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人間の仕事がなくなっても、僕はプログラミングをしたい|CTO竹島にインタビュー!

こんにちは、TRYETINGの広報担当です。

11月10日は「平和と開発のための世界科学デー」です。今回はその日にちなんで、弊社のCTOに開発や社会課題についてインタビューを行いました!

「平和と開発のための世界科学デー」とは

「平和と発展のための世界科学デー」は、社会における科学の重要な役割と、新たな科学的課題に関する議論に広く一般の人々を巻き込む必要性を強調するため、毎年11月10日に祝われています。また、私たちの日常生活における科学の重要性と関連性を強調するものでもあります。

科学と社会をより密接に結びつけることで、市民が科学の発展について常に情報を得られるようにすることを目指します。加えて、地球に対する理解を深め、社会をより持続可能なものにする上で科学者が果たす役割を示します。

【参考】https://www.un.org/en/observances/world-science-day

今回は、普段製品開発を通してお客様の課題解決をしている弊社CTOの竹島に、現在の社会課題やそれに対するアプローチなどについてインタビューを行いました。

ー 竹島さんが現在捉えている社会課題について教えてください。

社会全体として、まだまだ自動化できる部分を自動化できていないということです。
「プログラムなどを使えば効率化できる」とわかっていても人手で続けざるを得ない場合や、効率化できることを知らずに人手で行っていたりする場合など、さまざまな理由から自動化がなされていないケースが現状多く見られます。とりわけ、これまで自身がアルバイトをしたり会社を経営したりしてきたなかで、後者の「効率化できることに気づいていない」というケースが多くありました。

今このように行われているインタビューを例にとってみれば、レコーディングをしながら議事録も同時並行で取っているじゃないですか。そこで、自動書き起こしのサービスやメモや議事録から音源を簡単に参照できるサービスを知っていれば、もっと簡単に記事に起こせるかもしれないですよね。

そういった「気づかない、知らない」という状況を改善できたらと思っています。

それが言わば僕が捉えている社会課題であり、それにアプローチし、解決できたらという思いで、僕はこの会社でプログラムを書いています。

ー そのような社会課題に対して、一般的にどのような解決方法が取れるでしょうか?そして、TRYEINGはどのような方法で解決を目指しているのでしょうか?

アプリやロボットなどさまざまな解決手法が考えられるかと思います。そのように数あるなかで、TRYETINGはAIを選びました。予測推論のAIです。

2000年代中頃、まだ今回のAIのブームが到来する前の段階で、僕はAIについて学ばないといけないという思いを抱いていました。今後の世の中の流れや、未来の人間や生物のあり方、今後AIが必ず台頭してくるだろうと考えていたからです。

そのような思いAIについて元々興味があったこと、加えて共同創業者の長江もAIについて学んでいたことから、AIを活用して課題解決を行えたらと思い、選択しました。

ー TRYETINGでは、それに向けてどのようなことに取り組んでいますか?加えて、今後どのようなことに取り組んでいきたいと考えていますか?

簡単に、手軽に、低コストで使えるAIを実現し、「効率化できる」ということに気がついていないお客様にアプローチすることです。大変嬉しいことに、現在UMWELTは大きな企業の皆様にも使っていただいていますが、広く中小企業の皆様にも使っていただけるよう一層改善を続けていきたいと考えています。

AIはどうしても複雑なものなので、どうしたら簡単に使っていただけるかを常に考えています。一方で、簡単にしすぎると今度はできることが減ってしまうので、そのバランスが重要です。加えて、それと同時にコストも下げられるよう工夫を……と考えるべきことは多岐にわたります。
汎用性を残しながら、もっと手軽に使っていただけるよう今後も取り組んでいけたらと思います。

ー TRYETINGが会社として目指す社会のあり方はどんなものですか?

様々な企業が使うシステムの裏側に、弊社の製品が入っていて、それによって企業や世の中のシステムが効率化できるようになればと考えています。

AIは、過去と比べて比較的身近になったと言える今ですらハードルが高いように感じられますが、とても複雑なことをしようということでなければ、そこまで難しすぎることもありません。

どんどんいろんな効率化に介入して、AIを利用できる企業が増えると良いなと思っています。人間じゃないとできないことはたくさんありますから、それに注力できるようになると良いですよね。

ー 竹島さん個人としては、社会がどのようになるといいとお考えですか?

効率化によって、子育てや人間関係など「対人間の何か」に対して人間がより時間を割く時間をとれるようになる社会になると良いなと個人的に考えています。もっと言えば、「人間がコストをかけたいところ」にコストをかけられるような社会になればと思います。

ただ、そのような社会になって、もし人間から仕事がなくなっても、僕はプログラミングをしているんじゃないかなと思います(笑)。仕事でなくてもプログラムを書きたいし、僕はそこにコストをかけたいと思いますね。

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