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画面の前のひとは本人なのか?〜オンライン取引・手続き、リモートワークの増加によって 「本人性の担保」はどの企業にとっても解決するべき課題になった〜 TRUSTDOCK CEO千葉孝浩ショートインタビュー

本日は「増加するオンライン取引・手続き、リモートワークが与えるTRUSTDOCKへの影響」に関するCEOの千葉孝浩の考察をショートインタビューでお届けします。TRUSTDOCKの周りのフィンテックやレグテックスタートアップでも「これからの経営・働き方」が盛んに議論されています。

端的に申し上げれば「本人性の担保」が、どの企業にとっても解決必須の課題になると考えています。

「増加するオンライン取引・手続き、リモートワーク」がひとつのスタートアップに与える影響と考察を通じて、いかに機会を生かせるのかをを分析する一助となれば幸いです。

              株式会社TRUSTDOCK CEO 千葉孝浩

オンライン取引・手続き、リモートワークは新しい課題を生む。そのIDが「本当に本人なのか」は確認できていない

――TRUSTDOCKはリモートワークを2018年から進めていたので働き方にマイナスの影響はなさそうですが、事業における影響はどう見ていますか?

千葉:既に不可逆であった流れが加速しましたよね。具体的にはオンラインや非対面での取引・手続き・業務・トランザクションは、増加する一方でしょう。

そこで私たち本人確認サービスを提供する事業者に、より一層強く問われることがあります。それは「リモートワークの画面の向こう側の人は、本当に社員本人なのか」です。

――オンライン取引・手続き、リモートワークがさらに増加すると、ますます本人確認の正確さが問われるということでしょうか?

千葉:その通りです。いまは会社の機密情報をチャット枠に警戒することなく書き込み、閲覧されることもあるかと思います。でも、閲覧しているひとが誰かを確認していないし、確認する手段がありません。「本当に読まれて大丈夫な人」、つまり取引先や社員が閲覧しているとは限らないのが現状のオンライン取引・手続きやリモートワークです。

――確かにSlackやチャットワークでやり取りをするときに、ID名とアイコン写真だけで「実際の取引先だろう」、「社員本人だろう」と警戒せずに判断しています。

千葉:ビジネスの現場でもIDのKYC問題が可視化される話が増えるでしょう。特に個人情報を扱っている会社などは、「リモートワークをしている社員は本人なのか」問題は敏感になってくるはずです。

「本人性の担保」はどの業界でも解決すべき課題になりつつある

――TRUSTDOCKとしては「リモートワークをしている社員は本人なのか」問題が出てくる、つまり需要が高まっているとも捉えられますか?

千葉:実際にこの件についてご相談をいただくことが増えました。例えば業務ツールへのログイン(認証)と同時に、裏側でその人の「本人性の担保」も行うスキーム等、IDのKYC問題はいずれ可視化されると考えています。ただ、今この瞬間に最適なサービスはご提案できていないんですよ。何をどうすべきかは見えていますが、世間の皆様にはお待たせしてしまって大変申し訳ないなと思っています。お客様が困っていることがあり、私たちには解決する道筋が見えているのにお答えできず、歯がゆいですね。

――早く体制を整えたいですね。

千葉:同感です。こういう時に社会全体でKYC情報を流通されるために、例えば、OpenID FoundationのKYCWGでも、KYC情報の規格化や標準化に取り組んできました。
ここはまさに「自ら機会をつくり出す思考」をしています。今は誰もがオンラインでの業務・手続き・取引をするシーンを実体験する機会が急激に増えています。この状況自体は社会からの急な要請ということもあり喜ばしいことではありません。でも、TRUSTDOCKが取り組んでいるイシューである「本人性の担保」が、社会で議論する必要のある課題であると認知されるきっかけとも考えられます。

――「本人性の担保をどうするか」の問題は、ビジネスの現場以外でも発生しますか?

千葉:医療、教育の現場でも「本人性の担保」が身近な課題になるはずです。これまでひととひとが直接会うことで無意識に実現できていた「本人性の担保」を、非対面・オンライン上ではいかに実現できるのか。いまここにある社会問題と言えるでしょう。

――例えば医療の現場でオンライン診療をするときに、「画面の向こうの人物は本当に担当医なのか」ですね。教育の現場であれば「生徒は本当に出席しているのか」が課題として浮き彫りになりそうです。

千葉:そう考えると、対面は便利ですよね。無意識に、身元確認と複数の当人確認が同時に行えるので、「この人は本人である」ということを、ツールが無くても担保しやすい環境です。でも、オンラインの世界では、「身元確認」をどうするかという問題に、様々な粒度のソリューションを提供できるようにTRUSTDOCKは精進してまいります。

編集後記

TRUSTDOCKは「身元確認」についての情報を集めていることもあり、今後も「本人性の担保」の問題について発信してまいります。

このピンチを回避するサービスや仕組みを整えることができれば、オンライン取引・手続きとリモートワークの増加をチャンスに変えられるはずです。

安心・安全のビジネス現場をつくっていきましょう。

【CEO千葉のインタビューはこちら】

◆「おサイフに身分証がいらない、デジタルアイデンティティの世界」をテクノロジーの力で実現する~株式会社TRUSTDOCK・CEO千葉が描く未来~(前編/事業領域編)
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/169473?source=related_posts

◆「おサイフに身分証がいらない、デジタルアイデンティティの世界」をテクノロジーの力で実現する~株式会社TRUSTDOCK・CEO千葉が描く未来~(後編/人・組織・採用編)
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【TRUSTDOCKのメンバーインタビューはこちら】

◆チームで決めて、納得感のあるプロダクトを作る~TRUSTDOCKのチーム文化~
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◆出会った瞬間、衝撃が走ったKYCサービス、TRUSTDOCKの未来に惚れた。~大手金融、ベンチャーを経て私がTRUSTDOCKに入社した理由~
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◆「TRUSTDOCKを社会インフラにしたい」~新CTO・荘野が語るプロダクトファーストへの思い~
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/182837

◆TRUSTDOCKはプロダクトファーストな考えが根付く少数精鋭チーム~女性エンジニアから見た社内は「プロダクトの成長」に時間を割いていた~
https://www.wantedly.com/companies/trustdock/post_articles/171710

◆TRUSTDOCKは世界スタートアップだ「本人確認」という世界の社会問題の解決を目指している
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