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”Trustで働く魅力的な社員を知る”社員紹介企画 !
今回はITコンサルティング事業部で活躍している山口 祐生(やまぐち ゆうき)さんをご紹介します!
化学の世界からITの最前線へ
−IT業界やコンサルティング業界に興味を持ったきっかけや、これまでのキャリアを教えてください。
私は大学では工学部の化学科を専攻し、研究室では高分子という巨大な分子の構造や物性を解明する研究をしていました。社会人2年目のある日、大学時代の教授から突然「論文を出したいのだけれど、山口君の研究成果を掲載してもいいか?」という電話を受けたことがありました。大学での研究が決して無駄ではなく、少しでも世の中に貢献できているのだと実感できた貴重な経験だったので今でも鮮明に覚えています。
研究の過程で、高分子の運動量を計算するソフトを使ったり、研究結果をまとめるためにMicrosoft製品を活用したりと、ITに触れる機会が多くありました。この経験がきっかけとなり、IT業界やコンサルティング業界に興味を持つようになりました。
卒業後、最初のコンサルティングファームではシステム開発を行う部署に配属され、開発の基礎を学びました。その後、さらにITの知識を深めるため大手ITコンサルティングファームに転職し、いくつかのプロジェクトを経験した後、培った経験を活かすべく、大手コンサルティングファームに移り、ITコンサルタントとして活動してきました。
「真の価値提供」と「楽しむ姿勢」が最大の魅力
−Trustへの入社の決め手は何だったのでしょうか。
いくつかありますが、特に印象的だったのは「サービス・提供価値の考え方」と「本気で楽しむ姿勢」の2点です。
1点目については、現在のコンサル業界は人材不足の影響もあり、以前では考えられなかったような提案がプロジェクトの難易度や提供品質を問わず通ってしまうことが見受けられました。前職でも、クライアントへの提案時に「本当にこれが最善のサービスなのか?」と迷うことがありました。そんな中Trustと出会い、提供価値の考え方に強く惹かれました。 Trustはこの問題に真正面から向き合い、サービスと提供価値の適正化を実現しています。さらに、アイデアや工夫を持ち寄り、より良いものを追求する文化が根付いている点も魅力的でした。
2点目ですが、私は常に「楽しむことこそが人生を豊かにし、クライアントへの価値を最大化する」と考えています。そのため、Trustのメンバーも同じような想いを持っていると感じた時、とても共感しました。 入社前の会話でもその雰囲気を感じ取ることができましたし、入社後もそれは変わりません。例えば、岡田さん(代表)は全社定例の最後の締めの言葉で「人生は1度。楽しく成し遂げましょう。」と伝えていたり、湯山さん(副社長COO)とは「どうすれば楽しくなるか」を前提に会話をしたりしています。 また、良いと思ったら即実行する文化があり、それゆえスピード感が求められる場面もありますが、それこそが「本気で楽しんでいる証拠」だと感じています。
難易度の高いPMも、次世代コンサルタントの育成も担う
−現在どのようなプロジェクトや業務に携わっているのでしょうか。
主に市場領域を中心としたプロジェクトに携わっており、現在は為替取引システムの更改のプロジェクトリーダーとして業務を行っています。このプロジェクトでは、パッケージToパッケージへのシステム・業務移行や、外部サービス・決済系システムを含めた為替取引関連システムの改修など、多岐にわたる対応が求められます。また、関係者が多いため、マネジメント面も含めて難易度の高いプロジェクトとなっています。
Trustでは、各スコープの要所に適切な人員を配置する形で体制を整えています。チームとして緊密に連携しながら、各メンバーがクライアントの隣で実作業を支援し、円滑なプロジェクト推進に努めています。
プロジェクト以外では次世代のITコンサルタントを育成するために、社内の育成制度の整備や勉強会の開催に携わっています。また、ITコンサルティング事業部の採用面接も担当しており、コーポレート業務にも幅広く関わっています。
クライアントの成長に寄り添う、コンサルタントとしての誇り
−業務を通してやりがいを感じる瞬間を教えて下さい。
意図した通りに物事が進んでいるときです。クライアントと伴走しながらプロジェクトを進めていると、自分が思った以上に周囲の状況が見えなくなっていることがあります。そのため、時には一歩引いて自分やプロジェクト全体を冷静に見つめるようにしています。すると、新たな気づきや仮説が生まれることがあり、それをもとに提案を行い、プロジェクトの円滑化が図れた時には充実感や達成感を得られます。
クライアントにはそれぞれの考え方や動き方があるため、必ずしも全てが思い通りに進むわけではありません。しかし、コンサルタントとして重要なのは、クライアントよりもクライアントのことを深く考え続けることだと思っています。それこそが提供価値を高める鍵であり、コンサルティング業務の醍醐味だと感じています。
Trustには、他のファームにはない強力な武器があります。例えば、AIプロダクトや事務局で培ったノウハウなどです。これらを活用することで多角的な視点からクライアントを支援し、その成長に貢献できる点は大きなやりがいに繋がっています。
−入社前と入社後で感じたギャップはありますか
特に大きなギャップは感じていません。Trustならではの「自分の意見が反映されやすい環境」と「チーム全員が積極的にアイデアを出し合う文化」は、入社前に期待していた通りで今も変わらず実感しています。
良い意味でのギャップでいうと、当時創業間もないTrustに入社してすぐに、大規模なプロジェクトに関わることができた点です。挑戦的な環境の中で成長の機会を多く与えられていると感じています。
−Trust創業当時からすでに大規模なプロジェクトに関わっていたという点、驚きました!それだけチャレンジングな環境が整っているということですね。
福利厚生が仕事のモチベーション維持にもつながる
−Trustには自己研鑽手当やスポーツ手当など、ユニークな福利厚生が充実していますが何か活用されていますか?
金融やIT関連で気になる書籍があれば、自己研鑽手当を活用して積極的に購入し、知識の向上を図っています。また、健康促進のためのスポーツ手当も非常に魅力的で、定期的にフットサルを開催し、コミュニケーションの活性化と心身のリフレッシュを兼ねています。Trustの福利厚生は、仕事だけでなくプライベートの充実にもつながるため、仕事のモチベーション維持にも大いに役立っています。学びの機会が増え、健康面も維持・向上することで、より生産的な日々を送ることができていると感じています。
−福利厚生を上手に活用し、仕事のモチベーションや生産性向上に繋げている点はとても理想的です。フットサルのような活動はメンバー同士の絆も深められて良いですね!
業界の常識を打破し、革新を生み出す未来への挑戦
−最後に今後の目標を教えて下さい!
目指すのは「金融業界のレガシー脱却」と「コンサル業界の常識の打破」です。業界に根付いた古い慣習や非効率な構造を改善し、より価値のあるサービスを提供できる環境を作ることを目指しています。
最新技術を活用しながら、常に「クライアントにとっての最善は何か」を追求し続け、Trust全体で良いサービスを提供し続けることを大切にし、継続的な改善と挑戦を続けていきたいと考えています。
−常に改善を追求し続けるその姿勢が、業界の変革を牽引する原動力になると思います。
山口さん、本日はありがとうございました。
今後もTrustの魅力的な社員へインタビューをしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします!