皆さん、こんにちは。皆川桜です。
今回は、土屋鞄製造所の新卒入社社員として、私の学生時代や就活についてお話します!
上智大学の経営学科に所属しており、「とことんやってみる」精神を大切に、勉強だけでなく学園祭実行委員の活動やアルバイトなど、興味を持ったことに全力で取り組んでいました。中でも、ホテルのブライダル部門でのアルバイトは、大学1年生からずっと続けていたこともあって思い入れが深いです。「お客様に期待以上の思い出を持って帰っていただくこと」を軸に、一瞬でも関わる方へ徹底したサービスを提供することを意識していました。誰かの笑顔のために心から一生懸命になれる、そんな仲間たちとの出会いも夢中で続けられた理由の1つです。
(学園祭実行委員の仲間と。中央が皆川。)
ビジネスで環境問題を解決したい
子どもの頃に見た「世界終末時計」をきっかけに環境問題に関心を持ち、ビジネスで課題解決をしたいと考えて大学に入学しました。受験生時代に聞いた「経営学は社会に価値を与えるもの」という教授の言葉に心を動かされたんです。
在学中は幼少期から興味のあったデザインにも熱中し、トートバッグブランドを立ち上げました。 就活終了後にはサステナビリティとデザインの勉強のためデンマークに留学をしていたのですが、その時にも学校に寄付されたゴムボートの廃材を使ってトートバッグをつくりました。誰も使わなかった素材で余ってしまっていたのですが、このまま廃棄されてしまうのはもったいないと思い、何か活用できないかと考えたんです。
(ゴムボートの廃材でつくったトートバッグ)
土屋鞄で実現したい思い
就活は大学3年生の夏頃からなんとなく始めましたが、ちゃんと動き出したのは4年生になる少し前からだと思います。受けたのは土屋鞄含め2社のみでした。今思うとかなりの賭けでしたが、最終的にご縁を頂くことができて良かったです。
土屋鞄を知ったのは、インターネットで偶然プレーンヌメシリーズを見つけた時、シンプルな美しさに惹かれてそのままどんなブランドなのかを調べたのがきっかけです。
そこから選考に進み内定を頂いた後、実は進路に悩んだ時期がありました。しかし、最終的に土屋鞄への入社を決めたのは、2つの理由からでした。
1つは、鞄という商材に様々な可能性が広がっていることを知ったからです。内定後にインターンをしていたのですが、その際にマッシュルームレザーの鞄やジェンダーレスなランドセルについて深く知る機会がありました。鞄を通して社会の未来をつくっていると感じ、その価値をもっと広く世の中に届けたいと思いました。また、自分が興味を持って取り組んでいた”サステイナビリティ×デザイン×ビジネス”というアプローチに、この会社でなら携わることが出来ると思ったんです。
もう1つは、悩んでいたときにたくさん向き合っていただいたことです。人事をはじめ、社員の人たちとお話しする機会をつくってもらうことができました。その中で土屋鞄が大切にしている”利他”を実感し、この会社で関わるすべての人のために頑張りたいと思いました。
(デンマーク留学中の創作活動の様子)
これからものづくりの仕事に関わる上で、手にする人に喜んでもらうこととサステナビリティの価値観を大切にしていきたいです。つくり手つかい手、そしてそれを受け継ぐ人など、関わる人すべてが喜びを感じられるような”良いもの”を届けられるように、お仕事していきたいです。
また、”つくる”という行為は世の中に様々なインパクトを生み出すと思います。今現在の環境ありきで築かれている社会に、何を、何のために生み出し、何をどう残していくのか…というところも意識していきたいです。