こんにちは!TRYJIN(トライジン)広報担当の岩田です。
今回は、トライジンで活躍する、現役大学生の武井くんにインタビューをしました!22歳ながらも学生起業を経験し、現在はビジネスアスリートカレッジの運営に携わる彼の、挑戦し続ける姿勢に迫ります。
目次
学生起業をするも解散…
起業家と経営者は違う?
これまで熱中して取り組んできた事、あなたはありますか?
人間の時間は金持ちでも貧乏人でも24時間しかない
学生起業をするも解散…
岩田:まずは自己紹介をお願いします!
武井:大学に在学しつつ、トライジンでビジネスアスリートカレッジの運営をしています!もともと学生起業をしていたこともあり、事業立ち上げや組織作りに興味があります。
岩田:学生起業、すごいね!どんなビジネスをしていたんですか?
武井:高校時代の友人と一緒に、学生向けのSNSを作る、WEBアプリ会社を立ち上げました!でも、代表との考えの違いがあって…
同時期にマネタイズとして動画編集のチームを運営していたんですね。そちらが波に乗り、完全にプツっと、SNSの起業からは手を放しました。
その後は抱えていた動画編集チームの賃金を確保するために一年半くらい個人事業主として活動していました。
でも何でしょう、本当に自分がやりたいことを考えた時に動画ではないなと思い、案件を全てこなした上で解散しました。
経営って、ただアイデアを形にするだけじゃなくて、人との関係性やチームマネジメントがとても重要なんだと実感しましたね。特に、メンバーとのビジョンの共有ができていないと、事業が前に進まないということを痛感しました。
今の気持ちとしては、がっつりビジネスで関わるのではなく、人を育てたり影響を与えたりする事をしたいなと思っています!
起業家と経営者は違う?
岩田:ビジネスアスリートカレッジって、どんな場所なんでしょう?
武井:「本気で成長したい学生のための学びの場」です。今の学生って、「何かしたいけど、何をすればいいかわからない」という人が多いんですよね。でも、起業でも就職でも、まずは自分の軸を持つことが大事。カレッジでは、経営者のリアルな話を聞いたり、実践的なプロジェクトに挑戦したりして、自分のやりたいことを見つけてもらう場を作っています。
僕がいる大学って、日本で二番目に起業家が多い大学なんですね。特にインキュベーション(新規事業の立ち上げをサポート・育成すること)に力を入れているんですけど、大人との接点を持つ事=採用担当が優秀な学生の目星をつける、みたいな構造になっているなと感じるのです。
正直言うと、起業家はたくさん生まれるかもしれないですが、経営者が生まれるかと言われると、僕はノーだと思ってて。
岩田:起業家と経営者って何が違うの?
武井:起業家はマネタイズができる仕組みを作る人です。経営者は自分の信念や成し遂げたいことがあって、それをビジネスを通して実現していくっていう人たちのことかな、と。
実は僕の家系が起業一家で。リーマンショック期がモロに直撃した世代なんですね。
起業家的にビジネスをやっていた方は早々に「割に合わない」と会社を潰していたことも聞いています。それはそれで、リスクヘッジ的にはいいと思うのです!一方で僕の両親は、ずっと会社をやり続けてもう25年になります。
そう考えた時に改めて、起業家と経営者の違いは責任感だと思ったんです。あと何と言っても、振り返ったときに経営者の後ろには人がついてきているんですよね。
僕自身がこうビジネスとか通してなりたい姿って何だろうって考えた時に、ただ周りに人がいるというよりかは人がついてきてくれるような人になりたいなって考えています。
支え、支えられながら一緒に頑張っていきたい。
そう考えると、僕がなりたい像は経営者なのかなと、そう思います。
これまで熱中して取り組んできた事、あなたはありますか?
岩田:なりたい像を叶えるために、トライジンではどんな事をやっていますか?
武井:共通の知人を通じて代表の榎森さんと出会い、「ビジネスアスリートクラブ」(以下、ビジアス)という経営者向けの学びの場に共感したことをきっかけに、今はビジアスに携わりながら、学生向けカレッジ(経営者志望の学生向けのコミュニティ)の生徒を募るために、学生とのやり取りも担当しています。学生と社会人の交流会にも顔を出してみたり。
岩田:カレッジの立ち上げにも尽力してくれているよね!武井くんがピンと来る学生さんって、どんな人たちなの?
武井:自分が何をしたいか言語化できていなくても良いです。重要なのは「これまで熱中して取り組んできたものがあるか?」だと思っています!
高校までは、正直決められたルールの中で活動しますよね?例えば、最初どこの部活に入るかだけ決めちゃえば、そこから先は自動的に練習を受けられるコンテンツがある。
その点で言うと大学生って、授業を履修する事以外は基本的に自由じゃないですか?その中で、一度でもやりたいことに触れているかがすごく大きなテーマだと思います。
カレッジでは、本当に自分がやりたいことってどういうことなの?っていうのを掘るためのコンテンツを考えることが重要だなと、個人的に思っています。そうやって、学生の視座を高めていきたいな、と。
消去法で自分の進路を決めちゃうことが一番もったいないですし、選択肢を広げて、自分の情報を増やすことが大事だと思います!
岩田:それを踏まえて、どんなカレッジにしたい?
武井:自分のやりたいことを見つけたりとか実現するためのきっかけにしてほしいと思います!それが就職にしろ、起業にしろ、出口は何でも良いんです。自分の人生に熱中するために、良いメンターを見つけて解像度を上げていきたいですね。
岩田:自分の深堀りが進んでいないまま就職しちゃって、キャリア迷子になる学生さん、多いもんね…!
人間の時間は金持ちでも貧乏人でも24時間しかない
岩田:武井くん、座右の銘ってある?
武井:僕の祖父の言葉なんですけど「人間の時間は金持ちでも貧乏人でも24時間しかない。だから人の三倍働け」です!
僕の祖父は小学校しか出ていなくて、14歳の時に、東京行きの片道列車のチケットだけ渡されたたしいんです。「これで働け」と。
工場やいろいろな所で働き、自分の会社を立て、業界でもトップを誇る会社になって。
その祖父の背中を見ていると、経営者って決してお金持ちではないんです。極端に言うと、自分の財布に10円しかなくても、社員を食べさせないといけません。
今の学生は、この人は大手企業で働いているから/この人は元々お金持ちだから、ビジネスが成功している。という幻想を抱えていることが多いです。しかし、そんな事はないです。
僕はこの部分をマインドセットしたいし、誰よりも働きたいと思っています!笑
岩田:そうだね、その考えが浸透しないと、日本の経済は停滞したままかもしれないね…
岩田:最後に!トライジンをひとことで表すと!
武井:挑戦し続ける会社、です!
トライジンでは、カレッジを一緒に立ち上げる学生インターンを募集中です。「何かに本気で挑戦したい」「成長したい!」という方は、ぜひ一度お話しましょう!