望や対策などのお話しを聞かせてください。

池住:物販のEC化率も年々高まっており、最近は非常にEC強化のご相談が多いですね。
先日も生活雑貨商社の方にご来社いただきEC事業の展望についてお話をお伺いしました。一通りのモール型ECで約10年ほど多彩な商品を展開し、ある程度の売上を構築してきているようですが、ここ数年は利益を含め伸び悩んでいる状況とのことで、果たしてモール型ECにだけに頼って良いのかを悩んでおられました。

確かにモール型は集客力は非常に高いのですが、最終的には価格競争に走りがちだと言われています。しかも、他社からも流通する仕入商品が中心となれば、その傾向はいっそう強まります。

今後の期待できる展開として、ブランディングを強めた自社ECを構築し、モール型と並走していくことをお話させていただきました。生活雑貨の自社EC販売においては、販売する商品を購入した後にユーザーが理想とするライフスタイルにどうリンクするか、
そのイメージ像が明確に伝わるサイト作りと商品MDにしていくことが重要です。多種多様なものを一斉に販売する役割はモール型に任せ、自社ECでは、最初からコンセプトとターゲットを定めて、
サイトデザインから商品MDまでを一貫して行い「価格ではない部分で消費者インサイトを刺激していく」こういったケースでは、モール型ECと自社ECを並走させていくことが全体の底上げに繋がります。

自社ECについてはターゲットを明確にして、ターゲットになる方々の心を掴むサイト構築が大切ということですね。

次回は自社ECを構築した後に、どう顧客誘引していくべきかも詳しくインタビューしていきたいと思います。

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