2025年2月に、データビジネスストラテジストとしてTRUSTARTに入社したWです。
今回は、私がなぜTRUSTARTに入社を決めたのかを書いてみようと思います。TRUSTARTにご興味のある方、転職を迷われている方のお役に立つことができれば嬉しいです!
ちなみに、データビジネスストラテジストとは…
事業戦略に基づいてデータの活用戦略を立案・推進し、現場部門とデータサイエンティストをつなぐ役割を担う人材。ビジネスやマネジメントのスキルを活かしてデータ分析の成果をビジネス価値に転換させ、顧客価値の拡大や新たなビジネスの創出を主導します。
シンガポールからの帰国、そしてTRUSTARTとの出会い
大学を卒業した後、不動産系の資産運用会社で2年間勤務。その後、学生時代に留学していたシンガポールに渡り、約11年間、3つのヘッジファンドでポートフォリオマネージャーとして経験を積みました。当初はミドル・バックオフィス業務を担当しながら、ポートフォリオマネジャーを目指してトレーニングを積みました。その後は、ポートフォリオマネージャーとして日本株の運用業務に8年間携わりました。 いつかは日本へ戻ろうと考えていたため、ちょうど良いタイミングで帰国。1年ほどゆっくり過ごし、旅行を楽しんだ後、就職活動を開始しました。当初はアセットマネジメント会社などの金融業界を中心に探していましたが、金融以外の仕事にも挑戦したいという思いが強くなり、スタートアップ企業に興味を持つようになりました。
入社の決め手
いくつかの会社を比較検討した結果、TRUSTARTと出会い、2025年2月に入社しました。入社の決め手となったのは、いわゆる「大人スタートアップ」という雰囲気があったこと。加えて、TRUSTARTのビジネスモデルに将来性を感じたことでした。 経営陣である大江や荒木がほぼ同世代ということもあり、彼らが持つ勢いと同時に、地に足のついた堅実な経営姿勢を感じたことが、入社を決意する大きな要因になったのかもしれません。この選択は、まさに私のキャリアにおける新たな一歩へと繋がりました。
入社から半年、見えてきた課題と今後の展望
現在は、データサイエンス室と経営管理部を兼任し、営業やマーケティング、経営の意思決定にデータ活用を推進するため、社内の体制作りに取り組んでいます。実は入社した頃のTRUSTARTは、「データドリブン」な組織とは言い難い状況でもありました。各部署で必要なデータを見える化し、活用できる土台を作ってきました。 その結果、各部署でデータを可視化する土台はできたと実感しています。ただ、データ活用の度合いには個人差があるため、そこをもっと仕組み化していくのが今後の課題ですね。でも、スタートラインには立てたのかなと。 今後は、営業メンバーごとに個別のダッシュボードを用意するなど、もう少し踏み込んだ施策も検討していて、全員が同じ情報を見て、同じ言語で戦略を立てたりディスカッションできる状態も目指します。
これからのミッション
今後、私が成し遂げたいことは大きく二つあります。
・「データ活用を事業の柱とする会社」として、お客様に自信を持って提案できる体制を築くこと
TRUSTARTは「不動産データの会社」としてサービスを提供している以上、自社が率先してデータを活用する姿勢を見せる必要があります。お客様に自信を持って「私たちはデータを使っています」と言えるような体制を整えていきたいです。
・経営の意思決定を支えるデータの整備
上場を視野に入れている中で、今後はビジネス現場のデータだけでなく、経営層の意思決定に直結するデータの整備が不可欠になります。この点は、経営管理部のほかのメンバーとも連携しながら進めていきたいと考えています。
TRUSTARTへの転職を検討されている方へ
TRUSTARTには、まだまだ整えられていない部分も多く、正直なところ「カオス」な環境かもしれません。でも、その状況を楽しめる方、そして自分の役割を固定されずに柔軟に動きたい方にはぴったりの場所だと思います。 今後、会社の成長とともに、データ活用やAI分野での活躍の場はどんどん広がっていきます。そんな未知の領域にワクワクしながら飛び込める、チャレンジ精神旺盛な方にぜひ仲間になってほしいですね。